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撮像素子にDRAMを一体化という技術自体は、コンデジ向けの1型センサーでは2015年に発売されたRX100 IVなどで実用化済 [www.sony.jp]ですね。それまでは、裏面照射型で「撮像素子と信号処理系を積層」してたレベルだったのに対し、「DRAMまで積層化した3層構造」なのが今回新しいところで、そのおかげで小型化してスマホ向けに降りてきそうって感じでしょうか。
1000fpsはどーでもいいですが、この動作原理だとローリングシャッター現象は無くなるので、その点でかなり期待。今時のスマホって、画素数などのカタログスペックだけならコンデジと遜色ないですし、制止画撮影なら確かにきれいなんですけど、動画撮影するとダメダメなんですよね。ローリングシャッターでゆがみまくり。動体を撮影したりカメラを振り回すような撮り方をしたムービーを見ると酔いそうになります。あれで満足できるのが信じられません。
はずかしながらローリングシャッターという言葉を初めて聞いたそういう名前がついてたんだ....#グニャグニャ現象だと思ってた
デジカメ界隈では「コンニャク(現象)」とも呼んでますね。
最近ではコンデジに限らず、一眼やミラーレス一眼でも、動画モードや静音モード(メカシャッターの音が気になるような静かなところとかね)、或いはメカシャッター以上の高速シャッターを切る場合などで電子シャッターを良く使うようになってきているので、グローバルシャッターも含めて、こういう技術革新は非常にありがたいものですね。
ちなみに今高速なメカシャッターとして一般的なフォーカルプレーンシャッターも幕の速度より高速なシャッタースピードだと、原理的には同じ理屈で動体が歪みます。
フォーカルプレーンシャッターって基本的にX速度が上限で、それ以上の露光はそのシャッター速度相当の隙間を移動させている。って奴は意外と一眼レフ絶対教徒には理解されていないんだよな。んで中判のレンズシャッター機を悪しざまに言ったりする。
え…理解してないとストロボとか使えないんだがそんなやついるのか?私が大昔に使ってた一眼レフはストロボ同期できるのは1/125秒までだったな。今はもちょっとマシ?
> え…理解してないとストロボとか使えないんだがそんなやついるのか?
今時の人は露出オートオンリーで使ってるでしょうし、ストロボオン時はシャッター速度上限が自動で下がるので、そのあたりの原理を理解してなくても問題ない、といった場合が多そうです。
> 私が大昔に使ってた一眼レフはストロボ同期できるのは1/125秒までだったな。> 今はもちょっとマシ?
私が30年ちょっと前に買ったハイエンド銀塩一眼でX=1/250でした。当時、X接点のフラッシュ同調速度は、シャッターが横走りだと1/60、縦走りだと1/125が一般的で、主流が縦走りに移りつつあり、ハイエンドで1/250可能な機種が出てき始めてたとかそんな時代だったかなぁ。
で、今はハイエンド(35mmフルサイズ)が1/250で、ローエンド(APS-Cサイズ)が1/160とか1/200とかいった感じですかね。デジタル制御で2のべき乗にこだわる必要がなくなったせいか数値がすごく中途半端ですが、APS-Cサイズは35mmフルサイズより小さい分ちょっと速くなってるのかなって感じで、技術的には30年前から全然進化してなさそう。
今はハイスピードシンクロが一般的になってるので、ストロボを使う場合もシャッタースピードを気にすることは少ないのかも。
デジタル制御で2のべき乗にこだわる必要がなくなったせいか数値がすごく中途半端ですが、
デジタル制御とX接点のシャッタースピードには直接の関係はないですよ。物理的にどれだけ高速にシャッター羽根を移動させられるかの問題です。完全機械制御シャッターのNikon FM2のX接点速度が1/200sec、その後継機のNew FM2のX接点速度が1/250secなのは羽根の強度と形状を工夫して速度を上げられたからですし。さらにそれより以前のNikon F2だってX接点1/80と2のべき乗からは外れた速度です。で、これらのカメラはすべてマニュアル露出機能しかないフルメカニカル機種ですが、どこにデジタル制御の入る余地があるのでしょうねぇ。
普段はあんまり意識しないけど起こりますよね。高速シャッターで飛行機のプロペラを撮ると分かりやすい。 [warbirdsre...egroup.org]時代的にはX=1/60sぐらいでしょうか。
同じく初めてこの現象を知った。
もちろん、DRAM挟んだ素子にするような根本対策もいいけど、インターレースで素子から読みだして、ソフトウェア的に補正することでも、低コストでできそうな気がした。要は低解像度の高速シャッター連続写真から、高解像度の一枚絵を推測するような感じで。
> 要は低解像度の高速シャッター連続写真から、高解像度の一枚絵を推測するような感じで。
原理的には可能でしょうがそれは推測した画像でしかありません
本当に高解像度な画像が必要な分野、例えば高フレームレートの動画を取るビデオカメラではそもそもCMOSみたいな安価な素子は使わずCCDみたいな素子でグローバルシャッターの製品をつかいます
今回CMOS+DRAMの素子もCMOSをCCD化したような技術の一つです
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
ローリングシャッター撲滅希望 (スコア:4, 参考になる)
撮像素子にDRAMを一体化という技術自体は、コンデジ向けの1型センサーでは2015年に発売されたRX100 IVなどで実用化済 [www.sony.jp]ですね。
それまでは、裏面照射型で「撮像素子と信号処理系を積層」してたレベルだったのに対し、「DRAMまで積層化した3層構造」なのが今回新しいところで、そのおかげで小型化してスマホ向けに降りてきそうって感じでしょうか。
1000fpsはどーでもいいですが、この動作原理だとローリングシャッター現象は無くなるので、その点でかなり期待。
今時のスマホって、画素数などのカタログスペックだけならコンデジと遜色ないですし、制止画撮影なら確かにきれいなんですけど、動画撮影するとダメダメなんですよね。ローリングシャッターでゆがみまくり。動体を撮影したりカメラを振り回すような撮り方をしたムービーを見ると酔いそうになります。あれで満足できるのが信じられません。
Re:ローリングシャッター撲滅希望 (スコア:0)
はずかしながらローリングシャッターという言葉を初めて聞いた
そういう名前がついてたんだ....
#グニャグニャ現象だと思ってた
Re: (スコア:0)
デジカメ界隈では「コンニャク(現象)」とも呼んでますね。
最近ではコンデジに限らず、一眼やミラーレス一眼でも、動画モードや静音モード(メカシャッターの音が気になるような静かなところとかね)、
或いはメカシャッター以上の高速シャッターを切る場合などで電子シャッターを良く使うようになってきているので、
グローバルシャッターも含めて、こういう技術革新は非常にありがたいものですね。
Re: (スコア:0)
ちなみに今高速なメカシャッターとして一般的なフォーカルプレーンシャッターも
幕の速度より高速なシャッタースピードだと、原理的には同じ理屈で動体が歪みます。
Re: (スコア:0)
フォーカルプレーンシャッターって基本的にX速度が上限で、
それ以上の露光はそのシャッター速度相当の隙間を移動させている。
って奴は意外と一眼レフ絶対教徒には理解されていないんだよな。
んで中判のレンズシャッター機を悪しざまに言ったりする。
Re: (スコア:0)
え…理解してないとストロボとか使えないんだがそんなやついるのか?
私が大昔に使ってた一眼レフはストロボ同期できるのは1/125秒までだったな。
今はもちょっとマシ?
Re:ローリングシャッター撲滅希望 (スコア:1)
> え…理解してないとストロボとか使えないんだがそんなやついるのか?
今時の人は露出オートオンリーで使ってるでしょうし、ストロボオン時はシャッター速度上限が自動で下がるので、
そのあたりの原理を理解してなくても問題ない、といった場合が多そうです。
> 私が大昔に使ってた一眼レフはストロボ同期できるのは1/125秒までだったな。
> 今はもちょっとマシ?
私が30年ちょっと前に買ったハイエンド銀塩一眼でX=1/250でした。
当時、X接点のフラッシュ同調速度は、シャッターが横走りだと1/60、縦走りだと1/125が一般的で、
主流が縦走りに移りつつあり、ハイエンドで1/250可能な機種が出てき始めてたとかそんな時代だったかなぁ。
で、今はハイエンド(35mmフルサイズ)が1/250で、ローエンド(APS-Cサイズ)が1/160とか1/200とかいった感じですかね。
デジタル制御で2のべき乗にこだわる必要がなくなったせいか数値がすごく中途半端ですが、
APS-Cサイズは35mmフルサイズより小さい分ちょっと速くなってるのかなって感じで、技術的には30年前から全然進化してなさそう。
Re: (スコア:0)
今はハイスピードシンクロが一般的になってるので、
ストロボを使う場合もシャッタースピードを気にすることは少ないのかも。
Re: (スコア:0)
デジタル制御で2のべき乗にこだわる必要がなくなったせいか数値がすごく中途半端ですが、
デジタル制御とX接点のシャッタースピードには直接の関係はないですよ。物理的にどれだけ高速にシャッター羽根を移動させられるかの問題です。
完全機械制御シャッターのNikon FM2のX接点速度が1/200sec、その後継機のNew FM2のX接点速度が1/250secなのは羽根の強度と形状を
工夫して速度を上げられたからですし。
さらにそれより以前のNikon F2だってX接点1/80と2のべき乗からは外れた速度です。
で、これらのカメラはすべてマニュアル露出機能しかないフルメカニカル機種ですが、どこにデジタル制御の入る余地があるのでしょうねぇ。
Re: (スコア:0)
普段はあんまり意識しないけど起こりますよね。
高速シャッターで飛行機のプロペラを撮ると分かりやすい。 [warbirdsre...egroup.org]
時代的にはX=1/60sぐらいでしょうか。
Re: (スコア:0)
同じく初めてこの現象を知った。
もちろん、DRAM挟んだ素子にするような根本対策もいいけど、インターレースで素子から読みだして、ソフトウェア的に補正することでも、低コストでできそうな気がした。
要は低解像度の高速シャッター連続写真から、高解像度の一枚絵を推測するような感じで。
Re: (スコア:0)
> 要は低解像度の高速シャッター連続写真から、高解像度の一枚絵を推測するような感じで。
原理的には可能でしょうが
それは推測した画像でしかありません
本当に高解像度な画像が必要な分野、例えば高フレームレートの動画を取るビデオカメラでは
そもそもCMOSみたいな安価な素子は使わず
CCDみたいな素子でグローバルシャッターの製品をつかいます
今回CMOS+DRAMの素子も
CMOSをCCD化したような技術の一つです