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自然界だと同位体比って地球上ではほぼ一定って習った覚えがあるんだけど、なんでこれで産地偽装が分かるんだ?と思ったけど、植物の生育環境とかで微妙に違いが出るのか。植物での同位体分別とやらが起きていて、同位体測定をすれば産地の違いが出るとかなんとか。同位体分別について | みんなのひろば | 日本植物生理学会 [jspp.org]生育環境で同位体比に差が出ても相当微量な話だろうけど、そんなとこまで分かるようになってるのか。
米の産地判別については以下の論文があった。生元素安定同位体比解析によるコシヒカリの産地判別の可能性 [jst.go.jp]
「産地判別の為の統計解析法(判別分析)の解析」 [isotope.sc]
植物や動物の組織を構成する元素である炭素や窒素、酸素には、同じ元素でありながら、わずかながら重さ(質量)の違うものが存在します。 これを「同位体」と言います。 右の図は、日本の地域別の水を構成する重い酸素と軽い酸素の割合・・「酸素安定同位体比」を示したものです。 一口に水といっても全国で軽い水と重い水の割合が地域毎に異なる事を示しています。 そして、酸素以外でも、植物や動物の組織に取り込まれた炭素や窒素もさまざまな要因で軽いものと重いものの割合が地域により異なります。つまり、動物や植物は、育った地域の「同位体比」を組織中に指紋のように残しているのです。 そこで、植物や、動物の組織中の炭素、窒素、酸素の同位体比を調べれば、生育した地域が分かります。(中略)安定同位体比、つまり炭素、窒素、酸素の質量を高精度で測定する事で、どのような地域や環境で育ったか、生育の地域履歴がわかります。 この生育地で異なる安定同位体比を利用して、産地を判別する技術が、「安定同位体比による産地判別」です。
なお同位体研究所によれば、コメは「5粒混合並列及び10粒個別分析」で産地判定していて、同所は国内随一のコメの安定同位体比のデータベースを有していることがトップページに書いてあるけど。
基本的にこういう検査は生産者からの依頼で流通品を検査するものであって、外部から中国産の同位体比に似ているから中国産と主張するのなんだか因果関係が逆転している感じがするなぁ
あくまで統計的な判定だから、産地が日本でも中国産と判断されてる米は一定数あるし。国産の米と中国産の米の同位体比の分布をどれだけ偏り無く網羅しているのかはわからないよね。92.8%ってのも既存の統計モデルを使うとこの数字になるってだけで本当に有効数字3桁の精度があるわけじゃ全然ない
>基本的にこういう検査は生産者からの依頼で
同位体研究所によれば、最近はそれだけに留まらず、
全国規模での店頭買上調査は、「GOA産地認証」として同位体研究所グループ会社の株式会社ジオサートが提供しています。 この「産地認証プログラム」では、製造・集荷施設の実地調査と組み合わされて分析検査が実施されていますが、この度、モニタリング検査のみを独立して提供を受けたいという要請を受け、量販店、レストラン、製造メーカーなどを対象に、店頭製品買上検査による産地表示のモニタリングを開始するものです。
生産者から供給を受けている側の依頼で検査することもあるとのこと。今回はダイヤモンド社の依頼で、単一原料米が実は中国産をブレンドしたものという結果が出た以上、産地偽装疑惑の目が同社に向けられたのは仕方なかったのかもしれない。
また#3160318 [srad.jp]にも書いてあるけど、2008年に同社 [kyozan.co.jp]は「事故米が混入していたという認識が無いまま、このもち米を使用して製品を製造致しました」という発表を行っている。今回も「魚沼産」「志賀健さん」として販売したコメに関して、率先して流通経路の検証を行って疑惑を晴らしてもらいたいものだ。
# 福島県産コシヒカリファンなのでID
タイトルオンリー
志賀健さんはそのままでいいんですか
>>志賀健さんこのコメントにもhylomが混入していたようだ。
※産地偽装?
>自然界だと同位体比って地球上ではほぼ一定
それは平均すればって話でして
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
同位体比って一定じゃなかった? (スコア:2)
自然界だと同位体比って地球上ではほぼ一定って習った覚えがあるんだけど、なんでこれで産地偽装が分かるんだ?
と思ったけど、植物の生育環境とかで微妙に違いが出るのか。
植物での同位体分別とやらが起きていて、同位体測定をすれば産地の違いが出るとかなんとか。
同位体分別について | みんなのひろば | 日本植物生理学会 [jspp.org]
生育環境で同位体比に差が出ても相当微量な話だろうけど、そんなとこまで分かるようになってるのか。
米の産地判別については以下の論文があった。
生元素安定同位体比解析によるコシヒカリの産地判別の可能性 [jst.go.jp]
組織中の炭素、窒素、酸素の同位体比を細かく見ている (スコア:5, 参考になる)
「産地判別の為の統計解析法(判別分析)の解析」 [isotope.sc]
なお同位体研究所によれば、コメは「5粒混合並列及び10粒個別分析」で産地判定していて、同所は国内随一のコメの安定同位体比のデータベースを有していることがトップページに書いてあるけど。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:組織中の炭素、窒素、酸素の同位体比を細かく見ている (スコア:1)
基本的にこういう検査は生産者からの依頼で流通品を検査するものであって、
外部から中国産の同位体比に似ているから中国産と主張するのなんだか因果関係が逆転している感じがするなぁ
あくまで統計的な判定だから、産地が日本でも中国産と判断されてる米は一定数あるし。
国産の米と中国産の米の同位体比の分布をどれだけ偏り無く網羅しているのかはわからないよね。
92.8%ってのも既存の統計モデルを使うとこの数字になるってだけで本当に有効数字3桁の精度があるわけじゃ全然ない
店頭モニタリング検査(抜き取り検査)も2013年から始めている (スコア:2)
>基本的にこういう検査は生産者からの依頼で
同位体研究所によれば、最近はそれだけに留まらず、
生産者から供給を受けている側の依頼で検査することもあるとのこと。今回はダイヤモンド社の依頼で、単一原料米が実は中国産をブレンドしたものという結果が出た以上、産地偽装疑惑の目が同社に向けられたのは仕方なかったのかもしれない。
また#3160318 [srad.jp]にも書いてあるけど、2008年に同社 [kyozan.co.jp]は「事故米が混入していたという認識が無いまま、このもち米を使用して製品を製造致しました」という発表を行っている。今回も「魚沼産」「志賀健さん」として販売したコメに関して、率先して流通経路の検証を行って疑惑を晴らしてもらいたいものだ。
# 福島県産コシヒカリファンなのでID
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
同社とは、「京山(きょうざん)」のことね。 (スコア:1)
タイトルオンリー
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
志賀健さんはそのままでいいんですか
Re: (スコア:0)
>>志賀健さん
このコメントにもhylomが混入していたようだ。
※産地偽装?
Re: (スコア:0)
>自然界だと同位体比って地球上ではほぼ一定
それは平均すればって話でして