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旨く言いくるめて、軍の予算を使って好きな研究をやるというのも可能だろうが、もともと少ない日本の軍事費で、そもそもやったとしても、そんな大学が潤うほどの研究費出せるのか?
マル防関連の仕事をした人間なら身に沁みて知っていると思うけれど、防衛省だの防衛装備庁ってケチンボな事この上ない役所なのな。ケチ過ぎて装備を納入した企業から舐めんな金払えって訴訟(富士重工のAH-64J訴訟)起こされる位で。
そんな訳で国経由の防衛関連研究なんてどうせ雀の涙ほどの予算しか出ないよ。宮廷とプラスアルファの理工学の上位校だろう。
寧ろオレがちょっと危惧してるのは日本の大学が意識高く国からの防衛関連予算を受け入れず、結果海外の大学が応募してきてその国で派生する成果の特許を取られる事だね。もうそうなってくると微額とは言え国費の海外流出以外の何物でもないから。
防衛省だの防衛装備庁ってケチンボな事この上ない役所なのな。ケチ過ぎて装備を納入した企業から舐めんな金払えって訴訟(富士重工のAH-64J訴訟)起こされる位で。そんな訳で国経由の防衛関連研究なんてどうせ雀の涙ほどの予算しか出ないよ
同感。連中は
・国の仕事で確実に金が入るのだから薄利でいいはずだ、と言う前提・xx年てxxxx台調達なので、それで見積もれ(その数調達するとは言ってない)・x年後には製造歩留まり自然上昇をみなし自動的に価格を下げる契約が載る。(民間だったら下請法の類いに引っかかる可能性大)
とまあこんな感じ。それでもオーバーホールやメンテナンスなどのアフターマーケットが薄利ながらもそれなりに長期間安定している事と、外国から購入するときの技術移転などがあるため、儲からないが営利企業が手がけられるギリギリのラインは成立していた。
ところが最近は、国際共同開発という名目で、実態は外国の軍事開発に対する単なる資金提供というような案件が増加。結果国内は痩せ細り、大手重工業ですら採算が怪しいものが増えた上に、新規装備品もただ外国から買ってくるだけというものが増加中。僅かに製造分担というなの下請け部品製造があるが、防衛省側はこれを従来のライセンス生産による技術移転と同等だと主張して、割合を維持しているとしているが全くそんなわけもない。そうなると技術移転もなければ、アフターマーケットも期待できない。と言う訳で撤退する企業が多発、防衛省もこれに気づいて引き留めを図っているが、その引き留めの方法が予算を増やします、不利な条件を見直します、とかじゃ無くて、既にお前らと同じ機能を持つ会社が撤退済みだから、その上でお前らがいなくなったらニッポンの防衛が成り立たなくなる、と言った形の脅しであり、逃げ遅れ感満載でどこもうんざりしている。
最後、
日本の大学が意識高く国からの防衛関連予算を受け入れず、結果海外の大学が応募してきてその国で派生する成果の特許を取られる事だね。もうそうなってくると微額とは言え国費の海外流出以外の何物でもない
これかなり鋭いと思う。日本の大学の反応をあらかじめ予測していて、これも含めてそもそもアメリカなどの大学に直接金を流すための名目であっても驚かないわ。
それ考えたら、学界には好き勝手に研究して貰って、防大なり施設庁なりでその上澄みで使えそうな奴を拾ってやった方が無駄が省けて良さそうだ。問題は、その内容の判断を正しく出来るか、だろうけど。人員は必要に応じて出向して貰えば良いわけで。
先立つものが無いと研究もできんから、こういう話が出てくるんやないけ。
ああそういや軍事研究費を増やす代わりに教育機関への研究費を減らすとか言っていたな。じゃあそれを止めればいいんじゃない?
米国ではDARPAにだいぶお世話になった。日本ではそっち系の研究費が無いのが国際競争力低迷の主因だと思う。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
アメリカは軍事費がとんでもないので (スコア:0)
旨く言いくるめて、軍の予算を使って好きな研究をやるというのも可能だろうが、
もともと少ない日本の軍事費で、そもそもやったとしても、そんな大学が潤うほどの研究費出せるのか?
Re: (スコア:0)
マル防関連の仕事をした人間なら身に沁みて知っていると思うけれど、防衛省だの防衛装備庁ってケチンボな事この上ない役所なのな。ケチ過ぎて装備を納入した企業から舐めんな金払えって訴訟(富士重工のAH-64J訴訟)起こされる位で。
そんな訳で国経由の防衛関連研究なんてどうせ雀の涙ほどの予算しか出ないよ。宮廷とプラスアルファの理工学の上位校だろう。
寧ろオレがちょっと危惧してるのは日本の大学が意識高く国からの防衛関連予算を受け入れず、結果海外の大学が応募してきてその国で派生する成果の特許を取られる事だね。もうそうなってくると微額とは言え国費の海外流出以外の何物でもないから。
Re:アメリカは軍事費がとんでもないので (スコア:1)
防衛省だの防衛装備庁ってケチンボな事この上ない役所なのな。ケチ過ぎて装備を納入した企業から舐めんな金払えって訴訟(富士重工のAH-64J訴訟)起こされる位で。
そんな訳で国経由の防衛関連研究なんてどうせ雀の涙ほどの予算しか出ないよ
同感。連中は
・国の仕事で確実に金が入るのだから薄利でいいはずだ、と言う前提
・xx年てxxxx台調達なので、それで見積もれ(その数調達するとは言ってない)
・x年後には製造歩留まり自然上昇をみなし自動的に価格を下げる契約が載る。(民間だったら下請法の類いに引っかかる可能性大)
とまあこんな感じ。それでもオーバーホールやメンテナンスなどのアフターマーケットが薄利ながらもそれなりに長期間安定している事と、外国から購入するときの技術移転などがあるため、儲からないが営利企業が手がけられるギリギリのラインは成立していた。
ところが最近は、国際共同開発という名目で、実態は外国の軍事開発に対する単なる資金提供というような案件が増加。結果国内は痩せ細り、大手重工業ですら採算が怪しいものが増えた上に、新規装備品もただ外国から買ってくるだけというものが増加中。僅かに製造分担というなの下請け部品製造があるが、防衛省側はこれを従来のライセンス生産による技術移転と同等だと主張して、割合を維持しているとしているが全くそんなわけもない。
そうなると技術移転もなければ、アフターマーケットも期待できない。と言う訳で撤退する企業が多発、防衛省もこれに気づいて引き留めを図っているが、その引き留めの方法が予算を増やします、不利な条件を見直します、とかじゃ無くて、既にお前らと同じ機能を持つ会社が撤退済みだから、その上でお前らがいなくなったらニッポンの防衛が成り立たなくなる、と言った形の脅しであり、逃げ遅れ感満載でどこもうんざりしている。
最後、
日本の大学が意識高く国からの防衛関連予算を受け入れず、結果海外の大学が応募してきてその国で派生する成果の特許を取られる事だね。もうそうなってくると微額とは言え国費の海外流出以外の何物でもない
これかなり鋭いと思う。
日本の大学の反応をあらかじめ予測していて、これも含めてそもそもアメリカなどの大学に直接金を流すための名目であっても驚かないわ。
Re: (スコア:0)
それ考えたら、学界には好き勝手に研究して貰って、防大なり施設庁なりでその上澄みで使えそうな奴を拾ってやった方が無駄が省けて良さそうだ。
問題は、その内容の判断を正しく出来るか、だろうけど。
人員は必要に応じて出向して貰えば良いわけで。
Re: (スコア:0)
先立つものが無いと研究もできんから、こういう話が出てくるんやないけ。
Re: (スコア:0)
ああそういや軍事研究費を増やす代わりに教育機関への研究費を減らすとか言っていたな。
じゃあそれを止めればいいんじゃない?
Re: (スコア:0)
米国ではDARPAにだいぶお世話になった。日本ではそっち系の研究費が無いのが国際競争力低迷の主因だと思う。