アカウント名:
パスワード:
基本的に客との関係が一期一会になることの多い商売は一見さんをだまして金を騙し取ることにインセンティブが働いてしまうから、どこの国でも一定の規制を引いて悪質業者を排除する仕組みを導入している。それも参入障壁といえば参入障壁だが、一般的に言われる参入障壁とはだいぶ意味合いが異なる。
民泊にしろ、ライドシェアにしろ、シェアリングエコノミーが問題になるケースってのは悪質業者の参入を誘引するからであって、既存業者保護が原因と言うわけではない。Uberも米国でだってちょくちょく事件起こして問題になっているわけで、既存のタクシー営業の保護ってのはなんか違う気がするねぇ。
同意。そもそも、あらゆる参入障壁は何かを守るから存在するのであって、多くの場合は安全性とか未成熟な国内産業とかそれなりに納得できる譲れない一線を守っている。守っている物が何でもかんでも既得権益であり、参入障壁が低ければよいというのは、何でもかんでも昔ながらの方法が良く、既得権益を守らなくてはならないとの同程度の思考停止だな。
だから、今回のように既存タクシーの仕事が守れなくなるってのは、防御側としては戦略ミスなんじゃないか。
業界側の人間です。ライドシェア問題は、極端なハンデキャップマッチと感じます。運転者の登録制度や適性検査、日毎の点呼など運行管理業務の義務付け、運賃規制(公定幅)、事実上増車規制など、事業者は数多くの規制を遵守する事が義務づけられています。
その一方で、ライドシェアは、これらの規制が無い状態で運行でき、運賃も自由に設定できるのが現状です。ですので、ライドシェアを認めるならば、タクシーに課していた規制を撤廃するか、同様の規制をライドシェア側に義務付けなければフェアでは無いでしょう。
規制は、今となっては無意味なものも残されていますが、経緯を考えれば必要なモノが大多数です。前者が選択された場合、極端な場合「流しのタクシー拾ったら初乗り1万円」とか「事故に巻き込まれたら事業者は夜逃げ」「乗ったタクシーが明らかに飲酒運転」などが起きてもおかしくありません。
ライドシェアも旅客輸送事業の一形態とした上で、同じ規制上で競い合うなら業界側としても歓迎できるのではないでしょうか。実際、現行のリース制タクシー事業者って、規制の内側にいるライドシェア事業者ですしね。無駄な規制がなくなった上で、同一の条件で戦えるなら、生き残る自信があるタクシー事業者も多いと思いますよ。
業界の中から規制を無くせって声が出るなら、安全などの守ってるものに対する自覚がないってことだから、そんな無自覚な人たちがアンフェアな戦いに追いやられるのは、ある種、必然。
> 業界の中から規制を無くせって声が出るなら、安全などの守ってるものに対する自覚がないってことだから今ある規制は絶対必須な最低限のものである、という確信はどこから出てるんですかね?
あ、規制は「ある」化「ない」の2択であると考えてるのかな?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
なんのための参入障壁か (スコア:3, すばらしい洞察)
基本的に客との関係が一期一会になることの多い商売は一見さんをだまして金を騙し取ることにインセンティブが働いてしまうから、どこの国でも一定の規制を引いて悪質業者を排除する仕組みを導入している。それも参入障壁といえば参入障壁だが、一般的に言われる参入障壁とはだいぶ意味合いが異なる。
民泊にしろ、ライドシェアにしろ、シェアリングエコノミーが問題になるケースってのは悪質業者の参入を誘引するからであって、既存業者保護が原因と言うわけではない。
Uberも米国でだってちょくちょく事件起こして問題になっているわけで、既存のタクシー営業の保護ってのはなんか違う気がするねぇ。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
同意。
そもそも、あらゆる参入障壁は何かを守るから存在するのであって、多くの場合は
安全性とか未成熟な国内産業とかそれなりに納得できる譲れない一線を守っている。
守っている物が何でもかんでも既得権益であり、参入障壁が低ければよいというのは、
何でもかんでも昔ながらの方法が良く、既得権益を守らなくてはならないとの
同程度の思考停止だな。
だから、今回のように既存タクシーの仕事が守れなくなるってのは、防御側としては
戦略ミスなんじゃないか。
Re:なんのための参入障壁か (スコア:3, 参考になる)
業界側の人間です。
ライドシェア問題は、極端なハンデキャップマッチと感じます。
運転者の登録制度や適性検査、日毎の点呼など運行管理業務の義務付け、運賃規制(公定幅)、事実上増車規制など、事業者は数多くの規制を遵守する事が義務づけられています。
その一方で、ライドシェアは、これらの規制が無い状態で運行でき、運賃も自由に設定できるのが現状です。
ですので、ライドシェアを認めるならば、タクシーに課していた規制を撤廃するか、同様の規制をライドシェア側に義務付けなければフェアでは無いでしょう。
規制は、今となっては無意味なものも残されていますが、経緯を考えれば必要なモノが大多数です。
前者が選択された場合、極端な場合「流しのタクシー拾ったら初乗り1万円」とか「事故に巻き込まれたら事業者は夜逃げ」「乗ったタクシーが明らかに飲酒運転」などが起きてもおかしくありません。
ライドシェアも旅客輸送事業の一形態とした上で、同じ規制上で競い合うなら業界側としても歓迎できるのではないでしょうか。
実際、現行のリース制タクシー事業者って、規制の内側にいるライドシェア事業者ですしね。
無駄な規制がなくなった上で、同一の条件で戦えるなら、生き残る自信があるタクシー事業者も多いと思いますよ。
Re: (スコア:0)
業界の中から規制を無くせって声が出るなら、安全などの守ってるものに対する自覚がないってことだから、
そんな無自覚な人たちがアンフェアな戦いに追いやられるのは、ある種、必然。
Re:なんのための参入障壁か (スコア:1)
> 業界の中から規制を無くせって声が出るなら、安全などの守ってるものに対する自覚がないってことだから
今ある規制は絶対必須な最低限のものである、という確信はどこから出てるんですかね?
あ、規制は「ある」化「ない」の2択であると考えてるのかな?