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あまり持ってなかったけどどのくらいの人が思っているのかな?日本で売っているPC製品も台湾製、中国製が多くて日本の部品は少ないと言われてもごもっともと思ってしまった。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO17370580W7A600C1000000/ [nikkei.com]
実は幻想、iPhoneの「日本製部品頼み」iPhoneなどのアップル(Apple)製品には、日本企業の部材ばかりが使われている――。こうした認識を持っている日本人は少なくない。
しかし、これはもはや"神話"だ。確かにかつて、携帯音楽端末「iPod」では日本企業の部材の採用も目立ったが、今では台湾企業が強く、中国企業も躍進している。
日本企業はAppleに技術だけパクられてポイ捨てされたと一時期話題になってたと思うんだが
Appleという世界的な会社に部品を卸せて長期安定も夢じゃない! ↓安い単価だが無理してでも契約するか ↓技術的に問題がないか調べるために視察にもくるそうだ、どうか合格してくれ ↓無事に契約できた!!これで我が社の未来は安泰 ↓更新されるはずの契約の終了を伝えられた、こちらは何もミスしていないのに…
Appleに限らず基本的にサプライヤーへ訪問して生産ラインの監査は行いますよ機能部品の新規取引なら誰かが必ず一回は作ってる場所を見に行くってもんですよ
更新されるはずの契約の終了を伝えられた、こちらは何もミスしていないのに…
競合より不利な状態(価格だったり品質問題だったり)になっているのを知ってて挽回出来なかったのならまだしも、そうなってる事すら知りもしなかったというのはミスを通り越してバカですよねー
元コメが言いたかったのは,
3億台のapple「iPod」を支える世界一の磨き屋集団!新潟県燕市の「磨き屋シンジケート」 | ちいきごと [chiikigoto.com]
↓
アップルの「植民地支配」が日本にもたらしたもの | ライフハッカー[日本版] [lifehacker.jp]
あるいは島野製作所みたいな下請けからの技術転移だったのでは?
HIIロケットの部品やパラボラアンテナ作ってるへら絞り職人は真似られるものなら真似てください!ってどんどんやり方教えている。
そういうの見ていると視察で技術朴られたーとかいう話が悲しくなる。
それは二つの事を混同してるからですね。
金をかければ可能だが、少量多品種だから職人に頼んだ方が安い分野と大量に作る技術込みで開発して対応する分野
この二つを一緒にするのはやめた方がいいと思いますよ。
前者はほとんど残存者利益というレベル。業務拡大が可能なほど需要がない一方で、既存メーカーが十分に低コスト請け負っていて収益性が乏しくメリットがないので新規参入ないというだけの話です。つまり減価償却済みの設備や技術を使う事によ、安くすることで参入障壁を上げているだけ。だから技術を開示しても、経済的に割が合わないから参入が発生しません。一子相伝で職人芸が伝えられていきますが、それが途切れると別になりますし、もし価格が上がると新規参入圧力が高まるので上昇した途端破綻します。この手の話でよくある「機械化が難しい職人技」と言われていたものが、後継者がいなくなったり、需要が増えたりした途端あっさり機械化されて置き換えられた例はたくさんあります。
後者は需要が十分で利益が得られますから、新規参入圧力が非常に高いです。儲かるわけですから皆やりたがります。この時参入障壁を上げるには、ひたすら利益率を削って削って行う自爆テロのような方法以外には、技術や知的財産をきちんと管理して、他社に流出させないと言うことが有効です。そこに取引先などが、権力を利用して視察と称し技術を盗みに来られると非常に問題なわけです。
ただ本当に自社しかできないなら視察を拒否って強い立場で交渉ができるはずです。ところが視察以外にもいろいろな方法で情報は流出するので、Appleのように倫理を考えずにやり散らかす所に対しては防げないという話はあるほか、当初は前者の「職人技」であったために情報開示しても問題無かったものが、需要の増大で状況が変わってしまった所を気付かずに従来の感覚で開示→流出と言うこともあります。上で出ている燕三条の例はこれですね。
>それは二つの事を混同してるからですね。
あなたが混同しているようにしかみえない。
もう少し具体的に説明しよう。
>HIIロケットの部品やパラボラアンテナ作ってるへら絞り職人
は、参入するメリットがないから誰も参入しないだけの産業。大手が金をかければ技術を再現できるが、ロケットや特殊パラボラアンテナなどは量産するわけじゃないから、数も出ない。特殊な設備投資をしたらコストが上がってしまうので、たいした儲けにならない。だから参入されないに過ぎない。この状況なら、いくら技術を開示しても問題は無い。
これを自分たちの技術はすごいから参入できないんだぞー、と勘違いしている職人は多いが、彼らは「すごい技術力ですね!御社しかできませ
(#3234688)はへら絞り職人の言葉を例にしただけであってへら絞り職人と燕三条を比べるのは間違い。
例にしているが比べてないのに悲しくなるとはこれいかに?
(#3234688)はへら絞り職人の言葉を例にしただけであって
じゃ例えが不適切だ。その両者はそもそも比べるのが間違いというのが
#3234803 および #3234884 がきちんと判りやすく解説してくれてるのだが…
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
その幻想を持つ割合は? (スコア:2)
あまり持ってなかったけどどのくらいの人が思っているのかな?
日本で売っているPC製品も台湾製、中国製が多くて日本の部品は少ないと言われてもごもっともと思ってしまった。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO17370580W7A600C1000000/ [nikkei.com]
実は幻想、iPhoneの「日本製部品頼み」
iPhoneなどのアップル(Apple)製品には、日本企業の部材ばかりが使われている――。こうした認識を持っている日本人は少なくない。
しかし、これはもはや"神話"だ。確かにかつて、携帯音楽端末「iPod」では日本企業の部材の採用も目立ったが、今では台湾企業が強く、中国企業も躍進している。
Re: (スコア:0)
日本企業はAppleに技術だけパクられてポイ捨てされたと一時期話題になってたと思うんだが
部品メーカーの辿った道 (スコア:0)
Appleという世界的な会社に部品を卸せて長期安定も夢じゃない!
↓
安い単価だが無理してでも契約するか
↓
技術的に問題がないか調べるために視察にもくるそうだ、どうか合格してくれ
↓
無事に契約できた!!これで我が社の未来は安泰
↓
更新されるはずの契約の終了を伝えられた、こちらは何もミスしていないのに…
Re: (スコア:1)
Appleに限らず基本的にサプライヤーへ訪問して生産ラインの監査は行いますよ
機能部品の新規取引なら誰かが必ず一回は作ってる場所を見に行くってもんですよ
更新されるはずの契約の終了を伝えられた、こちらは何もミスしていないのに…
競合より不利な状態(価格だったり品質問題だったり)になっているのを知ってて挽回出来なかったのならまだしも、
そうなってる事すら知りもしなかったというのはミスを通り越してバカですよねー
Re: (スコア:0)
元コメが言いたかったのは,
3億台のapple「iPod」を支える世界一の磨き屋集団!新潟県燕市の「磨き屋シンジケート」 | ちいきごと [chiikigoto.com]
↓
アップルの「植民地支配」が日本にもたらしたもの | ライフハッカー[日本版] [lifehacker.jp]
あるいは島野製作所みたいな下請けからの技術転移だったのでは?
Re: (スコア:0)
HIIロケットの部品やパラボラアンテナ作ってるへら絞り職人は
真似られるものなら真似てください!ってどんどんやり方教えている。
そういうの見ていると視察で技術朴られたーとかいう話が悲しくなる。
Re:部品メーカーの辿った道 (スコア:1)
それは二つの事を混同してるからですね。
金をかければ可能だが、少量多品種だから職人に頼んだ方が安い分野と
大量に作る技術込みで開発して対応する分野
この二つを一緒にするのはやめた方がいいと思いますよ。
前者はほとんど残存者利益というレベル。
業務拡大が可能なほど需要がない一方で、既存メーカーが十分に低コスト請け負っていて収益性が乏しくメリットがないので新規参入ないというだけの話です。つまり減価償却済みの設備や技術を使う事によ、安くすることで参入障壁を上げているだけ。だから技術を開示しても、経済的に割が合わないから参入が発生しません。
一子相伝で職人芸が伝えられていきますが、それが途切れると別になりますし、もし価格が上がると新規参入圧力が高まるので上昇した途端破綻します。
この手の話でよくある「機械化が難しい職人技」と言われていたものが、後継者がいなくなったり、需要が増えたりした途端あっさり機械化されて置き換えられた例はたくさんあります。
後者は需要が十分で利益が得られますから、新規参入圧力が非常に高いです。儲かるわけですから皆やりたがります。この時参入障壁を上げるには、ひたすら利益率を削って削って行う自爆テロのような方法以外には、技術や知的財産をきちんと管理して、他社に流出させないと言うことが有効です。
そこに取引先などが、権力を利用して視察と称し技術を盗みに来られると非常に問題なわけです。
ただ本当に自社しかできないなら視察を拒否って強い立場で交渉ができるはずです。
ところが視察以外にもいろいろな方法で情報は流出するので、Appleのように倫理を考えずにやり散らかす所に対しては防げないという話はあるほか、当初は前者の「職人技」であったために情報開示しても問題無かったものが、需要の増大で状況が変わってしまった所を気付かずに従来の感覚で開示→流出と言うこともあります。
上で出ている燕三条の例はこれですね。
Re: (スコア:0)
>それは二つの事を混同してるからですね。
あなたが混同しているようにしかみえない。
Re: (スコア:0)
もう少し具体的に説明しよう。
>HIIロケットの部品やパラボラアンテナ作ってるへら絞り職人
は、参入するメリットがないから誰も参入しないだけの産業。
大手が金をかければ技術を再現できるが、ロケットや特殊パラボラアンテナなどは量産するわけじゃないから、数も出ない。特殊な設備投資をしたらコストが上がってしまうので、たいした儲けにならない。だから参入されないに過ぎない。
この状況なら、いくら技術を開示しても問題は無い。
これを自分たちの技術はすごいから参入できないんだぞー、と勘違いしている職人は多いが、彼らは「すごい技術力ですね!御社しかできませ
Re: (スコア:0)
(#3234688)はへら絞り職人の言葉を例にしただけであって
へら絞り職人と燕三条を比べるのは間違い。
Re: (スコア:0)
例にしているが比べてないのに悲しくなるとはこれいかに?
Re:部品メーカーの辿った道 (スコア:1)
(#3234688)はへら絞り職人の言葉を例にしただけであって
じゃ例えが不適切だ。その両者はそもそも比べるのが間違いというのが
#3234803 および #3234884 がきちんと判りやすく解説してくれてるのだが…