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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
逆ではないか? (スコア:3, 興味深い)
「なぜ科学雑誌があの時代にあんなに読まれたか?」
ということを、もう一度考えて見る必要があるのではないか?
科学雑誌なんて、よく考えれば日常生活に本当に必要ではなかったでしょ。そもそも、
80年代 (スコア:0)
#日本SFの盛衰とも重なるような。
Re:80年代 (スコア:2, 興味深い)
スペースシャトル「チャレンジャー」や、チェルノブイリ原発の事故があって、
また、オゾン層と地球温暖化が世界的にクローズアップされだし始めた頃。
その以降、「科学は決して万能では無い」という結論で結ぶ論評を
頻繁に目にするようになり、「地球環境問題の解決には、もはや科学や技術だけに
頼るの
Re:80年代 (スコア:0)
> その以降、「科学は決して万能では無い」という結論で結ぶ論評を
> 頻繁に目にするようになり
もっと前でしょう。
70年以降ぐらいには
大阪万博も終わって、石油ショックで不景気で、
光化学スモッグだの 水俣病だのも どんどんクローズアップされて、
「科学は万能ではない」「
Re:80年代 (スコア:1)
なるほど、そういわれてみればそんな気がします。
では、科学ブームに周期波長があったという考え方はどうでしょうか。
60年代末で盛り上って、70年代途中で盛り下がって、
80年代前半にまた盛り上って、後半でまた下がって、
で、それ以降は下りっぱなしみたいな・・・。
時代感覚という主観的事象のマクロ的な総括に対して、
個別事例を挙げて議論するのは不毛な可能性もあるのですが、
一応、対応事例をまとめてみます。
(主に科学・技術・環境・景気・SF映画等)
1963: 初の衛星TV中継
サリドマイド問題発生
原子力発電成功
1965: 朝永振一郎にノーベル物理学賞
いざなぎ景気始る(~1970)
1967: 4大公害訴訟始る
1968: 3C時代(color TV, cooler, car)と言われる。
1969: アポロ月面着陸
1970: 大阪万博
1972: 『日本沈没』
1973: 江崎玲於奈にノーベル物理学賞
1974: 第一次オイルショック
1975: 沖縄海洋博
1977: 円高不況
「スターウォーズ」
「宇宙戦艦ヤマト」
1979: 第二次オイルショック
1980: 「スターウォーズ ジェダイの復讐」
1981: 福井健一にノーベル化学賞
ポートピア81
「機動戦士ガンダム」
「魔界転生」
1982: 「ET」
1983: 青函トンネル開通
「風の谷のナウシカ」
「時をかける少女」
1984: ダウ平均10,000円突破。後のバブル景気に繋がる。
ニューメディア時代がキーワード
1985: つくば85
日航機墜落
1986: チャレンジャー爆発
チェルノブイリ事故
ハレー彗星接近
『首都消失』
1987: 利根川進 ノーベル医学生理学賞受賞
瀬戸大橋完成
1988: 以降、世界が激動。(科学の興味どころじゃ無くなる?)
1990: バブル崩壊、ドイツ統一国家登場
#万博への疑問符/批判は、大阪万博の時にもありました。
それで、結局、会長のなり手がいなくて、民間から石坂泰三が
引っ張って来られ訳ですし、また、万博のテーマも、
産業革命以来の技術進歩が人類にもたらした問題点を考え直す
という視点が大いに入っていた筈で、反省的スタンスだと思います。