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茨城、石川の距離を考えて2地点とも3程度だったとすると、どこかその間で、強い地震が発生したと想定するのは、まあ、間違ってない。けど....
今、日本に地震計っていくつぐらいあるのだろう。各県に1台なんてことはないと思うし、通信回線の速度も上がっているので、複数のデータから震源がいくつあるか推定するぐらいなら、PC1台あれば十分できそうなものだけど。
"今の技術の限界"って、ニュースで言ってたけど、どれくらい難しいんだろうか。
3.11直後も同じ話があった気もするけど、根本的な対策は難しいってことなんだろうねえ。こんなときのAI?
> こんなときのAI?ディープラーニングを理解してれば、そんな発言は出ないと思う。
滅多に発生しない事象については、そもそもからして学習してない場合の方が多い。囲碁みたいに虱潰しにシミュレートすればできるものでも、イセドル第四戦みたいな見落としがあるというのに、地震みたいに滅多に起きない事象でビッグデータをとって、漏れ抜けなく学習させることなど不可能だろうに。
かなり大きな有感地震でないと報道されないのは事実だけど、日本の高感度地震観測網 [bosai.go.jp]では1日に300回以上の地震を観測している。
そして複数同時に地震が発生し規模を誤った緊急地震速報が出ることは過去にもあり、そのための技術的な改善 [jma.go.jp]も施されてきたのは、きちんとデータをとってきたからできること。今回の事例で新たな改善余地が見出されるかもしれない。
# とはいえいくら過去の事象を積み重ねても、将来の地震規模までは予測できない
起きた現象を元にビッグデータを構築するんじゃなくて、それこそ滅多に起きない事象をシミュレートできるのがディープラーニングの良さのひとつなんじゃないの?
メッシュの粒度なんかの問題で日本全国網羅ってのは現時点では厳しいかもしれないけど、震度計を粒度とすればそんなに無茶な件数でもないと思うんだけどね。
ディープラーニングってそんな都合のいいものじゃない。所詮事例と調教師次第な代物。
ディープラーニングはシミュレーションじゃない。シミュレーションの結果を教師にすることはできるが、それはシミュレーションを再現するだけのもの。
シミュレーションがあるなら、そちらを使った方が正確。
たくさんの地震計が揺れを検知したら一瞬で複数の震源があると正確に出せるけど、揺れてから警報を出したのでは遅い
できるだけ早くシグナルを出すには検出した地震計が少ない段階で予測するか、もしくは地上へ揺れが届く前に検出する必要がある。揺れが届く前に検出するには地中深くセンサーを埋めるか、従来のセンサー以外のなんらかの方法で地中深くの揺れを検出しないとだけだけど、どちらも難しい。
結局はスピードとの兼ね合いで"今の技術の限界"
3340337 [srad.jp]さんのコメント経由で1年前の資料は見てみたのですが、その時は、警報が出る範囲が広すぎる対策をしたようですね。でもまだ不十分だったようですが。
大地震で"故障している地震計があるかもしれない"と仮定するから今回のような警報が出てしまっているのではないでしょうか。
まわりの地震計が生きていることが確認できれば、そういう想定も少しずつ不要になるのではないかと。
地震計分布地図を見る限り、隣の地震計まで数〜数十kmありそうです。緊急地震速報に用いるP波は秒速6〜7kmだそうですね。そうすると震源から遠ざかる方角の地震計に到達するまで秒単位かかる計算になりますから、あまり多くの観測地点からの情報を待っていられないのでしょうね。
いや、石川,茨木で検出されたとして、長野,群馬,埼玉で検出
地質やなんやで飛び地で揺れが計測されるのはありそうに思えますけどね。
とするとどこからどこまで飛んだら捨てたらいいのかなんてのは、経験値が足りないのでやっぱり現時点では技術の限界に思えますね。
# 改良しなくて良い。といっているのではないですよ。
異常震域 [wikipedia.org]京都沖で起きた地震で京都より北海道がよく揺れたなんて例が
深発地震だとそもそも地図上の距離より地面から震源までの深さの方がずっと長いので……
三角形にしてみれば意味わかると思う。
>いや、石川,茨木で検出されたとして、長野,群馬,埼玉で検出されていないなら別の震源だとみなせるのではないでしょうか。
東日本大震災のとき、そういうロジックで失敗したんだよ?バカなの?死ぬの?(あまりの大地震、震源地付近と多くの地域からの震度計が通信網等の破壊で沈黙=未検出)
S-net、DONET、DONET2が稼働してるからそう言うあまり心配はなくなった。
気象庁設置の地震計は各県に数ヶ所から十カ所程度しかありませんが、その他に地方自治体及び防災科研設置の地震計も気象庁のEPOSへ入力されるので、計算に使われる地震計の数は市町村数のオーダー程度はあります。
阪神大震災のとき、揺れて飛び起きてNHKつけると各地の震度が出る。西日本一帯のかなり広いエリアで震度表示が出るんだけど、大阪は4、京都が震度5で一番大きんだよね。ガラスが飛び散ったホテルとか崩れた寺の門とかの京都からの映像が出てるんだけど、
そのとき、神戸近辺の震度表示が一切出なかったのね。
まあさすがに最近はこんなことはないんだろうけど
ないとは言いきれないと思う。
流石に地震そのもので地震計がぶっ壊れたら笑い話にもならんけど、それらを連携させてるネットワークが死ぬ可能性は十分にあるし。それこそ大震災ってつくクラスの地震で、電話線等のネットワークが無傷であれ、というのは現状の技術では無理がある。
たとえ死活監視をしていても「その地点の観測結果が来ない(取得できない)」ことは判っても、それ以上の情報は得られないからね。
# 非常用電源+衛星回線を使う等は考えられるけど、それなりにコストもかかるしなぁ
生々しさなら東日本大震災時の強震モニタ(防災科学技術研究所)を推しておく。
地震が発生して、ぶわっと赤い点が東日本全域に広がった後にな。内側の点が消えていったんだ・・・
> 茨城、石川の距離を考えて2地点とも3程度だったとすると、> どこかその間で、強い地震が発生したと想定するのは、まあ、間違ってない。けど....:> "今の技術の限界"って、ニュースで言ってたけど、どれくらい難しいんだろうか。
今は速報性を重視して2地点で同時観測されたらアラート発信としている。精度を高めるならこのn地点を増やせばよいが、そうすると地震が広く伝播するまで待つことになり結果としてアラート発信の意味がなくなる。
「技術の限界」ってのは純粋に技術的に不可能って事じゃなくて、技術と資金の妥協点って意味なことがほとんど。純粋に技術的な問題や限界は「物理的な限界」とかそういう表現をされることが多い。逆に「コスト的な問題」って言われるのは政治的な話であることが多い。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
震源が一つなら (スコア:1)
茨城、石川の距離を考えて2地点とも3程度だったとすると、
どこかその間で、強い地震が発生したと想定するのは、まあ、間違ってない。けど....
今、日本に地震計っていくつぐらいあるのだろう。
各県に1台なんてことはないと思うし、通信回線の速度も上がっているので、
複数のデータから震源がいくつあるか推定するぐらいなら、PC1台あれば
十分できそうなものだけど。
"今の技術の限界"って、ニュースで言ってたけど、どれくらい難しいんだろうか。
Re: (スコア:0)
3.11直後も同じ話があった気もするけど、根本的な対策は難しいってことなんだろうねえ。こんなときのAI?
Re: (スコア:0)
> こんなときのAI?
ディープラーニングを理解してれば、そんな発言は出ないと思う。
滅多に発生しない事象については、そもそもからして学習してない場合の方が多い。
囲碁みたいに虱潰しにシミュレートすればできるものでも、イセドル第四戦みたいな見落としが
あるというのに、地震みたいに滅多に起きない事象でビッグデータをとって、漏れ抜けなく
学習させることなど不可能だろうに。
地震みたいに滅多に起きない事象でーどこの国の人ですかw (スコア:3, 参考になる)
かなり大きな有感地震でないと報道されないのは事実だけど、日本の高感度地震観測網 [bosai.go.jp]では1日に300回以上の地震を観測している。
そして複数同時に地震が発生し規模を誤った緊急地震速報が出ることは過去にもあり、そのための技術的な改善 [jma.go.jp]も施されてきたのは、きちんとデータをとってきたからできること。今回の事例で新たな改善余地が見出されるかもしれない。
# とはいえいくら過去の事象を積み重ねても、将来の地震規模までは予測できない
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
起きた現象を元にビッグデータを構築するんじゃなくて、それこそ滅多に起きない事象をシミュレートできるのがディープラーニングの良さのひとつなんじゃないの?
メッシュの粒度なんかの問題で日本全国網羅ってのは現時点では厳しいかもしれないけど、震度計を粒度とすればそんなに無茶な件数でもないと思うんだけどね。
Re: (スコア:0)
ディープラーニングってそんな都合のいいものじゃない。
所詮事例と調教師次第な代物。
Re: (スコア:0)
ディープラーニングはシミュレーションじゃない。
シミュレーションの結果を教師にすることはできるが、それはシミュレーションを再現するだけのもの。
シミュレーションがあるなら、そちらを使った方が正確。
Re: (スコア:0)
たくさんの地震計が揺れを検知したら一瞬で複数の震源があると正確に出せるけど、
揺れてから警報を出したのでは遅い
できるだけ早くシグナルを出すには検出した地震計が少ない段階で予測するか、もしくは地上へ揺れが届く前に検出する必要がある。
揺れが届く前に検出するには地中深くセンサーを埋めるか、従来のセンサー以外のなんらかの方法で地中深くの揺れを検出しないとだけだけど、どちらも難しい。
結局はスピードとの兼ね合いで"今の技術の限界"
Re:震源が一つなら (スコア:2)
3340337 [srad.jp]さんのコメント経由で1年前の資料は見てみたのですが、その時は、警報が出る範囲が広すぎる対策をしたようですね。
でもまだ不十分だったようですが。
大地震で"故障している地震計があるかもしれない"
と仮定するから今回のような警報が出てしまっているのではないでしょうか。
まわりの地震計が生きていることが確認できれば、
そういう想定も少しずつ不要になるのではないかと。
Re: (スコア:0)
そもそも限られた時間で得られたデータだけで速報値を出すという概念なのにそこをひっくりかえしたら意味がないよ?
Re: (スコア:0)
地震計分布地図を見る限り、隣の地震計まで数〜数十kmありそうです。
緊急地震速報に用いるP波は秒速6〜7kmだそうですね。そうすると震源から遠ざかる方角の地震計に到達するまで秒単位かかる計算になりますから、あまり多くの観測地点からの情報を待っていられないのでしょうね。
Re: (スコア:0)
たくさんの地震計が揺れを検知したら一瞬で複数の震源があると正確に出せるけど、
揺れてから警報を出したのでは遅い
できるだけ早くシグナルを出すには検出した地震計が少ない段階で予測するか、もしくは地上へ揺れが届く前に検出する必要がある。
揺れが届く前に検出するには地中深くセンサーを埋めるか、従来のセンサー以外のなんらかの方法で地中深くの揺れを検出しないとだけだけど、どちらも難しい。
結局はスピードとの兼ね合いで"今の技術の限界"
いや、石川,茨木で検出されたとして、長野,群馬,埼玉で検出
Re: (スコア:0)
地質やなんやで飛び地で揺れが計測されるのはありそうに思えますけどね。
とするとどこからどこまで飛んだら捨てたらいいのかなんてのは、経験値が足りないのでやっぱり現時点では技術の限界に思えますね。
# 改良しなくて良い。といっているのではないですよ。
Re:震源が一つなら (スコア:3, 参考になる)
異常震域 [wikipedia.org]
京都沖で起きた地震で京都より北海道がよく揺れたなんて例が
Re: (スコア:0)
深発地震だとそもそも地図上の距離より
地面から震源までの深さの方がずっと長いので……
三角形にしてみれば意味わかると思う。
Re: (スコア:0)
>いや、石川,茨木で検出されたとして、長野,群馬,埼玉で検出されていないなら別の震源だとみなせるのではないでしょうか。
東日本大震災のとき、そういうロジックで失敗したんだよ?バカなの?死ぬの?
(あまりの大地震、震源地付近と多くの地域からの震度計が通信網等の破壊で沈黙=未検出)
Re: (スコア:0)
S-net、DONET、DONET2が稼働してるからそう言うあまり心配はなくなった。
Re: (スコア:0)
気象庁設置の地震計は各県に数ヶ所から十カ所程度しかありませんが、その他に地方自治体及び防災科研設置の地震計も気象庁のEPOSへ入力されるので、計算に使われる地震計の数は市町村数のオーダー程度はあります。
Re: (スコア:0)
阪神大震災のとき、揺れて飛び起きてNHKつけると各地の震度が出る。
西日本一帯のかなり広いエリアで震度表示が出るんだけど、大阪は4、京都が震度5で一番大きんだよね。ガラスが飛び散ったホテルとか崩れた寺の門とかの京都からの映像が出てるんだけど、
そのとき、神戸近辺の震度表示が一切出なかったのね。
まあさすがに最近はこんなことはないんだろうけど
Re: (スコア:0)
ないとは言いきれないと思う。
流石に地震そのもので地震計がぶっ壊れたら笑い話にもならんけど、それらを連携させてるネットワークが死ぬ可能性は十分にあるし。それこそ大震災ってつくクラスの地震で、電話線等のネットワークが無傷であれ、というのは現状の技術では無理がある。
たとえ死活監視をしていても「その地点の観測結果が来ない(取得できない)」ことは判っても、それ以上の情報は得られないからね。
# 非常用電源+衛星回線を使う等は考えられるけど、それなりにコストもかかるしなぁ
Re: (スコア:0)
生々しさなら東日本大震災時の強震モニタ(防災科学技術研究所)を推しておく。
地震が発生して、ぶわっと赤い点が東日本全域に広がった後にな。
内側の点が消えていったんだ・・・
精度の向上には観測地点を増やす必要があるが、それは被害が広がるのを待つのと同じ (スコア:0)
> 茨城、石川の距離を考えて2地点とも3程度だったとすると、
> どこかその間で、強い地震が発生したと想定するのは、まあ、間違ってない。けど....
:
> "今の技術の限界"って、ニュースで言ってたけど、どれくらい難しいんだろうか。
今は速報性を重視して2地点で同時観測されたらアラート発信としている。
精度を高めるならこのn地点を増やせばよいが、
そうすると地震が広く伝播するまで待つことになり結果としてアラート発信の意味がなくなる。
Re: (スコア:0)
「技術の限界」ってのは純粋に技術的に不可能って事じゃなくて、技術と資金の妥協点って意味なことがほとんど。
純粋に技術的な問題や限界は「物理的な限界」とかそういう表現をされることが多い。
逆に「コスト的な問題」って言われるのは政治的な話であることが多い。