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現行車両の使用年数がすごいなぁ。
ケーブルカーって車両を軽量化するとか、蓄電システムで1日の上り下りのエネルギー差を吸収するとか、そういう新しい話はないのかなぁ。
複線にして2個でバランスとればエネルギー節約できそうかな
ケーブルカーは、基本的に「2編成でセット」ですよ。頂上側から一本のケーブルの両端にそれぞれの編成をぶら下げる形になっていて、単線ですがちょうど中間地点では行き違いできるようになっています [cablecar.jp]ので、原理的(理想的)には、車両重量に関する位置エネルギー損失はありません。
上り下りでのってる人数が違うのが痛い所ですが、その分も回生できれは完璧なんです。あとは摩擦等のロス。
水タンクかなんかで調整していると来なかったっけ
スイスに水力ケーブルカーがありますね。山頂駅(といっても山の上ではなく付近に水源がある)で車両内タンクに水を入れて重くし、一方山麓駅では車両内タンクから排水して軽くすることで、常に上から下へ行く車両を重くして、無電源で走る乗り物です。
ケーブルカーでは、山頂側に行くにつれて勾配が急になるのが望ましい特性があります。そうすると、山頂側の車両に働く重力の軌道平行方向分力が山麓側のそれより大きくなり、動き出しやすく、止めやすい、好都合な特性になります。そのためそういう軌道を敷設できる地形を選んで建設します。
これもスイスですが、それとは逆の山頂側が緩い勾配になる場所にどうしてもケーブルカーを敷設する必要があったために、山頂側の車両に重りを付けてカバーしているところがあります。山頂側の車両が下っていくと、軌道内に重りのストッパーがあって、そこに重りだけが引っかかって止まります。交換地点で登ってきた車両と下ってきた車両がすれ違うと、今度は登る車両がこのストッパーのところから重りを引っ掛けて登っていくという仕組みです。
まあいろいろと考えるものだと思いますね。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
54年... (スコア:0)
現行車両の使用年数がすごいなぁ。
ケーブルカーって車両を軽量化するとか、
蓄電システムで1日の上り下りのエネルギー差を吸収するとか、
そういう新しい話はないのかなぁ。
Re: (スコア:2)
複線にして2個でバランスとればエネルギー節約できそうかな
Re: (スコア:4, 参考になる)
ケーブルカーは、基本的に「2編成でセット」ですよ。
頂上側から一本のケーブルの両端にそれぞれの編成をぶら下げる形になっていて、
単線ですがちょうど中間地点では行き違いできるようになっています [cablecar.jp]ので、
原理的(理想的)には、車両重量に関する位置エネルギー損失はありません。
Re: (スコア:2)
上り下りでのってる人数が違うのが痛い所ですが、その分も回生できれは完璧なんです。あとは摩擦等のロス。
Re: (スコア:0)
水タンクかなんかで調整していると来なかったっけ
Re:54年... (スコア:3, 参考になる)
スイスに水力ケーブルカーがありますね。
山頂駅(といっても山の上ではなく付近に水源がある)で車両内タンクに水を入れて重くし、
一方山麓駅では車両内タンクから排水して軽くすることで、
常に上から下へ行く車両を重くして、無電源で走る乗り物です。
ケーブルカーでは、山頂側に行くにつれて勾配が急になるのが望ましい特性があります。
そうすると、山頂側の車両に働く重力の軌道平行方向分力が山麓側のそれより大きくなり、
動き出しやすく、止めやすい、好都合な特性になります。
そのためそういう軌道を敷設できる地形を選んで建設します。
これもスイスですが、それとは逆の山頂側が緩い勾配になる場所に
どうしてもケーブルカーを敷設する必要があったために、
山頂側の車両に重りを付けてカバーしているところがあります。
山頂側の車両が下っていくと、軌道内に重りのストッパーがあって、
そこに重りだけが引っかかって止まります。
交換地点で登ってきた車両と下ってきた車両がすれ違うと、
今度は登る車両がこのストッパーのところから重りを引っ掛けて登っていく
という仕組みです。
まあいろいろと考えるものだと思いますね。