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今回の新規性はなんでしょうか材料?製法?以前の記事では、>ブラックシリコンの製造コストがネックとあるので製造コストの改善?でしょうか・・・
そもそもブラックシリコンとは何ぞや >ブラックシリコンは、その名の通り見た目が黒く見えるシリコン素材です。 >製造の際に強力なフェムト秒レーザーを表面に照射して細かな凹凸のような形状を作るため. > 光の反射が大幅に低減され吸収率も高くなるので見た目は黒っぽく見えますだそうで
昔ブラックシリコンを太陽電池の研究者に見せてもらったことがありますが、黒っぽいというより真っ黒です。ほぼ反射しませんので。その時の製法はレーザー照射ではなくエッチングだったかな。エピタクシャル成長というのも聞いたことがあります。いずれも高すぎて研究はうまくいかなかったようですが。
今回も製造コストと耐久性が気になります。物理的に細菌を突き殺すのなら突起が摩耗するんじゃないかと心配。セミの場合成虫の自然寿命、つまり数週間効力が続けば十分だけど、工業製品だとそれじゃ困る。
>この研究では同様の構造を持つ「ブラックシリコン」でその効果を確認していた。今回の研究は、シリコンを使って同様の構造を作製することに成功した...ということは、ブラックシリコンという素材を、蝉の羽根のように加工する技術を開発したことが驚きなのですね。応用として、医療分野の素材の開発に使えますということなのですね。一瞬、どこで驚いていいのか分かりませんでした。
どこをどう読んだらそうなる?ブラックシリコンは先行研究の話ですよ。
>ということは、ブラックシリコンという素材を、蝉の羽根のように加工する技術を開発したことが驚きなのですね。ブラックシリコンという素材が同様の構造を持っていたけど、新規にシリコンで再現する事を可能にしたって事でしょ
>ブラックシリコンという素材が同様の構造を持っていたけど、新規にシリコンで再現する事を可能にしたって事でしょ
ブラックシリコンもシリコンから作ります。なので、何か新しいことがあるとすれば製法が新しい(そんなにコストをかけずに似たような構造が作れる)とかでしょうか。ただまあ今回のこの話自体、以前からやっている研究(の一部)が番組で取り上げられた、というだけなので、特に今回何か新しく出てきたというわけではないのかもしれませんが。
※研究室のページを見ても、このネタに関しては去年の国際学会での発表(とそのProceeding)ぐらいしかないようなので、特に何か大々的に発表というわけでも無さそうですし。
この密度の突起を削るには、シリコン表面を削るぐらいの条件が必要なのではなかろうか。まぁそれでも突起の高さは100nmなので、永久にとはいかないだろうけど。撥水性があるそうなので、ゴミの付着も少なそう。
結晶シリコンの硬度は7しかないので、アルミナ(硬度9)にはいともたやすく削られます。砂塵や食器から剥落した陶器の微破片といったアルミナの微粒子を微細フィルターで除去するか、そういうものが混入しない状況でしか使わないような配慮すれば十分なのかもしれないけど、エンジニアではないのでそれでコストに見合うのかどうかはなんとも。
コストよりも、ちょうどいい需要があるかどうかかな。高くても代用がなければ使わざるを得ないし、寿命が短くても使い捨てなら関係ないし。
そういう素材はだいたい医療用?
菌の細胞膜ならたかだか界面活性剤の膜なんで大したことないです。が、抗菌の製品はようするに水回りとか手で物理的に触れる場所とか摩擦が発生する場所になるので、磨耗は心配ですね。200nmのトゲがびっしり生えていればいいようなので、ダイヤモンドやらで実現できればいいのですが。
セミの成虫は数週間しか生きないからいいようなものの、工業製品で作ってしまったら耐性菌ができるだけの気がする。
これは化学反応ではなく物理的な損傷を与えるものなので、細菌が突然セルロース合成能力を身に付け植物並に分厚い細胞壁を作り始めない限り耐性をつけるのは難しいんじゃないかな、と希望的なことを言ってみる。あのゴキブリも殺虫剤への抵抗力こそ獲得しているが、丸めた新聞紙攻撃への耐性は獲得出来てないでしょ。
繊毛が伸びたら耐性が付くんじゃない?無駄な繊毛があったら自然界では生存競争に負けるだろうけど、競争相手は勝手に死んでくれるんだし。
Gが対打撃耐性を獲得した悪夢のような未来を予見しちゃったじゃないか。
#デューク東郷には対打撃耐性がある
突起が細胞膜に刺さるんじゃないかなー程度で、殺菌のメカニズムはまだ良くわかってないのでは。分厚い細胞壁とまではいかなくても、ネバネバした保護物質を分泌するような機能を獲得してだな、と夢も希望もないことを言ってみる。それにGなどの外骨格は物理攻撃を防ぐために進化したんでしょ。
そら丸めた新聞紙の殺傷能力が淘汰圧になるほど大きくないからでしょ。
新聞の販売部数を減少させ天敵を排除する方向で画策しているのやもしれず。
そして人類はKindleとiPadを手にGとの最終決戦に臨むのであった。
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
今回の新規性は? (スコア:0)
今回の新規性はなんでしょうか
材料?製法?
以前の記事では、
>ブラックシリコンの製造コストがネック
とあるので製造コストの改善?でしょうか・・・
そもそもブラックシリコンとは何ぞや
>ブラックシリコンは、その名の通り見た目が黒く見えるシリコン素材です。
>製造の際に強力なフェムト秒レーザーを表面に照射して細かな凹凸のような形状を作るため.
> 光の反射が大幅に低減され吸収率も高くなるので見た目は黒っぽく見えます
だそうで
Re: (スコア:0)
昔ブラックシリコンを太陽電池の研究者に見せてもらったことがありますが、黒っぽいというより真っ黒です。ほぼ反射しませんので。
その時の製法はレーザー照射ではなくエッチングだったかな。エピタクシャル成長というのも聞いたことがあります。
いずれも高すぎて研究はうまくいかなかったようですが。
今回も製造コストと耐久性が気になります。物理的に細菌を突き殺すのなら突起が摩耗するんじゃないかと心配。
セミの場合成虫の自然寿命、つまり数週間効力が続けば十分だけど、工業製品だとそれじゃ困る。
Re:今回の新規性は? (スコア:2)
>この研究では同様の構造を持つ「ブラックシリコン」でその効果を確認していた。今回の研究は、シリコンを使って同様の構造を作製することに成功した...
ということは、ブラックシリコンという素材を、蝉の羽根のように加工する技術を開発したことが驚きなのですね。
応用として、医療分野の素材の開発に使えますということなのですね。
一瞬、どこで驚いていいのか分かりませんでした。
JTSS
Re: (スコア:0)
どこをどう読んだらそうなる?
ブラックシリコンは先行研究の話ですよ。
Re: (スコア:0)
>ということは、ブラックシリコンという素材を、蝉の羽根のように加工する技術を開発したことが驚きなのですね。
ブラックシリコンという素材が同様の構造を持っていたけど、新規にシリコンで再現する事を可能にしたって事でしょ
Re:今回の新規性は? (スコア:1)
>ブラックシリコンという素材が同様の構造を持っていたけど、新規にシリコンで再現する事を可能にしたって事でしょ
ブラックシリコンもシリコンから作ります。なので、何か新しいことがあるとすれば製法が新しい(そんなにコストをかけずに似たような構造が作れる)とかでしょうか。
ただまあ今回のこの話自体、以前からやっている研究(の一部)が番組で取り上げられた、というだけなので、特に今回何か新しく出てきたというわけではないのかもしれませんが。
※研究室のページを見ても、このネタに関しては去年の国際学会での発表(とそのProceeding)ぐらいしかないようなので、特に何か大々的に発表というわけでも無さそうですし。
Re: (スコア:0)
この密度の突起を削るには、シリコン表面を削るぐらいの条件が必要なのではなかろうか。
まぁそれでも突起の高さは100nmなので、永久にとはいかないだろうけど。撥水性があるそうなので、ゴミの付着も少なそう。
Re: (スコア:0)
結晶シリコンの硬度は7しかないので、アルミナ(硬度9)にはいともたやすく削られます。
砂塵や食器から剥落した陶器の微破片といったアルミナの微粒子を微細フィルターで除去するか、そういうものが混入しない状況でしか使わないような配慮すれば十分なのかもしれないけど、エンジニアではないのでそれでコストに見合うのかどうかはなんとも。
Re:今回の新規性は? (スコア:2)
コストよりも、ちょうどいい需要があるかどうかかな。
高くても代用がなければ使わざるを得ないし、寿命が短くても使い捨てなら関係ないし。
そういう素材はだいたい医療用?
Re: (スコア:0)
菌の細胞膜ならたかだか界面活性剤の膜なんで大したことないです。
が、抗菌の製品はようするに水回りとか手で物理的に触れる場所とか摩擦が発生する場所になるので、磨耗は心配ですね。
200nmのトゲがびっしり生えていればいいようなので、ダイヤモンドやらで実現できればいいのですが。
Re: (スコア:0)
セミの成虫は数週間しか生きないからいいようなものの、工業製品で作ってしまったら耐性菌ができるだけの気がする。
Re: (スコア:0)
これは化学反応ではなく物理的な損傷を与えるものなので、細菌が突然セルロース合成能力を身に付け植物並に分厚い細胞壁を作り始めない限り耐性をつけるのは難しいんじゃないかな、と希望的なことを言ってみる。
あのゴキブリも殺虫剤への抵抗力こそ獲得しているが、丸めた新聞紙攻撃への耐性は獲得出来てないでしょ。
Re: (スコア:0)
繊毛が伸びたら耐性が付くんじゃない?無駄な繊毛があったら自然界では生存競争に負けるだろうけど、競争相手は勝手に死んでくれるんだし。
Re: (スコア:0)
Gが対打撃耐性を獲得した悪夢のような未来を予見しちゃったじゃないか。
#デューク東郷には対打撃耐性がある
Re: (スコア:0)
突起が細胞膜に刺さるんじゃないかなー程度で、殺菌のメカニズムはまだ良くわかってないのでは。
分厚い細胞壁とまではいかなくても、ネバネバした保護物質を分泌するような機能を獲得してだな、と夢も希望もないことを言ってみる。
それにGなどの外骨格は物理攻撃を防ぐために進化したんでしょ。
Re: (スコア:0)
そら丸めた新聞紙の殺傷能力が淘汰圧になるほど大きくないからでしょ。
Re: (スコア:0)
新聞の販売部数を減少させ天敵を排除する方向で画策しているのやもしれず。
Re: (スコア:0)
そして人類はKindleとiPadを手にGとの最終決戦に臨むのであった。