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なんか気づいたらいろんなところで動いてた。知らん間にWrite Once, Run Anywhere
もともとjavaをかなり意識して作られたものだし、CLIって規格上は最初から特定プラットフォーム依存じゃなかったからね。当のMicrosoftがWindows以外の実装を長いこと作らなかっただけで。
言語仕様についてはおっしゃるとおりですが、マルチプラットホームを本気で考えていたかどうかは疑問ですね。
Microsoft製のCLI実装として、2001年に公開されたShared Source CLIというものがあり、FreeBSD版とMac OS Xが動いています。オブジェクトレイアウトなどが現行の.NET実装とほぼ一緒なので、現在のMicrosoft実装の原型と考えられるものです。2001年にオープンソースとして公開されました。MicrosoftのOSSへの歩み寄りの先駆けといえるソフトウェアです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Shared_Source_Common_Language_Infrastructure [wikipedia.org]
2001年にはすでにマルチプラットフォームを検討していたということです。
すみませんオープンソース警察です。(コメACは分かっているのかもしれませんが)
シェアードソースCLI (コードネームRotor) はソースコードを公開しましたが、そのライセンスは利用目的を「個人的および学術的な目的」に限定していたので、オープンソース・イニシアティブが定義したオープンソースの定義 [wikipedia.org]には合致してないんですね。当然、コミュニティと共に実装を発展させていくという動きもありませんでした。Monoプロジェクトの創設者であるMiguelは「Rotorが(真の)OSSだったなら、Monoを作るかわりにそっちを使えていただろうに」 [hatena.ne.jp]と言ってます。
> #3510553「本気で考えていた」をどう受け取ったのかに差異があるんだと思います。リサーチは重要ですし、Rotorの時点で将来的なマルチプラットフォーム展開の可能性を切り捨てたわけではないと思いますし、前コメにも書いたようにRotorの知見が.NET Coreに反映されていると考えています。それでも個人的には、最低でも製品戦略に組み込んでロードマップ発表する、もっと言えば実プロダクトをリリースしたうえでバージョン3まで続ける、というあたりがMSの本気かなあと思うのです。マルチプラットフォーム展開に関するそういう意味での本気は、レガシー.NET Frameworkについてはゼロ、Silverlightでそこそこコミット、.NET Coreでフルコミットかなあと思います。私の感覚ですが。
> #3510719オープンソースとマルチプラットフォームが別の話なのはその通りですね。前コメは話題をちょっと混ぜてしまいましたが、別に「OSSにしなきゃマルチプラットフォームとは言えない」なんてことはさすがに思っていません。あと、「頭のどこかにマルチプラットフォームのことがある」レベルの話はたぶん誰も否定していません。上で書いたように「本気だったかどうか」については見解が分かれたみたいです。
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
今更盛り上がってきてるよねC#ってか.NET (スコア:0)
なんか気づいたらいろんなところで動いてた。
知らん間にWrite Once, Run Anywhere
Re: (スコア:1)
もともとjavaをかなり意識して作られたものだし、CLIって規格上は最初から特定プラットフォーム依存じゃなかったからね。
当のMicrosoftがWindows以外の実装を長いこと作らなかっただけで。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:1)
言語仕様についてはおっしゃるとおりですが、マルチプラットホームを本気で考えていたかどうかは疑問ですね。
Re: (スコア:0)
Microsoft製のCLI実装として、2001年に公開されたShared Source CLIというものがあり、FreeBSD版とMac OS Xが動いています。
オブジェクトレイアウトなどが現行の.NET実装とほぼ一緒なので、現在のMicrosoft実装の原型と考えられるものです。
2001年にオープンソースとして公開されました。MicrosoftのOSSへの歩み寄りの先駆けといえるソフトウェアです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Shared_Source_Common_Language_Infrastructure [wikipedia.org]
2001年にはすでにマルチプラットフォームを検討していたということです。
Re: (スコア:4, 興味深い)
すみませんオープンソース警察です。(コメACは分かっているのかもしれませんが)
シェアードソースCLI (コードネームRotor) はソースコードを公開しましたが、そのライセンスは利用目的を「個人的および学術的な目的」に限定していたので、オープンソース・イニシアティブが定義したオープンソースの定義 [wikipedia.org]には合致してないんですね。当然、コミュニティと共に実装を発展させていくという動きもありませんでした。Monoプロジェクトの創設者であるMiguelは「Rotorが(真の)OSSだったなら、Monoを作るかわりにそっちを使えていただろうに」 [hatena.ne.jp]と言ってます。
Re:今更盛り上がってきてるよねC#ってか.NET (スコア:2)
> #3510553
「本気で考えていた」をどう受け取ったのかに差異があるんだと思います。
リサーチは重要ですし、Rotorの時点で将来的なマルチプラットフォーム展開の可能性を切り捨てたわけではないと思いますし、前コメにも書いたようにRotorの知見が.NET Coreに反映されていると考えています。
それでも個人的には、最低でも製品戦略に組み込んでロードマップ発表する、もっと言えば実プロダクトをリリースしたうえでバージョン3まで続ける、というあたりがMSの本気かなあと思うのです。マルチプラットフォーム展開に関するそういう意味での本気は、レガシー.NET Frameworkについてはゼロ、Silverlightでそこそこコミット、.NET Coreでフルコミットかなあと思います。私の感覚ですが。
> #3510719
オープンソースとマルチプラットフォームが別の話なのはその通りですね。前コメは話題をちょっと混ぜてしまいましたが、別に「OSSにしなきゃマルチプラットフォームとは言えない」なんてことはさすがに思っていません。
あと、「頭のどこかにマルチプラットフォームのことがある」レベルの話はたぶん誰も否定していません。上で書いたように「本気だったかどうか」については見解が分かれたみたいです。