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テッド・チャンの日本語訳はおもしろさがほとんどスポイルされています。訳者の頭が悪いからです。ヴァーリイも「ブルー・シャンペン」しか読んでいないけど、ダメですね。
「バビロンの塔」では
> だが、そこである考えがうかんだ--そうか、円筒印章だ。柔らかな粘土板の上で彫刻された円筒をころがすと、円筒がそこに残した跡はひとつの絵になる。粘土板の上では、ふたりの人物がその両端にいるように見えても、円筒の表面では横にくっついて並んでいる。全世界はその円筒とおなじなのだ。人間は天と地が粘土板の両端にあり、そのあいだに空と星ぼしがならんでいると考えている。しかし、この世界は、天と地が接するように、ある玄妙なやりかたで丸く巻かれているのだ。
> 何世紀にもわたる人間の労働は、天地創造についてこれまで人間が知っていた以上のことを、なにひとつ明らかにしなかった。
日本語訳では思い切り矛盾してます。もちろん原文では矛盾しませんが、読者が矛盾に気づいても原文にあたるほかはありません。
ジョン・ヴァーリイ「ブルー・シャンペン」もひどい。この小説はこのようにはじまります。
メガン・ギャロウェイは、三人の撮影班をひきつれてへやってきた。補助呼吸装置とボディーガイドをつけた彼女は、全裸とはいえ、ヌードからはほど遠かった。プールの救助員たちも、こんなものを見るのははじめてだった。
原文は
Megan Galloway arrived in the Bubble with a camera crew of three. With her breather and her sidekick she was the least naked nude woman any of the lifeguards had ever seen.
だから、「もっとも裸から遠いヌードの女性だった」になります。逆です。浅倉訳ではパワーローダーにのった全裸の女性をイメージさせますが、本来は全裸の艦娘みたいなイメージです。だから「三人の撮影班をひきつれて」ではなく、性奴隷のようにひきつれられるほうです。sidekickには「相棒」という意味があり、それがこの小説の価値を決めます。ボディーガイドではそれもだいなしです。最初から最後までこの調子の誤訳です。
「バビロンの塔」もこちらも浅倉久志訳です。こんな低レベルな翻訳者を持ち上げていた日本のSF業界と読者がいかにゴミかよくわかります。SF小説の日本語訳は中には正確な訳もありますが、けっして信用してはいけません。
2種類の訳文のどっちも間違ってるように思える。それに1文だけ引っ張り出されても判断できない。そもそ原文もに種類の訳文も意味不明。
「ブルー・シャンペン」が表題作の短編集が早川から出ていますが、新潮文庫「スターシップ」に入っていたのが改訳されずに収録されたはずです。つまり日本で流通している訳はひとつです。原文もどこのを買っても同じはず。くわしくはこちら [hatenablog.com]を見てくださーい。当然ながら、テッド・チャンもこちらも小説を読んでいることが前提ですよ。読んでないのに口を挟めると考えるのはおバカさんです。
そうそう、文法的には
With her breather and her sidekick she was the least naked nude woman any of the lifeguards had ever seen.
「彼女のブリーザーと彼女のサイドキックをつけた彼女は、救助員が見たことのある中でもっとも、裸から遠いヌードの女性だった」これ以外ありえませんが、間違っているとだけ言って説明しないのは頭の悪い人のやることですよ?
> 間違っているとだけ言って説明しないのは頭の悪い人のやることですよ?
ん?どこがどう間違っているか説明しないと非建設的というのならわかりますが、それは頭の悪い人がやることであるどうかは、かなりどうでも良いような…まさかあなたは、説明を、議論を助けるためではなく、「自分は頭が悪いのではない」と示すためにやっているのですか?
あ、そうでしたね。ごめんなさい。> 訳者の頭が悪いからです。と書いていましたね。あなたは最初から人の頭の良し悪しを問題にしていたのですね。
ひとりで結論を出して、いったいなにをやりたいのでしょうか。
ええと、#3728041とは別人ですが。
わたしの考えからすると、「もっとも裸から遠いヌードの女性」はふつうの日本語ではありません。原文は異常な英語なんでしょうか?
あと、最大級はけっこう気軽に使われるものなので、大真面目に最大と訳す必要があるのかどうかは文脈を見なければなりませんし、けっきょく訳者の感想と言えるんじゃないでしょうか?
……おっと、読んでいるのが前提ですか。無視してください。
> わたしの考えからすると、「もっとも裸から遠いヌードの女性」はふつうの> 日本語ではありません。原文は異常な英語なんでしょうか?
そのとおり、異常な英語です。SFではよくあることです。ヒロインは首から下が動かない身体障害者ですが、特殊な義肢をつけてAV女優をしています。特殊な義肢というのは力場で体を動かすもので体を隠さないので、ヌードかつ艦娘みたいにメカがやまもりになっています。
> あと、最大級はけっこう気軽に使われるものなので、大真面目に最大と訳す必要が> あるのかどうかは文脈を見なければなりませんし、
その特殊な義肢が世界に一台しかないことが先のほうに書いてあります。
> けっきょく訳者の感想と言える> んじゃないでしょうか?
前にも書きましたが訳者の文法間違いです。訳者の思い込みが中学生レベルの文法間違いを誘発しています。あなたもですよ!
leastがnaked nude woman any of the lifeguards had ever seen.にかかってる気もしないでもない。
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翻訳SFは要注意 (スコア:0, オフトピック)
テッド・チャンの日本語訳はおもしろさがほとんどスポイルされています。訳者の頭が悪いからです。
ヴァーリイも「ブルー・シャンペン」しか読んでいないけど、ダメですね。
Re:翻訳SFは要注意 (スコア:1)
「バビロンの塔」では
> だが、そこである考えがうかんだ--そうか、円筒印章だ。柔らかな粘土板の上で彫刻された円筒をころがすと、円筒がそこに残した跡はひとつの絵になる。粘土板の上では、ふたりの人物がその両端にいるように見えても、円筒の表面では横にくっついて並んでいる。全世界はその円筒とおなじなのだ。人間は天と地が粘土板の両端にあり、そのあいだに空と星ぼしがならんでいると考えている。しかし、この世界は、天と地が接するように、ある玄妙なやりかたで丸く巻かれているのだ。
> 何世紀にもわたる人間の労働は、天地創造についてこれまで人間が知っていた以上のことを、なにひとつ明らかにしなかった。
日本語訳では思い切り矛盾してます。もちろん原文では矛盾しませんが、読者が矛盾に気づいても原文にあたるほかはありません。
Re:翻訳SFは要注意 (スコア:1)
ジョン・ヴァーリイ「ブルー・シャンペン」もひどい。
この小説はこのようにはじまります。
メガン・ギャロウェイは、三人の撮影班をひきつれてへやってきた。補助呼吸装置とボディーガイドをつけた彼女は、全裸とはいえ、ヌードからはほど遠かった。プールの救助員たちも、こんなものを見るのははじめてだった。
原文は
Megan Galloway arrived in the Bubble with a camera crew of three. With her breather and her sidekick she was the least naked nude woman any of the lifeguards had ever seen.
だから、「もっとも裸から遠いヌードの女性だった」になります。逆です。浅倉訳ではパワーローダーにのった全裸の女性をイメージさせますが、本来は全裸の艦娘みたいなイメージです。だから「三人の撮影班をひきつれて」ではなく、性奴隷のようにひきつれられるほうです。sidekickには「相棒」という意味があり、それがこの小説の価値を決めます。ボディーガイドではそれもだいなしです。最初から最後までこの調子の誤訳です。
「バビロンの塔」もこちらも浅倉久志訳です。こんな低レベルな翻訳者を持ち上げていた日本のSF業界と読者がいかにゴミかよくわかります。SF小説の日本語訳は中には正確な訳もありますが、けっして信用してはいけません。
Re: (スコア:0)
2種類の訳文のどっちも間違ってるように思える。
それに1文だけ引っ張り出されても判断できない。
そもそ原文もに種類の訳文も意味不明。
Re:翻訳SFは要注意 (スコア:1)
「ブルー・シャンペン」が表題作の短編集が早川から出ていますが、新潮文庫「スターシップ」に入っていたのが改訳されずに収録されたはずです。つまり日本で流通している訳はひとつです。原文もどこのを買っても同じはず。
くわしくはこちら [hatenablog.com]を見てくださーい。
当然ながら、テッド・チャンもこちらも小説を読んでいることが前提ですよ。読んでないのに口を挟めると考えるのはおバカさんです。
Re:翻訳SFは要注意 (スコア:1)
そうそう、文法的には
With her breather and her sidekick she was the least naked nude woman any of the lifeguards had ever seen.
「彼女のブリーザーと彼女のサイドキックをつけた彼女は、救助員が見たことのある中でもっとも、裸から遠いヌードの女性だった」
これ以外ありえませんが、間違っているとだけ言って説明しないのは頭の悪い人のやることですよ?
Re:翻訳SFは要注意 (スコア:1)
> 間違っているとだけ言って説明しないのは頭の悪い人のやることですよ?
ん?
どこがどう間違っているか説明しないと非建設的というのならわかりますが、
それは頭の悪い人がやることであるどうかは、かなりどうでも良いような…
まさかあなたは、説明を、議論を助けるためではなく、「自分は頭が悪いのではない」と示すためにやっているのですか?
あ、そうでしたね。ごめんなさい。
> 訳者の頭が悪いからです。
と書いていましたね。あなたは最初から人の頭の良し悪しを問題にしていたのですね。
Re:翻訳SFは要注意 (スコア:1)
ひとりで結論を出して、いったいなにをやりたいのでしょうか。
Re: (スコア:0)
ええと、#3728041とは別人ですが。
わたしの考えからすると、「もっとも裸から遠いヌードの女性」はふつうの
日本語ではありません。原文は異常な英語なんでしょうか?
あと、最大級はけっこう気軽に使われるものなので、大真面目に最大と訳す必要が
あるのかどうかは文脈を見なければなりませんし、けっきょく訳者の感想と言える
んじゃないでしょうか?
……おっと、読んでいるのが前提ですか。無視してください。
Re:翻訳SFは要注意 (スコア:1)
> わたしの考えからすると、「もっとも裸から遠いヌードの女性」はふつうの
> 日本語ではありません。原文は異常な英語なんでしょうか?
そのとおり、異常な英語です。SFではよくあることです。
ヒロインは首から下が動かない身体障害者ですが、特殊な義肢をつけてAV女優をしています。特殊な義肢というのは力場で体を動かすもので体を隠さないので、ヌードかつ艦娘みたいにメカがやまもりになっています。
> あと、最大級はけっこう気軽に使われるものなので、大真面目に最大と訳す必要が
> あるのかどうかは文脈を見なければなりませんし、
その特殊な義肢が世界に一台しかないことが先のほうに書いてあります。
> けっきょく訳者の感想と言える
> んじゃないでしょうか?
前にも書きましたが訳者の文法間違いです。訳者の思い込みが中学生レベルの文法間違いを誘発しています。あなたもですよ!
Re: (スコア:0)
leastがnaked nude woman any of the lifeguards had ever seen.にかかってる気もしないでもない。