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LinuxやFreeBSDの場合はソースコードが公開されているため、セキュリティ上の問題が見つかるとソースコードのどの位置が原因なのか誰かが公開してくれます(自力で見つけるのもアリですが)し、それによって本家開発元とは別に「バージョンアップしないでセキュリティホールだけを修正する」(バックポート)という技が使えるためです。
Microsoft(主にWindows)の場合、コンパイル済みのバイナリでしか公開されていないためにMicrosoft提供のものを利用せざるを得ず、無条件でバージョンアップを強いられることになってしまいます。 結果としてバージョン間の機能差によるアプリケーション側の非互換性が生じ、不具合を誘発するというオチになるわけです。
あともう一つの側面としては、Microsoftのソフトウエア群の依存関係がLinuxなどのOSに比べてずっと複雑で、ある特定の1つのDLLの機能が変わっただけで全体が大幅に変わるような特徴もあります。 例の「IEはOSの一部分である」と主張してやまない裁判の影響もあるのでしょうし、旧Windowsとの互換性確保という側面もあるのでしょうが、UNIX互換系OSの開発者から見れば信じられないくらい複雑怪奇になっています。 書くと長くなるのでここでは省略しますが、Linuxだとglibcたった1つだけで済むようなものが3つも4つもDLLを要するなんてことはザラにあります。 これでは非互換性を生みやすいのは当然で、むしろ「よく頑張ってるなぁ」と思うばかりです。
今日はジャニヲタ祭@武道館
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
SMS (スコア:1)
可哀想なことに社内で使用されているんですけど。
Re:SMS (スコア:0)
とにかく「windows update」という思想な感じ。
リンクもわかりにくいし、あれだけ膨大なページを構築しているのは「見せ掛け」だけだとしか思えない。
今回の出来事で「windows updat
Re:SMS (スコア:2, 参考になる)
> 使ってる状況に問題は出ないのであろうか。
出まくるでしょうね。
自動アップデート→再起動→何らかの問題でOSが停止
自動アップデート→再起動→互換性の問題でアプリが動かなくなる
とか考えられます。
しかしこれが一般的になるとWindowsユーザーもbleeding edgeなcurrent生活になるのですね。ちょっとおかしいかも。
冗談はおいておくとして、システムのいろいろな部分がこれだけ頻繁に変更されると複数アプリケーションの組合せ動作チェックなんて不可能になってきますね。
これからはまたDOSのころのように、いろいろな機能をWindowsに頼らずに自分で抱えるジャンボアプリケーションになったり…するとやだなあ。
Re:SMS (スコア:0)
Linux とか FreeBSD とかって Windows に比べて、バージョンが絡むような相互依存関係が問題にならず、このような組み合わせでの問題が起きにくいような
Re:SMS (スコア:2, 参考になる)
LinuxやFreeBSDの場合はソースコードが公開されているため、セキュリティ上の問題が見つかるとソースコードのどの位置が原因なのか誰かが公開してくれます(自力で見つけるのもアリですが)し、それによって本家開発元とは別に「バージョンアップしないでセキュリティホールだけを修正する」(バックポート)という技が使えるためです。
Microsoft(主にWindows)の場合、コンパイル済みのバイナリでしか公開されていないためにMicrosoft提供のものを利用せざるを得ず、無条件でバージョンアップを強いられることになってしまいます。 結果としてバージョン間の機能差によるアプリケーション側の非互換性が生じ、不具合を誘発するというオチになるわけです。
あともう一つの側面としては、Microsoftのソフトウエア群の依存関係がLinuxなどのOSに比べてずっと複雑で、ある特定の1つのDLLの機能が変わっただけで全体が大幅に変わるような特徴もあります。
例の「IEはOSの一部分である」と主張してやまない裁判の影響もあるのでしょうし、旧Windowsとの互換性確保という側面もあるのでしょうが、UNIX互換系OSの開発者から見れば信じられないくらい複雑怪奇になっています。
書くと長くなるのでここでは省略しますが、Linuxだとglibcたった1つだけで済むようなものが3つも4つもDLLを要するなんてことはザラにあります。
これでは非互換性を生みやすいのは当然で、むしろ「よく頑張ってるなぁ」と思うばかりです。
今日はジャニヲタ祭@武道館
Re:SMS (スコア:2, すばらしい洞察)
> アップを強いられることになってしまいます
Microsoftによるバイナリ提供のみだと、無条件でバージョン
アップせざるを得ず、アプリの非互換性が生じるというのは
論理が飛躍しすぎているような気がします。
じゃあ、商用UNIXやメインフレームもバージョンアップによって
アプリに非互換性が生じてしまうのでしょうか? ソースコードを
公開しているかどうかは、この問題とは無関係のはずです。
ベンダが責任を持って互換性を考えたパッチを提供するかどうか
どうかの問題でしょう。
むしろ、一般的にはクローズドソースのOSの方がアップデートや
バージョンアップによる非互換性は少ないように感じます。Windows
はどうか知りませんが…。glibcの互換性も結構怪しいものかな
と思います。
Re:SMS (スコア:0)
> あともう一つの側面としては、Microsoftのソフトウエア群の依存関係がLinuxなどのOSに比べてずっと複雑で、ある特定の1つのDLLの機能が変わっただけで全体が大幅に変わるような特徴もあります。
> 例の「IEはOSの一部分である」と主張してやまない裁判の影響もあるのでしょうし、旧Windowsとの互換性確保という側面もあるのでしょうが、UNIX互換系OSの開発者から見れば信じられないくらい複雑怪奇になっていま
Re:SMS (スコア:0)
> が絡むような相互依存関係が問題にならず、このような組み合
> わせでの問題が起きにくいような気がするのですが、気のせい
> でしょうか?
気のせいです。
皆さん、自分でバー
Re:SMS (スコア:0)
Linuxのほうが却ってバージョン違いによる不具合や
意図と違う動作が起きてしまう事態は多いかもしれない。
なにせパッケージの数がすさまじく多く、他のプログラムに依存させて
自分