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みんなが想像する磁気テープ=オープンリール実際の磁気テープ=LTO(普段の運用でバックアップのために持ち出す可能性があり得るのは、今はこっち。多分。)
……我輩が学生の頃は、教科書でオープンリールを滅びたメディアとか紹介していたけど、そもそも今はオープンリール自体の存在は教科書に出てきたりするんだろうか。
オープンリールテープでの一番印象的な思い出は、マウント時の巻きが甘くて、マウントボタンを押したとたんに、ものすごい音とともにテープがバッファに吸い込まれ、テープの端がボロボロになったこと。
マウントとか、バッファとかどちらも今でも使う用語だけど、どちらも物理的な操作なり物理的存在なり、どちらもそこに実在するものだった。
何の話をしているかわからない人が多いと思うので一応。この写真がわかりやすいかな。https://museum.ipsj.or.jp/computer/device/magnetic_tape/0028.html [ipsj.or.jp]右側がサプライリールで、媒体リールを装着するところ。左側がテイクアップリールで、媒体を装填すると自動的にテープを繰り出して左側にエアも使って送り巻き付ける(自動スレッディング機構)。正面左右にエアチャンバーがある。これが親コメントにある「バッファ」。奥行方向(厚み)がテープ幅になった直方体の箱で下部から減圧してテープを引き込む。完全に下までは行かないようになっていて、テープはチャンバ内でU字型に垂れ下がっている。この例ではサプライ側・テイクアップ側それぞれにバッファがあるね。MT装置のテープは高速で早送り巻き戻しを繰り返すのでスタートストップが高頻度で、高速に繰り返し発生する。このさいにテープを傷めず、かつたるまないようにテープテンションをほぼ一定に維持するのがバッファで、空気圧を調節してU字型のたるみ位置をバッファの上下ストローク範囲内に収まるように調節している。オープンリールテープレコーダーではテンションアーム機構があり、回転支持されたアームに乗ったポストがテープのたるみを取るように(テープテンションとバランスするように)ばねとエアダンパなどで制御しているけれど、ストロークは大したことない(せいぜい10cmくらいか)。MT装置のバッファだと2か所で1.5mくらいのストロークが稼げるから、急激なスタート・ストップ・逆転にも対応可能というわけ。
巻が緩いとテープテンションがかかった際にテイクアップリールからテープが外れて、サプライリールに高速で巻き取られる過程でエアに引かれたりテープ端が暴れたりして破損するんだろうね。もちろん通常のアンマウント時にはエア圧を上げたり巻取り速度を低速にしたりして、しずしずと巻き上げるのでテープ端が痛むようなことはありません。
テープメディアに触った経験がある自分にはとっても分かりやすい説明なんだけどあまり知らない人からすると「サプライリール」「テイクアップリール」「テンションアーム」「ストローク」「エアダンパ」あたりはちょっとカンの良い人じゃないと分からないのかもしれないなぁ、とか思ってしまった
いちいち説明書け、という意味じゃないですw調べるか英単語から類推すりゃ想像はつく範囲だとは思います「カタカナ語使いすぎるな」と言われても使った方が説明はすっきりするよな、とか考えながら読んでました
F通の中型機のころは手作業でリールに巻き付けてて、汚い手で触るなとか言われてたけど、DECのVAXにリプレースされたらテープに手を触れずバキュームでマウントされるようになってみんなで感動しました。
MicroVAXでTK50、LTOの元祖みたいなものだった。
みんなが想像するLTO(小規模ユーザー)=人が装置にセットするヘビーなユーザーが使う実際のLTO=ロボットみたいなので自動的にLTOの入れ替えをする超巨大ストレージ
最初の装填が地獄。一本ずつ個包装されてるビニール破って、ケース開けて、カートリッジ取り出して、パーコード貼って、10本ずつケースにセットして、ライブラリ装置に差し込んでいく。
マジで気が狂いそうになる。
最初だけでなくメンテナンスの交換時も地獄ですねテープ寿命は基本的に同時期のはずなので、ビニール破ってケース開けてカートリッジ取り出してラベル貼付して、(ライブラリから取り除いて新品を入れて、)×nクリーニングテープの寿命がずれてるのでそれだけスケジュールずれてたり。単純作業だけどミスると死ぬ系なので下っ端に任せられず難儀する。
前はケースの中にテープ用ラベルシールが添付されてて、それが静電気で裏側に張り付いてたりするのでないことを確認して装填
ライブラリの故障かと思ったらラベルの縁がはがれて別の個所にくっついたことによる詰まり、なんかもあるあるでしたね
>みんなが想像する磁気テープ=オープンリールえ?カセットテープじゃないの?
CLOADした後に再生ボタンだよね
ああ。リモート端子ついてないのお使いだったんですね。
#メーカー純正周辺機器として売っていたデータレコーダーは高価だったけどエラー率は低かったなぁ。
PC-6082は、名機でした。サッポロ3200bps(改造した)でもほぼノーエラーで働いてくれました。当時PWMで約9600bpsまで実験したけどいまの信号処理技術で詰め込んだらいくら位行けるかなぁ電話回線モデムの倍位はいけるかな?
プログラム完成後、誤ってCLOADすると....# 直後なら復活も可能だったか
PC8001?MZ-80K?
#他にもあったけど忘れた
オープンリール懐かしい。昔コンピュータのイラストと言えば、オープンリールの磁気テープ読み取り装置だったなあ。
うちの会社でもパンチ入力データの納品とか、印刷会社への印刷データ引き渡しで結構オープンリールが生き残ってて
ほんの数件の再納品でもあのでかいテープで納品されてきて、無駄だなあって思ってた。
オープンリールって、リールに巻いてあるだけでオープン(自由に引っ張り出せるし、リールに固定されてないので全部抜くことも出来る)みたいなイメージ持ってる。LTOってLinear Tape Openだよね。使ったことないんだけど、カセットでもカートリッジでもリールでもないのかな?
LTOのオープンはメディアが物理的にむき出しになってることじゃなくて、仕様・規格がオープンでことでしょ。なおテープ媒体の「オープンリール」は、技術英語では「Reel-to-reel」というほうが普通だと思います。少なくとも英語で検索するときには後者のほうがヒットしやすい。
LTOは、APSフィルムみたいにリールの片方がカートリッジに入ってる構造。ドライブ側にもリールが入っていて、ロード時にカートリッジからドライブ側のリールに巻いてく感じ。ドライブ側のリールに自動で巻くためにテープの端にピンが付いてたりと色々工夫されてるなぁと。
いまだにコンピュータ(なんか研究所とかにあるスゴイやつ)のイメージって鉄腕アトムとかウルトラマンとかの時代のアレ?今の子供たちは、どんなイメージを持っているんだろう
どこか(クラウドの向こう側)にあるはずだけど、実際にどんな形かは分からないし、分かる必要もないのだと思う。
データセンターかなぁ
富嶽の写真でも見せればいいんじゃないの。
雲の向こうにある富嶽かぁhttps://dic.nicovideo.jp/a/%E5%AF%8C%E5%B6%BD(%E7%88%86%E6%92%83%E6%A9%9F) [nicovideo.jp]なんか違う・・・
自分はオープンリールはほとんど使った事ないなぁ3480とかTK50とかいったカートリッジテープからだわ
今どきオープンリール想像するやつなんか居らん。テープ自体知らん。
だよな。若い営業に「ヘッドって何ですか」ってきかれたときには気絶した。
暴走族のリーダーだっけ?
ビックリマンの背景がキラキラしてるキャラ
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
notオープンリール (スコア:1)
みんなが想像する磁気テープ=オープンリール
実際の磁気テープ=LTO(普段の運用でバックアップのために持ち出す可能性があり得るのは、今はこっち。多分。)
……我輩が学生の頃は、教科書でオープンリールを滅びたメディアとか紹介していたけど、そもそも今はオープンリール自体の存在は教科書に出てきたりするんだろうか。
Re:notオープンリール (スコア:2)
---- 6809
Re:notオープンリール (スコア:1)
オープンリールテープでの一番印象的な思い出は、マウント時の巻きが甘くて、マウントボタンを押したとたんに、ものすごい音とともにテープがバッファに吸い込まれ、テープの端がボロボロになったこと。
マウントとか、バッファとかどちらも今でも使う用語だけど、どちらも物理的な操作なり物理的存在なり、どちらもそこに実在するものだった。
Re:notオープンリール (スコア:4, 参考になる)
何の話をしているかわからない人が多いと思うので一応。
この写真がわかりやすいかな。
https://museum.ipsj.or.jp/computer/device/magnetic_tape/0028.html [ipsj.or.jp]
右側がサプライリールで、媒体リールを装着するところ。左側がテイクアップリールで、媒体を装填すると自動的にテープを繰り出して左側にエアも使って送り巻き付ける(自動スレッディング機構)。
正面左右にエアチャンバーがある。これが親コメントにある「バッファ」。
奥行方向(厚み)がテープ幅になった直方体の箱で下部から減圧してテープを引き込む。完全に下までは行かないようになっていて、テープはチャンバ内でU字型に垂れ下がっている。この例ではサプライ側・テイクアップ側それぞれにバッファがあるね。
MT装置のテープは高速で早送り巻き戻しを繰り返すのでスタートストップが高頻度で、高速に繰り返し発生する。
このさいにテープを傷めず、かつたるまないようにテープテンションをほぼ一定に維持するのがバッファで、空気圧を調節してU字型のたるみ位置をバッファの上下ストローク範囲内に収まるように調節している。
オープンリールテープレコーダーではテンションアーム機構があり、回転支持されたアームに乗ったポストがテープのたるみを取るように(テープテンションとバランスするように)ばねとエアダンパなどで制御しているけれど、ストロークは大したことない(せいぜい10cmくらいか)。
MT装置のバッファだと2か所で1.5mくらいのストロークが稼げるから、急激なスタート・ストップ・逆転にも対応可能というわけ。
巻が緩いとテープテンションがかかった際にテイクアップリールからテープが外れて、サプライリールに高速で巻き取られる過程でエアに引かれたりテープ端が暴れたりして破損するんだろうね。もちろん通常のアンマウント時にはエア圧を上げたり巻取り速度を低速にしたりして、しずしずと巻き上げるのでテープ端が痛むようなことはありません。
Re:notオープンリール (スコア:1)
テープメディアに触った経験がある自分にはとっても分かりやすい説明なんだけど
あまり知らない人からすると
「サプライリール」「テイクアップリール」「テンションアーム」「ストローク」「エアダンパ」
あたりはちょっとカンの良い人じゃないと分からないのかもしれないなぁ、とか思ってしまった
いちいち説明書け、という意味じゃないですw
調べるか英単語から類推すりゃ想像はつく範囲だとは思います
「カタカナ語使いすぎるな」と言われても使った方が説明はすっきりするよな、とか考えながら読んでました
Re:notオープンリール (スコア:1)
F通の中型機のころは手作業でリールに巻き付けてて、汚い手で触るなとか言われてたけど、
DECのVAXにリプレースされたらテープに手を触れずバキュームでマウントされるようになってみんなで感動しました。
Re: (スコア:0)
MicroVAXでTK50、LTOの元祖みたいなものだった。
Re: (スコア:0)
みんなが想像するLTO(小規模ユーザー)=人が装置にセットする
ヘビーなユーザーが使う実際のLTO=ロボットみたいなので自動的にLTOの入れ替えをする超巨大ストレージ
Re: (スコア:0)
最初の装填が地獄。
一本ずつ個包装されてるビニール破って、ケース開けて、カートリッジ取り出して、パーコード貼って、10本ずつケースにセットして、ライブラリ装置に差し込んでいく。
マジで気が狂いそうになる。
Re: (スコア:0)
最初だけでなくメンテナンスの交換時も地獄ですね
テープ寿命は基本的に同時期のはずなので、ビニール破ってケース開けてカートリッジ取り出してラベル貼付して、
(ライブラリから取り除いて新品を入れて、)×n
クリーニングテープの寿命がずれてるのでそれだけスケジュールずれてたり。
単純作業だけどミスると死ぬ系なので下っ端に任せられず難儀する。
Re: (スコア:0)
前はケースの中にテープ用ラベルシールが添付されてて、それが静電気で裏側に張り付いてたりするのでないことを確認して装填
Re: (スコア:0)
ライブラリの故障かと思ったらラベルの縁がはがれて別の個所にくっついたことによる詰まり、なんかもあるあるでしたね
Re: (スコア:0)
>みんなが想像する磁気テープ=オープンリール
え?カセットテープじゃないの?
Re: (スコア:0)
CLOADした後に再生ボタンだよね
Re: (スコア:0)
ああ。リモート端子ついてないのお使いだったんですね。
#メーカー純正周辺機器として売っていたデータレコーダーは高価だったけどエラー率は低かったなぁ。
Re: (スコア:0)
PC-6082は、名機でした。
サッポロ3200bps(改造した)でもほぼノーエラーで働いてくれました。
当時PWMで約9600bpsまで実験したけど
いまの信号処理技術で詰め込んだらいくら位行けるかなぁ
電話回線モデムの倍位はいけるかな?
Re: (スコア:0)
プログラム完成後、誤ってCLOADすると....
# 直後なら復活も可能だったか
Re: (スコア:0)
PC8001?
MZ-80K?
#他にもあったけど忘れた
Re: (スコア:0)
オープンリール懐かしい。昔コンピュータのイラストと言えば、オープンリールの磁気テープ読み取り装置だったなあ。
うちの会社でもパンチ入力データの納品とか、印刷会社への印刷データ引き渡しで結構オープンリールが生き残ってて
ほんの数件の再納品でもあのでかいテープで納品されてきて、無駄だなあって思ってた。
Re: (スコア:0)
オープンリールって、リールに巻いてあるだけでオープン(自由に引っ張り出せるし、
リールに固定されてないので全部抜くことも出来る)みたいなイメージ持ってる。
LTOってLinear Tape Openだよね。使ったことないんだけど、
カセットでもカートリッジでもリールでもないのかな?
Re: (スコア:0)
LTOのオープンはメディアが物理的にむき出しになってることじゃなくて、仕様・規格がオープンでことでしょ。
なおテープ媒体の「オープンリール」は、技術英語では「Reel-to-reel」というほうが普通だと思います。
少なくとも英語で検索するときには後者のほうがヒットしやすい。
Re: (スコア:0)
LTOは、APSフィルムみたいにリールの片方がカートリッジに入ってる構造。
ドライブ側にもリールが入っていて、ロード時にカートリッジからドライブ側のリールに巻いてく感じ。
ドライブ側のリールに自動で巻くためにテープの端にピンが付いてたりと色々工夫されてるなぁと。
Re: (スコア:0)
いまだにコンピュータ(なんか研究所とかにあるスゴイやつ)のイメージって鉄腕アトムとかウルトラマンとかの時代のアレ?
今の子供たちは、どんなイメージを持っているんだろう
Re:notオープンリール (スコア:1)
どこか(クラウドの向こう側)にあるはずだけど、実際にどんな形かは分からないし、分かる必要もないのだと思う。
Re: (スコア:0)
データセンターかなぁ
Re: (スコア:0)
富嶽の写真でも見せればいいんじゃないの。
Re: (スコア:0)
雲の向こうにある富嶽かぁ
https://dic.nicovideo.jp/a/%E5%AF%8C%E5%B6%BD(%E7%88%86%E6%92%83%E6%A9%9F) [nicovideo.jp]
なんか違う・・・
Re: (スコア:0)
自分はオープンリールはほとんど使った事ないなぁ
3480とかTK50とかいったカートリッジテープからだわ
Re: (スコア:0)
今どきオープンリール想像するやつなんか居らん。テープ自体知らん。
Re: (スコア:0)
だよな。若い営業に「ヘッドって何ですか」ってきかれたときには気絶した。
Re: (スコア:0)
暴走族のリーダーだっけ?
Re: (スコア:0)
ビックリマンの背景がキラキラしてるキャラ