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>スピンの向きが予め決まっていても、この数式は変わらないのではないか?
どう頑張ってもそれができない、というのがベルの不等式ですね。リンクされたEMANさんのページで言えば、
(1)「どんな式の形かは限定しないが、事前に粒子に書き込まれる設定(局所的な隠れた変数)により測定結果が決まる」のならば、測定結果は必ずP(A↑B↑) + P(B↑C↑) ≥ P(A↑C↑)という不等式を満たす。(2)その一方で、一般的な量子論の予測では、この不等式を満たさない測定を考えることができる。
のでどちらかが否定される、という流れです。
と感じるかもしれませんが、「では実際に、測定結果が『事前に書き込むある変数だけに依存する関数』で、かつP(A↑B↑)、P(B↑C↑)、P(A↑C↑)の3つともが量子論と一致するような関数を考えてみてください」と言われても絶対に実現できないよ、というのをベルの不等式は示しています。(実際に、いろいろな関数を考えていただいても、実現できない事でしょう)
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり
一見できそうな気がしてもできない、というのがベルの不等式の帰結 (スコア:0)
>スピンの向きが予め決まっていても、この数式は変わらないのではないか?
どう頑張ってもそれができない、というのがベルの不等式ですね。
リンクされたEMANさんのページで言えば、
(1)「どんな式の形かは限定しないが、事前に粒子に書き込まれる設定(局所的な隠れた変数)により測定結果が決まる」のならば、測定結果は必ずP(A↑B↑) + P(B↑C↑) ≥ P(A↑C↑)という不等式を満たす。
(2)その一方で、一般的な量子論の予測では、この不等式を満たさない測定を考えることができる。
のでどちらかが否定される、という流れです。
>スピンの向きが予め決まっていても、この数式は変わらないのではないか?
と感じるかもしれませんが、「では実際に、測定結果が『事前に書き込むある変数だけに依存する関数』で、かつP(A↑B↑)、P(B↑C↑)、P(A↑C↑)の3つともが量子論と一致するような関数を考えてみてください」と言われても絶対に実現できないよ、というのをベルの不等式は示しています。
(実際に、いろいろな関数を考えていただいても、実現できない事でしょう)