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週刊少年ジャンプに掲載された、連載第一回目のコブラをリアルタイムで読んだ。そこに出て来たSF的なものに、コブラ(その時はサラリーマンのジョンソンを名乗っていた)の自宅に、デカイ情報端末みたいなものがあった。そこから支給されたボーナスの明細が出力されるけど、それが紙。当時はそれでも十分に未来だったのだな。
連載初回のコブラっていえば、ディックのSF小説『追憶売ります』の丸パクリに唖然とした。『追憶売ります』でピンとこないなら、映画『トーラルリコール』の原作といえばいいのかな。今なら炎上必須だよね。
コブラの連載開始が1978年で、『追憶売ります』のSF文庫収録も1978年(その前に『SFマガジン』に翻訳が載ったと思うが)。情報感度が高かったんだなぁ。
そりゃ後知恵。唖然としたなんて嘘っぽい。当時はパクリなんて概念がなかった。新しいもの、良いものはどんどん真似していった時代よ。
現在だと問題になりそうなレベルですけど、昔は海外の小説からのアイディアの借用はわりとあって(他の大御所もけっこう事例あり)、コブラ初回の件が特別に問題視されたみたいな話は聞かなかったですね。
こういうの、異世界転生チート化ハーレム物くらいテンプレ化されれば問題ないのかなあ。
逆方向だけどすごい大御所に、隠し砦の三悪人からストーリーの骨格や特徴的なシーンをパクっ借用してきた「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」ってのもありますね。
2つ目はパクリだけど3つ目からはジャンルになる、って格言を聞いたことがある
ああーそうですね、「荒野の七人」だとリメイクですけど、SW(ep4)は借用ですね。
クロサワ作品は影響が大きすぎるので、推理小説におけるポーなんかと並んでもうジャンルにしちゃっていいような気も。
黒澤といえば「天国と地獄」が……エド・マクベインの後の小説内でちゃかされていた。
エド・マクベインは、西部警察でもパクら^H^H^H借用されてたな。まさに「天国と地獄」に利用された小説の別のパートが。西部警察の件はエド・マクベインの耳に入らなかったもよう。
藤子・F・不二雄のSF短編なんかにも海外SFの翻案がちょこちょこ見られますね。まあそういう時代だったってことで。
一方、平井和正のウルフガイシリーズで、視覚聴覚を始めとする全ての感覚を遮断して三日もすれば発狂してしまうというカプセルに主人公が詰め込まれて拷問されるというシチュエーションがあったんだけど、コブラでこれがパクられて、平井がカンカンに怒ったなんて話もあったりする。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%AC%E3%... [wikipedia.org]アイソレーション・タンクはまさに「全ての感覚を遮断」するので、平井氏が自分で思いついたとしても再発明でしかない。
うん。タンクそのものは平井の発明じゃないってことで同意します。ストーリーでは実際主人公がタンクに詰め込まれて三日経ち、開けてみたら意外にもピンピンしてて何で?って種明かしするその理由がそっくりだったんですよね。
異世界転生なろう小説は、なろうが二次創作禁止になったことによるゼロの使い魔の二次創作の著作権ロンダリングが発祥と聞いた
パロディやオマージュって言っとけばだいたいOK
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
連載初回のコブラ (スコア:0)
週刊少年ジャンプに掲載された、連載第一回目のコブラをリアルタイムで読んだ。
そこに出て来たSF的なものに、コブラ(その時はサラリーマンのジョンソンを名乗っていた)の自宅に、デカイ情報端末みたいなものがあった。
そこから支給されたボーナスの明細が出力されるけど、それが紙。
当時はそれでも十分に未来だったのだな。
著作権に対しておおらかな時代 (スコア:0)
連載初回のコブラっていえば、ディックのSF小説『追憶売ります』の丸パクリに唖然とした。『追憶売ります』でピンとこないなら、映画『トーラルリコール』の原作といえばいいのかな。今なら炎上必須だよね。
コブラの連載開始が1978年で、『追憶売ります』のSF文庫収録も1978年(その前に『SFマガジン』に翻訳が載ったと思うが)。情報感度が高かったんだなぁ。
Re:著作権に対しておおらかな時代 (スコア:0)
そりゃ後知恵。唖然としたなんて嘘っぽい。
当時はパクリなんて概念がなかった。
新しいもの、良いものはどんどん真似していった時代よ。
Re:著作権に対しておおらかな時代 (スコア:2)
現在だと問題になりそうなレベルですけど、昔は海外の小説からのアイディアの借用はわりとあって(他の大御所もけっこう事例あり)、コブラ初回の件が特別に問題視されたみたいな話は聞かなかったですね。
こういうの、異世界転生チート化ハーレム物くらいテンプレ化されれば問題ないのかなあ。
Re:著作権に対しておおらかな時代 (スコア:1)
逆方向だけどすごい大御所に、
隠し砦の三悪人からストーリーの骨格や特徴的なシーンを
パクっ借用してきた「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」ってのもありますね。2つ目はパクリだけど3つ目からはジャンルになる、って格言を聞いたことがある
Re:著作権に対しておおらかな時代 (スコア:2)
ああーそうですね、「荒野の七人」だとリメイクですけど、SW(ep4)は借用ですね。
クロサワ作品は影響が大きすぎるので、推理小説におけるポーなんかと並んでもうジャンルにしちゃっていいような気も。
Re: (スコア:0)
黒澤といえば「天国と地獄」が……
エド・マクベインの後の小説内でちゃかされていた。
エド・マクベインは、西部警察でもパクら^H^H^H借用されてたな。
まさに「天国と地獄」に利用された小説の別のパートが。
西部警察の件はエド・マクベインの耳に入らなかったもよう。
Re:著作権に対しておおらかな時代 (スコア:1)
藤子・F・不二雄のSF短編なんかにも海外SFの翻案がちょこちょこ見られますね。
まあそういう時代だったってことで。
一方、平井和正のウルフガイシリーズで、視覚聴覚を始めとする全ての感覚を遮断して三日もすれば発狂してしまうというカプセルに主人公が詰め込まれて拷問されるというシチュエーションがあったんだけど、コブラでこれがパクられて、平井がカンカンに怒ったなんて話もあったりする。
# SlashDot Light [takeash.net] やってます。
Re: (スコア:0)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%AC%E3%... [wikipedia.org]
アイソレーション・タンクはまさに「全ての感覚を遮断」するので、平井氏が自分で思いついたとしても再発明でしかない。
Re:著作権に対しておおらかな時代 (スコア:1)
うん。タンクそのものは平井の発明じゃないってことで同意します。
ストーリーでは実際主人公がタンクに詰め込まれて三日経ち、開けてみたら意外にもピンピンしてて何で?って種明かしするその理由がそっくりだったんですよね。
# SlashDot Light [takeash.net] やってます。
Re: (スコア:0)
異世界転生なろう小説は、なろうが二次創作禁止になったことによるゼロの使い魔の二次創作の著作権ロンダリングが発祥と聞いた
Re: (スコア:0)
パロディやオマージュって言っとけばだいたいOK