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軍事用ならともかく、旅客機としての需要はあるんかな。現行の一般的な旅客機はマッハ0.7〜0.8程度。同じコストで2倍の速度なら、そりゃ大革新だけど。形状から見るに収容人数は少ないし、燃費も現行に比べて良いことはないだろう。CO2削減とかも騒がれてる現状、どういう分野でメリット出せるのだろうか……。
プロペラ機が12時間かけて大西洋横断飛行をしていた頃、ジェット機が登場して7時間で飛べるようになった。じゃあ超音速機にすれば3時間で飛べるのでは?と考えるのは自然なこと。
航空会社は「所有する航空機をすべて超音速機にすれば所有する機体を半分にできて利益が爆増するのでは?」と捕らぬ狸の皮算用をしたのが超音速機ブームを呼んだ背景なのです。
で、コンコルドの開発中にイギリスBAC(現BAE)とフランスのシュドアビアシオン(いろいろあって今はエアバス)の中の人が「あれ…?これもしかしなくても超音速飛行ってめっちゃ高コストなのでは…?」と気づいたころにボーイングは「ボーイング2707 [wikipedia.org]」という可変翼超音速旅客機なんていうドリーム満載のプランを立てていたのです。これはメッチャかっこいいので実現してほしかった。無理だけど。ロッキードはL-2000 [wikipedia.org]というコンコルドのパチモンみたいな案を出していた。現実的にはコンコルドが(コストを度外視しても)最適解だったんでしょうかね。
速いか遅いかなら速い方がよかろうけど、コストに見合うかって話でしょ。ただでさえインターネットの普及等で、キーパーソンが物理的な移動をすることの価値自体が下がってきてるんだから。
国家首脳クラスとか、あるいは超一流のスポーツ選手とかなら、需要はあるのかもしれないが。
プロペラ機→ジェット機に移行するコストと同じ程度の負担増で超音速機が導入できると思ってたのよそんなことは全然なかったのだが(そして途中で過大なコストによる運営継続不可能に気づいてもビッグプロジェクトすぎて後戻りできないという事例はのちに「コンコルド錯誤」ということわざになった)
コンコルドが来日したのは都合6回ですが、フランス大統領の乗機としての来日が3回。あとはデモンストレーションと外交使節団にしか使われてないのでやっぱフランスの国家としての威信しかかかってない気がします
キーパーソンの拘束時間を減らせるとも言える
ニューヨーク-ロンドン間を3時間で行くか、5時間で行くか
待ち時間あるから目的地まで3時間+αか、5時間+αで、後者なら目的地に着いたら休憩とりたいねえ
キーパーソンなら単なる拘束時間にならないように、移動中仕事ができるようプライベートジェットですかね。移動後に休息が必要な移動手段では、5時間が3時間に減ろうが見合わないでしょう。
そこは人と収入によるんじゃねとしか
上昇降下加速減速に要する時間の割合が増えていくだけで、高速化の効果は速度を上げるだけ小さくなりますね。
だからこその、「静粛超音速」では。
コンコルドは2時間53分で大西洋横断してたけど、マッハ2なら2時間16分ほどの距離なので、ロスは37分程
これをマッハ4にしたら、超音速飛行時間68分にロスを入れて1時間45分で、「速度二倍で時間2/3」。これぐらいまでは高速化の効果がある段階だと思う。
騒音問題で陸地上空の超音速飛行を禁止されたコンコルドでもこんなものですから、静かなら早く超音速に入れてもっとロスを減らせられます。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
需要あるんかね (スコア:0)
軍事用ならともかく、旅客機としての需要はあるんかな。
現行の一般的な旅客機はマッハ0.7〜0.8程度。同じコストで2倍の速度なら、そりゃ大革新だけど。
形状から見るに収容人数は少ないし、燃費も現行に比べて良いことはないだろう。
CO2削減とかも騒がれてる現状、どういう分野でメリット出せるのだろうか……。
超音速機とその時代 (スコア:2, 参考になる)
プロペラ機が12時間かけて大西洋横断飛行をしていた頃、ジェット機が登場して7時間で飛べるようになった。
じゃあ超音速機にすれば3時間で飛べるのでは?と考えるのは自然なこと。
航空会社は「所有する航空機をすべて超音速機にすれば所有する機体を半分にできて利益が爆増するのでは?」
と捕らぬ狸の皮算用をしたのが超音速機ブームを呼んだ背景なのです。
で、コンコルドの開発中にイギリスBAC(現BAE)とフランスのシュドアビアシオン(いろいろあって今はエアバス)の中の人が「あれ…?これもしかしなくても超音速飛行ってめっちゃ高コストなのでは…?」と気づいたころにボーイングは「ボーイング2707 [wikipedia.org]」という可変翼超音速旅客機なんていうドリーム満載のプランを立てていたのです。これはメッチャかっこいいので実現してほしかった。無理だけど。ロッキードはL-2000 [wikipedia.org]というコンコルドのパチモンみたいな案を出していた。現実的にはコンコルドが(コストを度外視しても)最適解だったんでしょうかね。
Re: (スコア:0)
プロペラ機が12時間かけて大西洋横断飛行をしていた頃、ジェット機が登場して7時間で飛べるようになった。
じゃあ超音速機にすれば3時間で飛べるのでは?と考えるのは自然なこと。
速いか遅いかなら速い方がよかろうけど、コストに見合うかって話でしょ。
ただでさえインターネットの普及等で、キーパーソンが物理的な移動をすることの価値自体が下がってきてるんだから。
国家首脳クラスとか、あるいは超一流のスポーツ選手とかなら、需要はあるのかもしれないが。
Re: (スコア:0)
速いか遅いかなら速い方がよかろうけど、コストに見合うかって話でしょ。
ただでさえインターネットの普及等で、キーパーソンが物理的な移動をすることの価値自体が下がってきてるんだから。
プロペラ機→ジェット機に移行するコストと同じ程度の負担増で超音速機が導入できると思ってたのよ
そんなことは全然なかったのだが
(そして途中で過大なコストによる運営継続不可能に気づいてもビッグプロジェクトすぎて後戻りできないという事例はのちに「コンコルド錯誤」ということわざになった)
国家首脳クラスとか、あるいは超一流のスポーツ選手とかなら、需要はあるのかもしれないが。
コンコルドが来日したのは都合6回ですが、フランス大統領の乗機としての来日が3回。あとはデモンストレーションと外交使節団にしか使われてないのでやっぱフランスの国家としての威信しかかかってない気がします
Re: (スコア:0)
キーパーソンの拘束時間を減らせるとも言える
ニューヨーク-ロンドン間を3時間で行くか、5時間で行くか
待ち時間あるから目的地まで3時間+αか、5時間+αで、後者なら目的地に着いたら休憩とりたいねえ
Re: (スコア:0)
キーパーソンなら単なる拘束時間にならないように、移動中仕事ができるようプライベートジェットですかね。
移動後に休息が必要な移動手段では、5時間が3時間に減ろうが見合わないでしょう。
Re: (スコア:0)
そこは人と収入によるんじゃねとしか
Re: (スコア:0)
プロペラ機が12時間かけて大西洋横断飛行をしていた頃、ジェット機が登場して7時間で飛べるようになった。
じゃあ超音速機にすれば3時間で飛べるのでは?と考えるのは自然なこと。
上昇降下加速減速に要する時間の割合が増えていくだけで、高速化の効果は速度を上げるだけ小さくなりますね。
Re:超音速機とその時代 (スコア:1)
だからこその、「静粛超音速」では。
コンコルドは2時間53分で大西洋横断してたけど、
マッハ2なら2時間16分ほどの距離なので、ロスは37分程
これをマッハ4にしたら、超音速飛行時間68分にロスを入れて1時間45分で、「速度二倍で時間2/3」。これぐらいまでは高速化の効果がある段階だと思う。
騒音問題で陸地上空の超音速飛行を禁止されたコンコルドでもこんなものですから、
静かなら早く超音速に入れてもっとロスを減らせられます。