Face to Face なコミュニケーションの重要性は否定しません。ただ Face to Face でなければコミュニケーションが出来ない、というのであればそれには違和感を感じます。例えばすでに亡くなってしまった著者でも活字を通じてコミュニケーションは出来ないでしょうか?最近ですと MMO(Massive Multi-player Online) ゲームでチャットを楽しんでいるプレーヤーを端から見ているとこれもコミュニケーション形態の一つなんだな、と思い知らされました。
「離陸すべきネット社会」というのは案外、Face to Face を必須としないコミュニケーションなのかもしれませんよ。
自意識過剰な韜晦癖とセキュリティを一緒くたにするか (スコア:2, 参考になる)
一体だれが隠すほどの顔を持ってるんでしょうか。まったくわかりません。
slashdot.jpを見てても思うけど、どうして日本のネットワーカーは何でもかんでも隠したがるのか、正直わからん。パソ通時代からずっと、30年前の軽井沢の喫茶店みたな恥ずかしいハンドル名で幼稚なコミュニケーションしかやってないわけだが、そろそろみんな本名も顔も出せばいいんじゃないのか。なんでスラドってACだらけなの?
Re:自意識過剰な韜晦癖とセキュリティを一緒くたにす (スコア:3, 参考になる)
例えば Google イメージ検索とリンクさせられたらどうでしょうか。ネットと実社会との違いの一つに「機械的に情報の収集出来る」怖さがあると思っています。現在の spam の多さや archive.org の存在などはパソ通時代の時とは状況が異なります。ネットには想像出来ない怖さがあるだけに、不
Mc.N
Re:自意識過剰な韜晦癖とセキュリティを一緒くたにす (スコア:2, 興味深い)
> 例えば Google イメージ検索とリンクさせられたらどうでしょうか。
機械的に情報の収集出来る怖さ、って、具体的に何でしょう。年齢、名前、顔写真が10万人ぶんあって、それで何ができるでしょう? いや、これは考えてみる価値があると思います。
ネットで何が起こるかまだわからないので不用意に情報を垂れ流さない、というのは正しいと思います。とくに女性は。
ただ、「ネットはアブナイ」というクリシェを無批判に垂れ流すのも無責任と思うんです。何でも危ない危ないってんじゃ思考停止ですよ。必要なのは、何が危なくて何がそうじゃないのかを探っていくことなのに、斜に構えて「ネットなんだから」なんて言ってたら、いつまでたってもasahi.comの記者レベルですよ。たとえば500通のメールアドレスが漏れたなんてのを、いまだに鬼の首を取ったように報じたりしているけど、今さらメールアドレスがどうかしましたかって感じ。
新しいテクノロジーに対して社会がある程度拒絶反応を示すことは健全なんでしょうが、現在の個人情報保護にかんする情緒的反応の過剰さは、もはや警鐘を鳴らすメリットより、離陸すべきネット社会の足を引っ張るデメリットのほうが大きいように感じています。
> ネットなら顔写真まで公開しなくても、個を確立する方法はある
そうですね、顔を知らなくても、よく知っているという人はいくらでもいます。
ただ、顔写真についてよく思うのですが、何万年もかけて人間は顔の見えるコミュニケーションをやってきたわけですよね。エレベーターで乗り合わせた他人同士がほほえみあうのは、犬歯を見せあって攻撃の意図がないことを伝えるためなんていう話があって、人間という動物は、いまだに身体的コミュニケーションに大きく依存しているんじゃないかと思うんです。互いに顔が見えるとき、人はマシなコミュニケーションをします。ハンドルを握ったドライバーが人が変わるのは、やっぱり顔が見えないからだろうと。
フレーミングが起こる原因の半分ぐらいは顔が見えないからじゃなかろうかと、思ったりします。そういうコミュニケーションの身体性みたいなのって、甘くみないほうがいいんじゃないかと。しょせんわれわれは言葉を話す猿です。
現に、ぼくが顔と自己紹介のリンクを貼ったら、丁重に挨拶をくださった方もいるじゃないですか。
# X-Faceをつけましょう(笑)
離陸すべきネット社会 (スコア:1)
今回の事件を踏まえて自分のサイトから写真を除外した学生達のことを考えると、個人情報の扱いについて「無関心」だったのではないか?と感じています。そんな人に対しては一律「ネットはアブナイ」とレッテルを貼っておいた方が効率が良さそうです。例えば「何故ここが30km制限なのか?」を理解させるより「ここは法律で30km制限と決められているから」とレッテルを貼るように。 Face to Face なコミュニケーションの重要性は否定しません。ただ Face to Face でなければコミュニケーションが出来ない、というのであればそれには違和感を感じます。例えばすでに亡くなってしまった著者でも活字を通じてコミュニケーションは出来ないでしょうか?最近ですと MMO(Massive Multi-player Online) ゲームでチャットを楽しんでいるプレーヤーを端から見ているとこれもコミュニケーション形態の一つなんだな、と思い知らされました。
「離陸すべきネット社会」というのは案外、Face to Face を必須としないコミュニケーションなのかもしれませんよ。
Mc.N
Re:自意識過剰な韜晦癖とセキュリティを一緒くたにす (スコア:0)
名前やメールアドレス、ハンドルネームで検索かけることによって特定の個人についてかなりの情報を得ることが出来ますからね。本人が公開していない情報に関しても、他人が(悪意のあるなしに
Re:自意識過剰な韜晦癖とセキュリティを一緒くたにす (スコア:1)
> 名前やメールアドレス、ハンドルネームで検索かけることによって特定の個人についてかなりの情報を得ることが出来ますからね。
情報を集めて何をしますか? 集めて何をするのか、何ができるのかという質問をしたつもりでした。
> 互いに顔が見えるとき、人はマシなコミュニケーションをします。現状のWebシステムでは、閲覧者の顔を見ることが出来ないことを忘れてませんか?
だから、あなたも出しませんかと言ってるわけです。システムやネット文化をどうしようか、ぼくらがどうしたいと思っているのかって議論をしたいと思ったんですが、そんなときに現状のシステム上の制限ごときをウンヌンされてもなぁ。
Re:自意識過剰な韜晦癖とセキュリティを一緒くたにす (スコア:1)
本名はマズいよと言われとりあえず隠しましたが
http://web.archive.org/
なんかを使えばバレバレでした。
だからもうどうでもいいわ、本名くらい・・・。
Saganist "I'm sorry Dave, I'm afraid I can't do that."
Re:自意識過剰な韜晦癖とセキュリティを一緒くたにす (スコア:0)
ネット上での活動を監視とか、軽くストーキングとか、ラブレター送るとか、エッチな画像とコラージュしてハァハァとか。
#まぁ、そういうのされても気にならない人もいると思うけど。
> だから、あなたも出しませんかと言ってるわけです。システムやネット文化をどうしようか、
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