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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
「決まりごと」の限界 (スコア:1, 興味深い)
人間が長い間かけて人権などを守るために作り上げた「決まりごとシステム」。
だけど、“決まりに反しなければ何やってもいいじゃん”とか
“決まりのスキマを利用して儲けてやろう”とかいう輩がでてきます。
そういう「決まり」のセキュリティホールのようなものを
Re:「決まりごと」の限界 (スコア:1)
コアになる仕事は「口座を用意し、入金があればその分残高を増やし、
出金ならば減らし、期日が来たら利息をつける」
ただそれだけならば、プログラムを書くことはそれほどむずかしくはない。
けれど、このシステムが管理すべき口座は100万単位、
入出力を実際に行うのは、システムのことを完全に知っているわけでは
ない窓口の行員だったり、ATM機械の声にどぎまぎするおばあさんだったり
するするわけで、彼らでも間違わずに入出力がこなせるようなインターフェース
が絶対必要。
エラーを起こしてはならず、様々な例外が発生した時にはそれに対応するための
処理をしなければならないとしたら、純粋な口座出納よりもはるかに大規模な
入力・出力・例外処理のためのルーチンを用意していなければならないわけで。
さらにそれでさえ予想できないシステムのエラーに対処するために、
常に何らかの形で緊急の処理を担う人間が張り付いている必要がある。
法律というシステムも、コアの部分はかなり
直感的、常識的、感覚的なものである。
・人を殺してはならない
・約束は守らねばならない
・損害を与えたら弁償しろ
だけど、この規定は社会の様々なレベルで適応させなければならない。
となると、どうしてもコアな部分を遙かに上回る手続きや例外規定を
設けなければならないし、それを実際に運用する側にも深い判断能力を
必要とする。
また、その判定の際にも、機械的なものではなく、多分に担当者の判断
が入り込まざるを得なくなる。
結局法律の運用結果は、わかりにくく、一貫性のないように見えてしまう
事も多々でてしまうわけである。
だからといって、システムをなくしてしまおうとか、「簡略化」しようという
議論はやはり乱暴ではないかと。
結局はシステムのさらなる精錬を目指すしかない。
--- 天婦羅★三杯酢 temp@sunbuys.co.jp ---