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「当社サーバー上の注文伝票システムにおける受注時刻と当社から出された注文を取引所が受注した時刻との差が5分を超えないことを基準としています。 いずれの場合も当社のサーバーで記録された時刻が基準となります。(略)5分以上遅延したらSLAの対象」
お客様の注文処理が遅延した場合、通常どおり処理されていた状態に戻すことを原則とします。 具体的には、通常どおり処理されたものとして約定代金等を計算し、お客様に不利であれば差額等をお戻しするということになります。
証券取引の委託業務では、あくまでも顧客による発注だけが顧客の意志を表す唯一の手段です。ログインできないなどのために発注できない場合は、以下の理由によりまず補償は受けられません。
発注の送れによる損失は原則として顧客の責任なので、障害時に備えて発注手段のバックアップを確認しておく必要があります。特に、信用取引を行っている場合は、建玉の返済期限が遵守できないとペナルティを受けてしまうこともあります。また、たとえ発注しても、約定しない場合は同様の扱いになることが多いです。
一方、ひとたび顧客が注文を発注し、障害による誤約定が生じた場合は何らかの保護を受けられるのが普通です。#507206 [srad.jp]にある差額清算や、証券会社との相対取引により約定をつけるなどの処理があります。具体的な措置については、前もって証券会社に確認しておくのがよいでしょう。
ちなみに、今はほぼすべての銘柄がシステム売買になったのでシステムトラブルにでもならない限り誤約定にはならないことが多いですが、立会場が現役だったころは場立ちに体力や(身体の)機敏さなどがないと注文遅れが生じていたこともありました。特に大証では、急ぎの注文をこなすと背広がボロボロになってしまうことも珍しくありませんでした。また、急落の翌日には個人投資家からの注文が殺到し、注文や約定伝票が山のように積み重なるため、発注済み注文の確認や約定と注文の付け合わせなどで徹夜になったという昔話もあります。
通常どおり処理されたものとして約定代金等を計算し、お客様に不利であれば差額等をお戻しする
得になったら得になったで、顧客には損失が出ないので証券会社などは基本的に何もしないはずです。発注遅れだけでなく、誤約定によってより有利に取引できた場合も同様でしょう。
特に約定に関して注意が必要なのは、指値注文であっても必ずしも指値通りに約定するとは限らないこと。指値の買い(売り)注文は、指値以下(以上)の値段で約定します。注文をつけ合わせる時に、買い手と売り手の双方が指値によって損失を出さなければよいのです。例えば、買い注文を売り気配値よりも高い指値で発注すると、まず指値通りには約定しません。この場合は売り手に価格優先の原則を適用し、その時点で最も安い売り注文から売り注文の指値で順次付け合わせます。売り手は指値通りに売れますし、買い手も指値より安く買えるのでどちらにも指値に対して損失が出ていません。
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カブドットコムのSLA(サービス品質保証制度) (スコア:3, 参考になる)
新たな祭りの予感
雑誌「日経システム構築」2003年6月号特集「"強い"運用に変える」の中でカブドットコムが扱われていて、システム統括部長 兼 業務開発課長 阿部吉伸氏が自慢気に語っているページを仕事でたまたま今読んでました。
Re:カブドットコムのSLA(サービス品質保証制度) (スコア:3, 参考になる)
おおっ.
みんつ
Re:カブドットコムのSLA(サービス品質保証制度) (スコア:1)
先のコメント #507160 [srad.jp]
の中で言いたかったのは、その注文処理が
適切に行えるかであって、受付もしてもらえなかったって場合は、
Q.ログインできすに注文が出せなかった場合は、SLAの対象になりますか?
A.SLAの対象となる注文は当社で受注が確認できたものに限らせていただきますので
ログインできない場合は対象外とさせていただきます。
がいやだなと思ったわけです。
当たり間えっちゃ当たり前。
仮に、ログインしてても...ってグレーに感じるのは僕だけかな?
# 難しいな、システム考えるの。
発注が、それだけが顧客の意志 (スコア:4, 参考になる)
証券取引の委託業務では、あくまでも顧客による発注だけが顧客の意志を表す唯一の手段です。ログインできないなどのために発注できない場合は、以下の理由によりまず補償は受けられません。
発注の送れによる損失は原則として顧客の責任なので、障害時に備えて発注手段のバックアップを確認しておく必要があります。特に、信用取引を行っている場合は、建玉の返済期限が遵守できないとペナルティを受けてしまうこともあります。また、たとえ発注しても、約定しない場合は同様の扱いになることが多いです。
一方、ひとたび顧客が注文を発注し、障害による誤約定が生じた場合は何らかの保護を受けられるのが普通です。#507206 [srad.jp]にある差額清算や、証券会社との相対取引により約定をつけるなどの処理があります。具体的な措置については、前もって証券会社に確認しておくのがよいでしょう。
ちなみに、今はほぼすべての銘柄がシステム売買になったのでシステムトラブルにでもならない限り誤約定にはならないことが多いですが、立会場が現役だったころは場立ちに体力や(身体の)機敏さなどがないと注文遅れが生じていたこともありました。特に大証では、急ぎの注文をこなすと背広がボロボロになってしまうことも珍しくありませんでした。また、急落の翌日には個人投資家からの注文が殺到し、注文や約定伝票が山のように積み重なるため、発注済み注文の確認や約定と注文の付け合わせなどで徹夜になったという昔話もあります。
Re:発注が、それだけが顧客の意志 (スコア:1)
> じていた場合は、損失補てん(証券取引法違反)の恐れがある。
なるほど。詳説、大変参考になりました。
ありがとうございました。
Re:カブドットコムのSLA(サービス品質保証制度) (スコア:0)
やっぱり同じように無かった事になるのかな。
得になったら顧客の勝ち (スコア:2, 参考になる)
得になったら得になったで、顧客には損失が出ないので証券会社などは基本的に何もしないはずです。発注遅れだけでなく、誤約定によってより有利に取引できた場合も同様でしょう。
特に約定に関して注意が必要なのは、指値注文であっても必ずしも指値通りに約定するとは限らないこと。指値の買い(売り)注文は、指値以下(以上)の値段で約定します。注文をつけ合わせる時に、買い手と売り手の双方が指値によって損失を出さなければよいのです。例えば、買い注文を売り気配値よりも高い指値で発注すると、まず指値通りには約定しません。この場合は売り手に価格優先の原則を適用し、その時点で最も安い売り注文から売り注文の指値で順次付け合わせます。売り手は指値通りに売れますし、買い手も指値より安く買えるのでどちらにも指値に対して損失が出ていません。
Re:得になったら顧客の勝ち (スコア:1)
ものすごく何かを勘違いしているようですが、
指値はまさに「指値」であって、
売り(買い)手が指定した指値以外の値段で約定する事はありません。
(証券法で認められていない)
例えば、指値1000円で買い注文を入れていたとして、
売り手が1100円で入れてきた、これは買いません。
ここまではまあ当たり前の話ですが、
売り手が仮に900円で入れてきても「買いオペされません」。
これが指値売買の落とし穴であって、
証券売買の基本が「買いも売りも成行」と言われる所以です。
多分逆指値か成行きとごっちゃにしてるのでしょうけど。
ちなみに、かなーり前は逆指値が使えましたが、
今は一部の例外を除き認められていませんよ。
Re:得になったら顧客の勝ち (スコア:0)
シッタカすると恥ずかしい思いをするよ。
Re:カブドットコムのSLA(サービス品質保証制度) (スコア:0)
ショバ代もきっちり払って頂きます。
文句があるなら覚悟して言いな。
#所詮バクチの世界なのでAC