ある目的の為にハンドル名を持つケースと、まずハンドル名を先に持ってしまっていて、何をやるにしてもそのハンドル名を使ってしまうケースとでは、匿名性は全然違ってきちゃうでしょうね。おいらの場合は後者のケースになるので、匿名性は薄れてしまう。Dirge さんの場合は、/.-j に対する問題提起を目的とした ID であって、それ以外の場面に対する匿名性は確保されている。
ID を持っていることに (必要以上に) 特別な意識を持ってしまっている、あるいは AC を卑下するような態度をとってしまう方というのは、ハンドル名の性質を、後者のようなものとしてしか考えることができないからなのかもしれません。あるいは、前者のようなハンドル名の使われ方自体を、不健全なものであると考える方もいらっさるようにも思います。この考え方は、パソコン通信時代を引きずっている人には見られがちな症状なのかもしれません。古くて、狭い考え方であるように思います。こういう方々にこそ、2ちゃんねるなどで行われているやり取り、および活動を、もっとよく観察して学ぶべきなのかもしれません。
変わっていないと言うより (スコア:0)
2chと比べられるのを極端に嫌がったり、2chを悪く言うIDが多いのも、実はスラドがどうしようもなく下世話な状態であることに薄々気づきつつそれを陽に認めることができないからこそ、という感じがします。また、そんな現状をきちんと認識できないあたりが、いかにもスラドらしくトホホなんですがね。
Re:変わっていないと言うより (スコア:1)
本家のことだよ。
slashdot.org について書かれた Hotwired の記事から5年経ってるってこと。
ジャパンと本家は似て非なるもの。
本家のほうが2chにより近いと思う。
Re:変わっていないと言うより (スコア:1)
本家くらいのユーザ数になると
IDとanonymousとで違いがない。
以前にも書いたが、IDがラジオでのお便り紹介、
「×市の○さん」と同じようなものになる。
個別差はあるが、まず覚えられない。
なので自ずと2ちゃんねる的な混沌を持つ。
しかし現在の.jp規模ではどうしても馴染みIDができる。
それはそれで面白いのではあるものの
馴れ合いと揶揄される状況へ簡単に移行しがち。
.jpのユーザに2ちゃんねるを嫌う傾向が強いのは、規模へのやっかみ、
2ちゃんのヘビーユーザであったことがなくてその文化を知らない、
IDと匿名が変わらないことを理解していないために
「IDの優越感」を持っているからだと思う。
最後
Beauty is within us, just like a rose.
本質なんてどうでもいいのですが (スコア:1)
話し相手が ID だろうがそうでなかろうが、基本的には気にしないようにしているつもりですが (そうでないときもあるなぁという自覚も無いわけではないのですが)、自分が ID で (と、言うよりは、このハンドル名を冠した上で) なにかを書くときには、それ相応の緊張感があります。これは、あるいは私の場合はいたって特殊で、自分のサイト [asahi-net.or.jp] や、他のいくつかの場所でも使用しているハンドルネームである為に、(個人情報についておおっぴらに公開しているわけではないにも関わらず) ネット上での多くの行動に関連付けて観察される可能性があるからなのかもしれません。
むらちより/あい/をこめて。
コテハン (スコア:1)
2ちゃんねるを見れば判るだろう。
名無しメインな2ちゃんねるですら
有名コテハンなんて数が知れている。
よほどキャラが立っていないと覚えられない。
ひろゆきなどの運営陣は別格として、
私は松田新平氏、東京kitty氏くらいしか知らん。
今はもう全然2ちゃんねるを見てないのもあるが。
Beauty is within us, just like a rose.
Re:コテハン (スコア:1)
とりあえず、ID についてはこれが一番分かりやすくて具体的な説明だと思ったので、ここにつなげちゃいますね。
ハンドル名の使われ方もさまざまだと思います。2ちゃんねるのコテハンの場合、ある程度の例外はあるかもしれませんが、大抵の場合は、そのスレッドの中でのやり取りで個人が特定ができれば十分という考え方で使われているように思います。スレ主であることを示す 1 さん始め、例えば Winny 開発者にして言いだしっぺであることのみを示す 47 氏であるとか。結果として、Winny がいろんな意味で有名になってしまったが為に、47 氏も有名な存在になってしまいましたが (そういう意味ではあまりよい例であるとは言えないのですが ^_^;)、そうでなければ、このようなコテハンというのは、通常はそのスレッドのみという狭い範囲において、そのスレッドで行いたい活動のためだけに必要とされる個人の特定の為に使用されるもので、そのスレッドでの活動が終わってしまえば、いとも簡単に誰からも忘れ去られるような存在であるといえると思います。
ある目的の為にハンドル名を持つケースと、まずハンドル名を先に持ってしまっていて、何をやるにしてもそのハンドル名を使ってしまうケースとでは、匿名性は全然違ってきちゃうでしょうね。おいらの場合は後者のケースになるので、匿名性は薄れてしまう。Dirge さんの場合は、/.-j に対する問題提起を目的とした ID であって、それ以外の場面に対する匿名性は確保されている。
ID を持っていることに (必要以上に) 特別な意識を持ってしまっている、あるいは AC を卑下するような態度をとってしまう方というのは、ハンドル名の性質を、後者のようなものとしてしか考えることができないからなのかもしれません。あるいは、前者のようなハンドル名の使われ方自体を、不健全なものであると考える方もいらっさるようにも思います。この考え方は、パソコン通信時代を引きずっている人には見られがちな症状なのかもしれません。古くて、狭い考え方であるように思います。こういう方々にこそ、2ちゃんねるなどで行われているやり取り、および活動を、もっとよく観察して学ぶべきなのかもしれません。
むらちより/あい/をこめて。
Re:コテハン (スコア:1)
私のこれまでの主張とかなり似ていると思う。
使い捨ての人間関係 [egoism.jp]
Beauty is within us, just like a rose.
ネットどころか (スコア:1)
会社にもいるなぁとか思ってしまった。。。ていうか、おいらがまさにそれなのかな?(w 派遣さんとかやっていて、仕事が終わればそれまでみたいな関係。で、その間絶対連絡先や自分が住んでいる場所とかを周囲に教えない人。まぁ、調べれば会社には登録しているわけだからわかるんだろうけど、実際そこまでやる人ってあんまりいないし。実質的には契約期間が切れるまでは縁が切れないはずなんだけど、さくっと逃げちゃう人もいるし (^_^;;;;; 。
って強引な例えはともかくとして、「参加型」「所属型」という言い方はなるほどと思います。 off 会とかやってしまうと「参加型」としての意味合いは薄れちゃいそうな気がしますね。顔が割れてしまうわけで。。。
むらちより/あい/をこめて。