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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
粘性抵抗と推進力が相殺するとしても (スコア:3, すばらしい洞察)
# 乱流になりにくいからね
Re:粘性抵抗と推進力が相殺するとしても (スコア:1, 興味深い)
じゃあ,ゲンゴロウなどの水生昆虫を,そのプールで泳がしたらどうなるのだろう?
やはり,レイノルズ数が小さくなり過ぎて,身動きが取れなくなるのかな.
Re:粘性抵抗と推進力が相殺するとしても (スコア:1)
# 空気の粘性や比重だから昆虫サイズで性質の断絶がおきるわけで...
Re:粘性抵抗と推進力が相殺するとしても (スコア:1)
# 空気と水ではスケールが同じでもレイノルズ数が違うっての。
Re:粘性抵抗と推進力が相殺するとしても (スコア:1, 参考になる)
一般的にレイノルズ数Reが1e+4~1e+5あたりで、層流から乱流への遷移が起こります。まあ"性質の断絶"とまではいいがたいし、抵抗をグラフ上で表せば数学的には連続かもしれないけど、"連続的に状況が変化"とは言えませんね。
ついでに。流体力学をまっとうに学んだことがある人間であれば、ReやMなどの無次元数をどう考えるかはかなり初期に学ぶことなのですが。
このような無次元数は、物理的相似を考える際の次元解析で導出されます。
"物体の形状が相似であり、かつ無次元数が等しい(=物理的相似がある)ならば、起きる物理現象は同じである"というものです。これに従ってスケールダウンしたモデルでの実験が行なわれるわけです。
そういう意味で、対象形状の大きさが同一でその速度もほとんど変わらない今回のような話では、空気と水は明らかに違います。織り込み済みとかそういう話ではありません。
Re:粘性抵抗と推進力が相殺するとしても (スコア:0)
Re:粘性抵抗と推進力が相殺するとしても (スコア:1)
仮にレイノルズ数が減るとしたら、一般的に抵抗係数は上がりますよ。
(ゴルフボールのでこぼこを思い出してください)
泳ぎ方にも依ると思いますが、仮にクロールだったとすると、
手漕ぎは抗力、バタ足は揚力だと思います。
よって手漕ぎと体の抗力は、係数で言えばレイノルズ数の低下に伴って同じように増えた筈です。
力に直すと、手漕ぎの方は速度が大きいですが、体の抗力の方が面積は大きいので、
どちらの方が増加量が大きかったか、分かりません。
バタ足は密度の増加により増えたはずです。
その3つの増減の総和がほぼ0だったという事でしょう。
Re:粘性抵抗と推進力が相殺するとしても (スコア:1)
> 仮にレイノルズ数が減るとしたら、一般的に抵抗係数は上がりますよ。
> (ゴルフボールのでこぼこを思い出してください)
ゴルフボールのディンプルの話は、境界層の層流剥離と乱流剥離に関係する話なので、例としては少し適切でないかもしれないです。