「FreeBSDのSMPngについて」記事へのコメント

スピンロックとスリープロック

[tag (10007)]

Linux でよく用いられるスピンロックと、FreeBSD で用いている スリープロックについて、あちこちのサイトでコメントされているようです。この２つのロックについての説明を引用します。 (参照リンク) [ibm.com]

• きわめて短時間しか保持されないロックの場合は、スピン・ロックが適している。スピン・ロックにより、待ち状態のスレッドはそのプロセッサを保持し、ロックが使用可能になるまで緊密なループ (スピン) 内でロック・ビットを繰り返し調べることができます。 スピンの結果、CPU 時間が増加します (カーネルまたはカーネル・エクステンション・ロックのシステム時間)。
• 長時間保持されるロックの場合は、スリープ・ロックが適している。スレ

Re:スピンロックとスリープロック

[Anonymous Coward]

以前話題になっていた遺伝的アルゴリズムでカーネルチューニング [srad.jp]みたく、チューニングによって、それぞれのロックを使い分けるみたいな事はできないのかな？

Re:スピンロックとスリープロック

[ef (25263)]

チューニングによって、それぞれのロックを使い分けるみたいな事はできないのかな？

linux/Solaris/AIX には lockstat(1M) と言うのがあり、ロックに関する統計情報を集めることは既にできるので、これを使ってスピンからスリープに遷移する閾値をチューニングとかは出来そうですね。