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ぐぐると「主にヨーロッパで使われている」とあったんですが、日本で普及 しなかった理由はなんでしょう?
また、このポッド型では推進動力源を船外に置けるため静粛性の面ではメリットがありますが、一方で船殻外に大きな突起物が出るという事は水の抵抗を受けやすく、船内に動力源を置く場合と比べてエネルギーロスが大きくなります。 そのため貨物船など高コストパフォーマンスを求めた場合には不利です。
旋回性は良くなるかもしれませんが、大きなポッドを振り回すよりは、サイドスラスターとかを使った方が安価でメリットも大きいでしょう。 ポッドを固定ではなく可変にすると、その取り付け部分も複雑で大きなものが必要になってくるでしょうから、その分コストも上がり、水の抵抗も増えます。
結局、エネルギーコストが多少かかっても許される代わりに高度の静粛性を求められる、遠洋を航行する高級旅客船ぐらいしか使途は(今の所)無いのではないかと思います。 で、そういう船がほとんど無い日本では使われてなかったと・・・
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
タイタニック? (スコア:0)
最初の頃はどうしても事故はつきものだからちと怖いね。
Re:タイタニック? (スコア:1)
流れてる電流の総量はたいしたことないし、もともと超低温に冷却されてるわけだから、
外気の方がよっぽど高温で、臨界突破したところで単純に止まるだけなんでないかな。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:タイタニック? (スコア:3, 参考になる)
ソレノイドコイルの持っているエネルギーが,電流の1次,コイルの断面積(ボア径)の1次(即ち半径の2次,磁束 = 磁束密度 x 断面積)に比例します.
従って,磁場の強さ(電流に比例)以上に,ボア径がどれくらいあるかが重要になってきます.
私の経験ですが,
・ボア径10mm,磁束密度5.5T,温度2.2Kでのクエンチ → 全く気づかず
・ボア径51mm,磁束密度17T,温度4.2Kでのクエンチ → 液体He 80L全て蒸発,磁石も60Kまで温度上昇,部屋の中真っ白
・ボア径80mm,磁束密度0.1T,温度50mKでのクエンチ → 温度が200mK程度に上がってクエンチに気づくが,それだけ
といった具合です(電流値がどれくらいか覚えていないので,これだけでエネルギーを計算することはできないのですが).
結局クエンチしたときにコイルから放出されるエネルギーを,寒剤(液体Heや液体窒素)の気化熱で奪うわけですが,
このときの体積変化が非常に怖い.
・77K,1Lの液体N2 → 室温,1気圧で600Lの気体
・4.2K,1Lの液体He → 室温,1気圧で700Lの気体
と600~700倍体積が膨張します(即ち600~700気圧のガスと同じ密度).
普通の高圧ガスボンベが室温で約150気圧なので,クエンチするとその4倍程度の圧力が華奢なデュワー瓶の中に発生します.
まぁ,どうせ圧力に耐えられない容器だったら,早く壊れてくれた方が安全なのですが.
ちょっとオフトピックになりますが,液化ガスを持ってエレベータに乗るのは大変危険.
エレベータ内に閉じ込められたら,救出が遅れると窒息死します.
Re:タイタニック? (スコア:2)
>全て蒸発,磁石も60Kまで温度上昇,部屋の中真っ白
ああ,17Tマグネットのクエンチやりましたねえ.
避難呼びかけとか大変なんですよねえ.
>どうせ圧力に耐えられない容器だったら,早く壊れてくれた方が安全なのですが.
一応安全弁付いてることが多いので大丈夫じゃないですか?
うちの時も弁から愉快に噴出して終わりましたし.
100LのHeコンテナがリークでクエンチしたときもあらゆる弁から
噴出しながら終わりましたし.
>液化ガスを持ってエレベータに乗るのは大変危険.
窒素はそうですね.Heはクエンチでもしない限りまあ大丈夫.
エレベータって結構風通し良いですから,軽かったり重かったりする
ガスなら置換されてまあ大丈夫です.
#推奨されないのは確かですが.
Re:タイタニック? (スコア:1, 参考になる)
http://www.teleradiology.jp/MRI/12_MRI/MRI_jiko/
超伝導は状態はデジタルのようにある一定以下に
なると電気抵抗がゼロになる現象。
その温度を越えた時抵抗になる。
http://www.sist.ac.jp/~sasaki/ns/sasaki/Lecture_shimane/Lecture_in_Shimane1.htm
変化が直線的なら安全なんですがね。
窒素を冷却する為にヘリウムを使って冷却する
窒素が凝結して詰まったとされるのが
これ
http://www.teleradiology.jp/MRI/12_MRI/MRI_jiko/index1.html#Anchor-7365
常に冷やすように作っても詰まったりとか
衝突して破損したとか、衝突されたとか(船なんだし)
予期せぬことはあると思う。
そこを如何に解決するかだね。
#爆発することを想定して丈夫に造っておくもの安全対策です。
Re:タイタニック? (スコア:0)
ところで、このポッド型推進って今まで無知にして知らなかったんですが、
ぐぐると「主にヨーロッパで使われている」とあったんですが、日本で普及
しなかった理由はなんでしょう?あと、スクリューと違って、ポッド自身を
回転できそうなんで、ひょ
Re:タイタニック? (スコア:2, 参考になる)
あとhttp://www.okubo.nuee.nagoya-u.ac.jp/research_sc_j.html [nagoya-u.ac.jp]
対策としては問題起こった時被害を最小限にするかですかね。
どこだって事故が起こるなんて思ってないが、
起こるのが事故さ、甘くみちゃいかんよね
考えた通りに行けばロケットだって失敗しないさ。
え?これで揚げ足取り? (スコア:0)
>そのロケットは、考えがまちがっていたから失敗したんじゃないの?
>って揚げ足取り失礼。
なぜ文の一部のみを取り上げてそういうかな?
>> 考えた通りに行けばロケットだって失敗しないさ。
Re:え?これで揚げ足取り? (スコア:0)
ていいたかったんじゃないかな。
その更に元コメントも、
考え通りのことしか起きないのならロケットだって失敗しない
といいたいのだろうから、それくらいは読み取るべきだけど。
Re:タイタニック? (スコア:1, 参考になる)
日本で良く使われている旅客船というのは、沿岸を航行するものが多いため、水深が必要という事は利用できる航路が少なくなります。
また、このポッド型では推進動力源を船外に置けるため静粛性の面ではメリットがありますが、一方で船殻外に大きな突起物が出るという事は水の抵抗を受けやすく、船内に動力源を置く場合と比べてエネルギーロスが大きくなります。
そのため貨物船など高コストパフォーマンスを求めた場合には不利です。
旋回性は良くなるかもしれませんが、大きなポッドを振り回すよりは、サイドスラスターとかを使った方が安価でメリットも大きいでしょう。
ポッドを固定ではなく可変にすると、その取り付け部分も複雑で大きなものが必要になってくるでしょうから、その分コストも上がり、水の抵抗も増えます。
結局、エネルギーコストが多少かかっても許される代わりに高度の静粛性を求められる、遠洋を航行する高級旅客船ぐらいしか使途は(今の所)無いのではないかと思います。
で、そういう船がほとんど無い日本では使われてなかったと・・・
Re:タイタニック? (スコア:0)
それは間違いです. 船底では無く船尾にポッドを釣り下げます.
したがって喫水に変化はありません
主推進器が使えない時の緊急用推進システムに,船底から突き出すようなボッド式推進器が使われることがありますが(米海軍のOHペリー級),その場合も通常時は船内に引き込まれているので喫水は変わりません.
>>また、このポッド型では推進動力源を船外に置けるため静粛性の面ではメリットがありますが、一方で船殻外に大きな突起物が出るという事は水の抵抗を受けやすく、船内に動
Re:タイタニック? (スコア:0)
超伝導推進してるらしい北極海の観光用砕氷船が
機関部の磁気遮蔽が破れる超伝導事故起こす話がありましたね
高温超伝導が実用化してる近未来の話なので事故でコイルの冷却系が死んでも
周囲が低温の北極海のせいで超伝導状態なまま保たれて
強磁場のせいで救助もままならなかったりとか