「森永卓郎の新著，その名も『萌え経済学』」記事へのコメント

萌え株高騰なんて言ってるけど

[sparc (26380)]

ブロッコリーが債務超過状態に [srad.jp]なんて話が あったりメイド喫茶にしても秋葉原は飽和状態で 地方進出がすでに始まっているわけで、実は萌え関連は 成熟期を通り越して衰退期に入っていたりしてな。 バブルが弾けるのも時間の問題だったりして。

個人的に思うところとして、萌えにはキャラ萌え、 ストーリー萌え、シチュ萌え、メガネやネコミミなどの カテゴリー萌え、声優萌えなどいろいろあるにも かかわらず、ここ数年はキャラ萌えだけ、あるいは カテゴリ萌えだけなど単品で押してくるような作品が 主流になっている

Re:萌え株高騰なんて言ってるけど

[Anonymous Coward]

別に萌えが持続して欲しいとか、そういう気持ちは無いけど、
ブロッコリーは今回のブームが来る前に既に傾いていてる企業で、
最盛期は10年前に過ぎている会社だと思われ。
今回のブームが来ても乗れなかった、落ち目の会社を持ってきて
全体を語ると言うのは適切じゃないでしょう。
特に、完全に勝ち組と言える代表企業無きブームであって、
大きなチャンスもあれば、失敗するとでかい構造
「勢いがある」流れの中でアピールするための「勢いが必要」な市場
なので転落企業が出てくるのは当然でしょう。

>嫌気の差すヤツが出てきたりして先は長くないかも
大局的に見れば、十数年「初回限定」商法が衰えていないわけで。
萌えでなくも、パターン化という点で「オリコン」商法「全米が泣いた」商法は続いてる。

萌え対象を輩出する格闘ゲームや恋愛ゲームは既に、「キャラだけ差し換え」が
ユーザーにとっても積極的に肯定されているビジネスであって、
そのキャラに感情移入が出来る要件（外見とか性能とか性格とか）が
備わっていることが最も重要なのに、嫌気がさすわけはないでしょう。
その差し替えたキャラが責任を追ってくれて、作品として全体的な
評価がされていないというパターンはよく目にするでしょ、
「ガイルのハメのせいでスト２面白くねえ」とか、
「○○君が飲酒したからって、ジャニタレは悪くない」とか。

結局のところ、「キャラだけ差し替え」「ビジネスモデルに乗せられ」という意識に
否定的な見解をしていたら最初から折り合いがつかないものでしょ。
萌えでなくても、それはディズニーランドやピューロランドへ行って、
「○○がついただけの下敷き買う奴は馬鹿」とでも言って見れば、
キャラへの感情移入が購買エネルギーのすべてだと解るでしょう。
最初から折り合いがついてないのに、流行ってるから手を出している
人間と言うのは少なからずいるでしょうが、そういう人間はキャラ差し替え云々
よりも単純に、別の流行りを追いかけたい欲求によって「飽きる」わけで。

Re:萌え株高騰なんて言ってるけど

[Anonymous Coward]

# 無粋で申し訳ない

＞別に萌えが持続して欲しいとか、そういう気持ちは無いけど、
＞ブロッコリーは今回のブームが来る前に既に傾いていてる企業で、
＞最盛期は10年前に過ぎている会社だと思われ。

実際の最盛期は4～5年前、って感じですかね。
なにしろブロッコリーは平成6年3月創業です。株式上場が13年9月。

感覚的に「10年前に全盛期」という感じなのは非常に同感で、
ひどく風化が早いような印象があります、この業界。

Re:萌え株高騰なんて言ってるけど

[Anonymous Coward]

補足データ

最近３年の業績推移
http://profile.yahoo.co.jp/biz/independent/2706.html
その前５年の業績推移
http://www.broccoli.co.jp/company/report/pdf/gyouseki5_9.pdf

経常利益はH11～12が，純利益はH12～13がピークで，H14～15以降は双方とも赤字に転落しています。