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Winnyというきわめてグレーに近いアプリケーションを業務に使用するマシンに入れ、尚かつ大事な捜査資料を持ち出したという問題はどうなのでしょうかね?
大事な操作資料を持ち出した事については、警察署長及び管理担当者の管理義務違反だとしています。 Winnyにて情報が流出するという点については、予見可能性があるとは言えないとい
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
そんなことではなく・・・ (スコア:5, すばらしい洞察)
>当時、このウイルスの情報は広く知られておらず、道警に流出の予
>見可能性はなかった」
そんなことを言っているのではなく、Winnyというきわめてグレーに近いアプリケーションを業務に使用するマシンに入れ、尚かつ大事な捜査資料を持ち出したという問題はどうなのでしょうかね?
論点がすり替わっているような気がするのだけど・・・・
これがまかり通るなら、捜査資料等、最も機密を重んじるデータが、外部に持ち出されても、責任を問えないという事になるんじゃないでしょうかね?
この判決は、相当問題があるんじゃないかと思う。
Re:そんなことではなく・・・ (スコア:5, 参考になる)
原告は、「国家賠償法1条1項に基づき賠償を求めた」ようですね。
ですので、その要件を満たしていないって事になれば、それ以外の争点については、判断をする必要は無いわけですね。
大事な操作資料を持ち出した事については、警察署長及び管理担当者の管理義務違反だとしています。
Winnyにて情報が流出するという点については、予見可能性があるとは言えないとい
ごめん、訂正する (スコア:5, 参考になる)
巡査と管理者、それぞれに別に国賠法1条1項の請求をしていたようです。
1つ目の争点は、「巡査の行為が国賠法1条1項の対象となるか」です。
これは、先に書いたとおり、職務行為ではなかったので、対象となりませんでした。
例えるなら、会社の取引先の電話番号が入った、私物の携帯で、家族に電話をしても、仕事とは認められない。
そんな感じです。
この争点では、捜査資料を自宅へ持ち帰った事の是非は関係ありません。
ですので、問題は無いと思われます。
そして、2つ目の争点ですが、「道警本部長等による行為が国賠法1条1項の対象となるか」です。
まず、捜査資料を持
つまり新手のノーガード戦術というわけですね (スコア:0, フレームのもと)
Re:つまり新手のノーガード戦術というわけですね (スコア:0)
Re:つまり新手のノーガード戦術というわけですね (スコア:0)
・私物PCから流出→業務でないので巡査は無問題
・Winnyで流出→予見不能なので管理者は無問題
つう流れだから、
二つをセットにすることで誰も責任を負わなくて済むというノーガードなのよ。
Re:つまり新手のノーガード戦術というわけですね (スコア:2, 参考になる)
全然ちがうよ…
「私物PCを私的に利用してる時に流出→業務でないので賠償されない」
ってだけの話だよ。
私物PCだろうと仕事に使ってれば、それは業務となる。
今回は、私物PCを私的に使ってるとき、私的でないデータがそのPCに入ってただけ。
それから、ここで争われているのは、国が賠償してくれるかどうかって事なのです。
さらに言うと、これは民事の話だから、巡査が刑事で処罰されるか別の話になります。