この PC のターゲットは、100ドル出して子供に PC を配れるような国、 つまり貧しいとはいってもそれなりに余裕のある国だよ。 インターネットにつなぐ回線だって、どこにでも引かれているわけじゃないけれど、 だからといってどこにも引かれていないわけじゃない。 それを特別な設備なしに皆で共有できるよう、無線メッシュLANもつける。 実際に機能するかは未知数だけど、作ってる人達はそういうビジョンを描いてる。
もっとも、これは PC を学ぶためのものでも、 増して Linux を学ぶためのものなんかじゃないけどね。 一方で実物が手元にあれば、情報をどこかで仕入れてしまえば、 誰もが学ぶわけじゃなくても、誰かが学ぶことは間違いないだろうから、 ゲイツが恐れたとしても決して見当違いじゃないけれど。
要するに (スコア:2, おもしろおかしい)
ハードだとかなんだとか言ってるが。
#ゲイシの目標は「全てのPCにWindow$を」だからな。
Re:要するに (スコア:3, すばらしい洞察)
あながち間違とも言えないかもしれませんね。
彼は、マイクロソフトに重大な影響を及ぼすであろう競争相手を見つけるのが非常に上手いですからね。「危険な芽は早めに摘む」のが一番です。最近では、Go社のPenPointがその例かな。
100ドルPCを使って、発展途上国の子供たちがLinuxを勉強してしまったら、Linux開発者の数が倍増どころではなく、数十倍になる可能性がありますからね。そんなことになったら、いくらマイクロソフトでも対抗するのは難しくなるでしょう。
発展途上国の子供の場合、Linuxを覚えれば自分が貧困から脱することができるかもしれないとなれば、裕福な国で育っている子供たちより真剣に勉強する可能性が非常に高いですから、マイクロソフトにとっては脅威です。
この100ドルPCと、Linuxを勉強する為の情報が与えられれば、かなりの変化は期待できると思いますよ。ただし、先進国のソフトウェア技術者にとっては、脅威になるかもしれませんね。
Re:要するに (スコア:0)
この勉強をするための情報ってどうやって与えるんだろう。
100ドルPCはインターネットに接続することが出来る可能性は少ないし、貧しい人たちは技術本も買えるわけではない。
Re:要するに (スコア:0)
つまり貧しいとはいってもそれなりに余裕のある国だよ。
インターネットにつなぐ回線だって、どこにでも引かれているわけじゃないけれど、
だからといってどこにも引かれていないわけじゃない。
それを特別な設備なしに皆で共有できるよう、無線メッシュLANもつける。
実際に機能するかは未知数だけど、作ってる人達はそういうビジョンを描いてる。
もっとも、これは PC を学ぶためのものでも、
増して Linux を学ぶためのものなんかじゃないけどね。
一方で実物が手元にあれば、情報をどこかで仕入れてしまえば、
誰もが学ぶわけじゃなくても、誰かが学ぶことは間違いないだろうから、
ゲイツが恐れたとしても決して見当違いじゃないけれど。
Re:要するに (スコア:0)
これは大きな誤解ですね。アフリカであろうが南太平洋の孤島であろうが、インターネットにつなぐことは可能です。もちろん回線は太くないし不安定ですけど使えないというわけではないです。
そもそも、発展途上国=ガリガリに痩せた子供がハエにたかられて死にかけている。というイメージで捉えているとしたら間違いです。
>貧しい人たちは技術本も買えるわけではない。
25年前にマイクロコンピュータが世の中に出てきたときには、マトモな技術書なんてありませんでした。役に立ったのは、友達や先輩からの情報、そして自分で書きとめていったメモ、低速なパソコン通信。勉強のために教科書は必要条件ではありません。