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学校は勉強する場ですが、それだけではない。生徒・学生にとっての生活の場であ り、人間として育つ場所という側面もあります。あまり実年齢が下の人が入ってき ても、授業以外の場所では浮いてしまう危険性が大きい。それは望ましくないと思 います。
アルバイトにしたって15才では見つけるのが難しいだろうし。おそらく「スーパー」 のような形で15才で大学に入ってくる学生は、よく言えば自負、悪く言えばエリー ト意識に満たされていると思います。そのような人が周りから受け入れられなかっ た場合に生じるのは、誤った選良意識ばかりにはならないでしょうか。
自然科学の領域において、三年早く大学にはいることがどれだけ決定的な意味を持 つのかは私には分りません。でも、特別な能力を持つ人であればあるほど、「普通 の人」を知る機会を豊富に得て欲しいと思います。
それに小学校低学年の段階で「わかる」という点では算数・数学から落ちこぼれて しまった私にとっては、高校の数学が理解できるだけでも「ちょっと得意」なんて レベルじゃない。その範囲を越えたひとなんて、想像できない。現実にも、高校の 数学についていっている生徒は、高校生全体の数パーセントしかいないのじゃない かなあ。
アルバイト?はしなくてもいいんじゃないですか。飛び級が普通にある世界の人たちみたいに、同年代の連中と遊ぶんでもいいし。するとしても、大学の先生が紹介してくれるようなやつか家庭教師くらいにして。まあ、日本でも14歳だったかな?で会社作っちゃったような人もいますけど。
エリート意識についてですが、人より数年早く大学に入ったところで、卒業するのが人より多少早くなるだけのことです。数十年以上ある人生の中では誤差の範囲です。エリート意識に毒された教育ママゴンだのパパたんだのに洗脳されていない限り、そんな傲慢な意識をもつことさえ恥ずかしいことに現代っ子なら気づくと思います。特に日本人は控えめですしね。あ、別にそんな感じにトンがったやつでもいいですよ。そういう人間が歳を経て丸くなる伝統が日本にはありますしw
三年早く大学に入ることのメリットは特に数学の分野であるらしいですね。ただし、その人が自然科学なりの分野で成果を出すようになるかどうかはまた別問題ですが。でも、人より数年先に学べる機会を与えられるなら可能性は広げられます。それは、その個人にとっても、社会にとっても有用なことじゃないですか。正直数年早く義務教育終えるくらいは別に特別なことではないと思いますね。ただ、早く終えただけです。スゴイ人かどうかは、その後の成果で決まるものでしょう。
だとすれば、「特別な人」こそ「普通の人」の生活・感覚、かんじかたを熟知する べきなのではないでしょうか。
核兵器、遺伝子技術、臓器移植、コンピュータ、、、例はたくさんあると思います。 自分の研究が社会や普通の人々の暮らしにどのような影響を与えるかを常に考えて おいてもらいたいと期待するのは間違いでしょうか。
研究・開発の内容を普通の人に分るように説明することは難しいでしょう。しかし、 社会からの資金で研究する以上、説明責任はあると思います。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
正直無駄な仕組みな気がする。
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:4, すばらしい洞察)
学校は勉強する場ですが、それだけではない。生徒・学生にとっての生活の場であ り、人間として育つ場所という側面もあります。あまり実年齢が下の人が入ってき ても、授業以外の場所では浮いてしまう危険性が大きい。それは望ましくないと思 います。
佐藤亮一 in Frankfurt Germany
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
>あまり実年齢が下の人が入ってきても、授業以外の場所では浮いてしまう危険性が大きい。それは望ましくないと思います。
少しの年齢差があることは許容されている様に受け取れますが、
気にしていらっしゃるのは「浮く」ということなのでしょ
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:1)
アルバイトにしたって15才では見つけるのが難しいだろうし。おそらく「スーパー」 のような形で15才で大学に入ってくる学生は、よく言えば自負、悪く言えばエリー ト意識に満たされていると思います。そのような人が周りから受け入れられなかっ た場合に生じるのは、誤った選良意識ばかりにはならないでしょうか。
自然科学の領域において、三年早く大学にはいることがどれだけ決定的な意味を持 つのかは私には分りません。でも、特別な能力を持つ人であればあるほど、「普通 の人」を知る機会を豊富に得て欲しいと思います。
佐藤亮一 in Frankfurt Germany
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:1)
>そのような人が周りから受け入れられなかった場合に生じるのは、誤った選良意識ばかりにはならないでしょうか。
その程度のヤツはふつうのガッコ行っても同じでしょ。
年齢差で浮くというけど、モデルケースは性格的な問題で、高校に行くほうがかえって浮くんではないっすか?
なんで、大学行くとまずくて、高校行くと大丈夫になるんでしょうか?
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:0, フレームのもと)
佐藤亮一 in Frankfurt Germany
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:1)
>今回の制度は何年・何十年に一人という天才のためのものなのですから
違うでしょう。
ちょっと得意程度な人間にとっても有効な場合も多く、
天才よりもむしろそういった人のための制度になるんじゃないかな?
だって、何十年に一人という天才なら枠組みなんて関係ないじゃん。
#枠組みのせいでダメになるのは、まがいものの天才でしょう
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:1)
それに小学校低学年の段階で「わかる」という点では算数・数学から落ちこぼれて しまった私にとっては、高校の数学が理解できるだけでも「ちょっと得意」なんて レベルじゃない。その範囲を越えたひとなんて、想像できない。現実にも、高校の 数学についていっている生徒は、高校生全体の数パーセントしかいないのじゃない かなあ。
佐藤亮一 in Frankfurt Germany
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:1)
>おそらく「スーパー」 のような形で15才で大学に入ってくる
>学生は、よく言えば自負、悪く言えばエリート意識に満た
>されていると思います。
優秀ゆえに傲慢になる人間がいることは否定しませんが、
それは中学までの人格形成教育に失敗しているということ
であり、それは早期に大学に行こうと行くまいと関係なく
弊害が起こると言うことを示しています。
>自然科学の領域において、三年早く大学にはいることがどれだけ
自然科学に限らず、学問は若いほど良いのは確かです。
脳みそは老化するだけの存在ですから。
+でも-でも数年くらいに差はないでしょう (スコア:1)
アルバイト?はしなくてもいいんじゃないですか。飛び級が普通にある世界の人たちみたいに、同年代の連中と遊ぶんでもいいし。するとしても、大学の先生が紹介してくれるようなやつか家庭教師くらいにして。まあ、日本でも14歳だったかな?で会社作っちゃったような人もいますけど。
エリート意識についてですが、人より数年早く大学に入ったところで、卒業するのが人より多少早くなるだけのことです。数十年以上ある人生の中では誤差の範囲です。エリート意識に毒された教育ママゴンだのパパたんだのに洗脳されていない限り、そんな傲慢な意識をもつことさえ恥ずかしいことに現代っ子なら気づくと思います。特に日本人は控えめですしね。あ、別にそんな感じにトンがったやつでもいいですよ。そういう人間が歳を経て丸くなる伝統が日本にはありますしw
三年早く大学に入ることのメリットは特に数学の分野であるらしいですね。ただし、その人が自然科学なりの分野で成果を出すようになるかどうかはまた別問題ですが。でも、人より数年先に学べる機会を与えられるなら可能性は広げられます。それは、その個人にとっても、社会にとっても有用なことじゃないですか。正直数年早く義務教育終えるくらいは別に特別なことではないと思いますね。ただ、早く終えただけです。スゴイ人かどうかは、その後の成果で決まるものでしょう。
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:0)
特別な能力を持つ人が「普通の」生活に煩わされずに学問に打ち込める環境がもっとあってもいいと思います。
# 本当に能力がある人の実情を知らないとしか思えない
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:1)
だとすれば、「特別な人」こそ「普通の人」の生活・感覚、かんじかたを熟知する べきなのではないでしょうか。
佐藤亮一 in Frankfurt Germany
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:1)
っていうのが何を表してるかいまいちよく分からんのですが。
例えば、教育のプロになるのでもなければ、自分に理解できることをどうして普通の人が理解できないか知る必要はないでしょう。
でも、1人で飛行機のチケットも取れないような「天才」じゃ困りますよね。
まあ、個人的には「特別な人」が「普通の人」の生活・感覚、かんじかたを理解するよう努めるべきなのと同程度に、
「普通の人」は「特別な人」の生活・感覚、かんじかたを理解するよう努めるべきと思います。
難しく書いてますが要はお互い思いやりを持ちましょうってことです。:-)
#「こそ」とか「熟知」とかいう単語が少し引っかかったので
Team Slashdot Japan Orca部もよろ
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:0)
そんなことをしても「特別な人」の価値を無くすだけですが。
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:1)
核兵器、遺伝子技術、臓器移植、コンピュータ、、、例はたくさんあると思います。 自分の研究が社会や普通の人々の暮らしにどのような影響を与えるかを常に考えて おいてもらいたいと期待するのは間違いでしょうか。
研究・開発の内容を普通の人に分るように説明することは難しいでしょう。しかし、 社会からの資金で研究する以上、説明責任はあると思います。
佐藤亮一 in Frankfurt Germany
Re:つか、大学行かせたほうが・・・ (スコア:1)
>しかし、社会からの資金で研究する以上、説明責任はあると思います。
これは実は普通の人でも(影響の大小はあるが)同じですね。
奨学金をもらって満了時に報告書を書いた人とかいるでしょう。
あるいは、単に高校や大学に行くだけでも(私立でも)税金という社会からの資金を使っています。
で、卒業したら社会に貢献する。
「特別な人」は大きな影響力を持つわけですが、
それに見合うだけの説明能力を要求するのは酷な場合もあるかと思います。
「特別な人」はある分野においてのみ特別であるだけで、
それ以外は普通か往々にして劣ってたりすることもあるでしょうから。
そういうときに教育でカバーするというよりは(一人前の人間としての最低限は必要でしょうが)、
例えばコミュニケーション能力が高い「普通の人」が助けてあげる方が理にかなっていると思います。
#この場合の人間関係は対等であるべきです。つまり持ちつ持たれつというやつですな
Team Slashdot Japan Orca部もよろ
チケットも取れなくても (スコア:0)
法を犯さなければいいのではないかと。