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だから本当に暗号化が必要ならば, 全てを暗号化するのが基本.
第14条 いかなる単位または個人も国家暗号管理機構が認可した商用暗号製品だけを使用することができる。 自己開発作成した、または境外で生産された暗号製品を使用してはならない。
商用暗号管理条例を読むと、暗号化技術は研究段階以降のちゃんとした実装を中国の民間業者には頼めないような気がしてきました。
「bugがあるかもしれないバージョン」をテストしようにもいちいち「国家暗号管理機構」の認可が必要だとも読めます。私は中国語が分からないので翻訳文だけで判断しますけど、認可を取らないとプログラマは自分の作った暗号化プログラムのテストで"Hello World"を暗号化することすら出来ないじゃないですか。そういう基本的なテストを開発元じゃなくて発注元がコントロールして中国以外でやらなきゃいけないとか考えたらうんざりです。そもそも日本に暗号化プログラムのコピーを送ることさえ、認可を受ける必要があるとも読めます。それとも中国語の語感としては論文にならないような既知の暗号技術の実装でも、研究の範疇に含まれているんでしょうか?実際は研究と称して実装を申請するという形になるんでしょうが、とんでもなく面倒なことになりそうな予感がします。
また、個人的に中国は作った法律の条文や意図よりも政治的な状況を優先する傾向の強い国で、事後法を適用することもやりかねないという印象を持っています。それを考えると中国に暗号技術の実装を発注するのは相当高いリスクがあると考えたほうがよさそうです。
またネットワークプリンタなどでデータを暗号化して機器にデータを送っている場合には、中国当局に暗号化方式の認可を取るか、中国向け製品にだけ認可される暗号化方式に差し替える必要が出てきそうです。これはセキュリティーを考慮した製品を中国に輸出する企業としては頭が痛い問題になるかもしれませんね。
シーザー式暗号って、アルファベットを何文字かずらすって単純な暗号なんだけど、文字と文字コードの関係を理解するのによく使われる例題だと思います。でもこれも一種の暗号化といえるから、「商用暗号管理条例」を読む限り、例題を実行するには国の許可が必要なのかな。(笑
それとも教育機関では「シーザー式暗号は許す」「単純なビットローテート暗号は許可する」云々とかいった、とても現代的な暗号としての強度はないけど、学習用のアルゴリズムに関して全部許可が下りているのかな。それを律義にやっていたらすごいなと思います。(笑
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
この問題の外の人間ですが (スコア:3, すばらしい洞察)
検閲内容が他の企業へ流出してると仮定したほうが妥当では?
なにしろ、中国は賄賂天国ですし。
間にVPNか何か噛ましてPOPプロトコルでアクセスしてるように見せないようにするべきなのでは?。
#噛ましたら接続すら出来なくなるとかないよね?
Re:この問題の外の人間ですが (スコア:1)
Re:この問題の外の人間ですが (スコア:0)
Re:この問題の外の人間ですが (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:この問題の外の人間ですが (スコア:2, すばらしい洞察)
だから本当に暗号化が必要ならば, 全てを暗号化するのが基本.
中国では (スコア:1, 参考になる)
Re:中国では (スコア:5, 参考になる)
具体的にはこのあたりでしょうか。 単位というのは政府機関や企業、学校など、まあ「団体」だと考えてもらえばよいかと思います。
個人での使用でも未認可の暗号は使用禁止です。
Re:中国では (スコア:3, 興味深い)
商用暗号管理条例を読むと、暗号化技術は研究段階以降のちゃんとした実装を中国の民間業者には頼めないような気がしてきました。
「bugがあるかもしれないバージョン」をテストしようにもいちいち「国家暗号管理機構」の認可が必要だとも読めます。私は中国語が分からないので翻訳文だけで判断しますけど、認可を取らないとプログラマは自分の作った暗号化プログラムのテストで"Hello World"を暗号化することすら出来ないじゃないですか。そういう基本的なテストを開発元じゃなくて発注元がコントロールして中国以外でやらなきゃいけないとか考えたらうんざりです。そもそも日本に暗号化プログラムのコピーを送ることさえ、認可を受ける必要があるとも読めます。それとも中国語の語感としては論文にならないような既知の暗号技術の実装でも、研究の範疇に含まれているんでしょうか?実際は研究と称して実装を申請するという形になるんでしょうが、とんでもなく面倒なことになりそうな予感がします。
また、個人的に中国は作った法律の条文や意図よりも政治的な状況を優先する傾向の強い国で、事後法を適用することもやりかねないという印象を持っています。それを考えると中国に暗号技術の実装を発注するのは相当高いリスクがあると考えたほうがよさそうです。
またネットワークプリンタなどでデータを暗号化して機器にデータを送っている場合には、中国当局に暗号化方式の認可を取るか、中国向け製品にだけ認可される暗号化方式に差し替える必要が出てきそうです。これはセキュリティーを考慮した製品を中国に輸出する企業としては頭が痛い問題になるかもしれませんね。
vyama 「バグ取れワンワン」
シーザー式暗号もダメ? (スコア:1)
シーザー式暗号って、アルファベットを何文字かずらすって単純な暗号なんだけど、文字と文字コードの関係を理解するのによく使われる例題だと思います。でもこれも一種の暗号化といえるから、「商用暗号管理条例」を読む限り、例題を実行するには国の許可が必要なのかな。(笑
それとも教育機関では「シーザー式暗号は許す」「単純なビットローテート暗号は許可する」云々とかいった、とても現代的な暗号としての強度はないけど、学習用のアルゴリズムに関して全部許可が下りているのかな。それを律義にやっていたらすごいなと思います。(笑
vyama 「バグ取れワンワン」
Re:中国では (スコア:0)
個人で勝手に作ってもoutって所が特にアレですね。
罰則が、改善命令と設備の没収だけなのがせめてもの救ですね。
これで実刑とかあったら、怖くていきていけん。
Re:中国では (スコア:0)
無論the netが使えるのを確認した上で。
で部屋に入ってnetworkの口のとこを見たら、ご丁寧にも
「安全のためにVPNを使いましょう」
みたいな内容を書いたpopがおいてありました。
某業者のVPN使ったんだけど、まずかったのかな…
Re:中国では (スコア:0)
B氏:「単なる脅しですか…」
A氏:「いや、あっさり消されちまうから」
ってのを何かの小説で読んだのを思い出したよ。