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大口の科研費をもらって1000万以上の物品を買おうとすると政府調達になって、年度末ぎりぎりじゃないと納品されないとか。あと、今はどうなのかなぁ?以前はものを買うにはかならずカタログと定価表が必要だったりして、近年のオープン価格のものが買いにくかったりしました。
それと請求した予算がどれだけ値切られるか予測できないので、「削り代」と称して不要なものを追加して予算を水増して計画書を書くことも横行していますね。削り代が削られなかったら、お金が余ってしまって使い切るのに苦労したり(という経験を一度位してみたい)。
予算がどんなに使いづらくても、不正をしてもいいやという卑しい根性がなければ不正はしません。
「自分が一番都合のいいようにしようとすれば不正をしなければならない。」といってるだけだ。 #(#1032112)のいう効率的というのは「自分にとって効率的」だ
#1032112は「自分が」「自分にとって」ということは全く書いてない。あんたの想像でしょ。
>「予算制度を廃止する」という主張にしかとれない。そんな机上の空論は建設的どころかただの愉快犯だ。
必ずしも廃止しないまでも、いろいろな変更は可能ではないか。ちょ
「予測できないものまで確保」「過大な予算要求」「使い切らなければならない」「不必要なものを、あるいは不必要に高く、買う」だれがどう見ても主観的な効率しか考えていないことが明白です。
ある目的のために1年間に必要な経費を正確に予測することは本質的に不可能であるため、単年度予算のせいでその研究に必要な費用がより高くなるという不可避の非効率性のことをいっているのであって、それを執行する者の立場から書いてあったにしても、同じ立場の者ならその状況に違いはないのだから、主観や「根性」などの入り込む余地はない。大和魂があればこの非効率をなくせるというものではないんだよ。元投稿は
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
多分、大学に限った話ではなく (スコア:5, すばらしい洞察)
それも含むのですが、あらかじめどれだけのお金が必要か全部わかっていて、丁度それだけ使うという「予算」の概念は、そもそも効率的に完全に実行することが不可能なんです。
それを完全に実行しようとすれば、たくさんの無駄が発生します。まず、予測できないものまで確保しようとするので、過大な予算要求をすることになり、また、使い切らなければならないので、不必要なものを、あるいは不必要に高く、買うことになる。
予算が締め付けられてそういう余裕がなくなれば、必要なお金がないことになり、業務に障害が発生します。それを防ごうとすれば裏金のようなものが必要になる。
単純なことなんです。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:2, 興味深い)
大口の科研費をもらって1000万以上の物品を買おうとすると政府調達になって、年度末ぎりぎりじゃないと納品されないとか。あと、今はどうなのかなぁ?以前はものを買うにはかならずカタログと定価表が必要だったりして、近年のオープン価格のものが買いにくかったりしました。
それと請求した予算がどれだけ値切られるか予測できないので、「削り代」と称して不要なものを追加して予算を水増して計画書を書くことも横行していますね。削り代が削られなかったら、お金が余ってしまって使い切るのに苦労したり(という経験を一度位してみたい)。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:1)
http://srad.jp/science/article.pl?sid=06/07/17/0738229
単年度予算関連に関しては、手前味噌だが
http://srad.jp/comments.pl?sid=324910&cid=981146
http://srad.jp/comments.pl?sid=324910&cid=980115
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
それは、事務方ではなく、その筋の専門家から見て、
「賦与した金額に見合った研究成果を残したか」、
という結果の査定が一切無く、事前の書類審査ばかりを偏重しているという点。
結果、文書作成能力(でっち上げ能力ともいえる?)が優秀だったり、
マスコミの上では有名な「研究者」ばかりが膨大な金を与えられる、
という事態も散見されたり。
与えた金に見合わない結果しか提示できなかった研究者からの予算要求には
疑ってかかる or 減額、想定外の結果を残した研究者には満額以上の金を配分、
という仕組みができれば、かなりの無駄な経費を削減できると思いますし、
研究者側も、自分の能力が査定される訳ですから、がむしゃらに研究に励むのでは?
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:1)
特定とかって評価ありませんでしたっけ?あったような気が.
第二期減額とか打ち切りとか,次回規模拡大とか,評価で変わった
ものがちらほらと.
おっしゃりたいことは良くわかりますし,評価の厳密化などは
良く議題に上がっているようなのですが,そうすると今度は
「成果の出ることがはっきりしている研究しかしない」という
ようにもなりかねないので一長一短なんですよね.
全体としては評価を厳しくしつつ,一方で実現性も定かではない
ハイリスク・ハイリターンな研究用の枠を別に作るとかいう二本立て
(後者は結果が出なくともよし)とかはどうなのかなあと思ってみたり.
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
で、役人が査定してハナモゲラになると。
#いろいろやばい立場なのでAC
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0, フレームのもと)
>単年度予算が一番大きな原因でしょう。
道に落ちてたお金をねこばばしておいて、オレの目の前に落とした方が悪いとでもいうのか?
予算がどんなに使いづらくても、不正をしてもいいやという卑しい根性がなければ不正はしません。
ただ、それだけのことだろ。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:1)
無駄が多く発生していても、書類上は不正じゃないし。裏金は問題だけどね。
悪法も法である (スコア:1, 興味深い)
不正というけれども、横領したなんて例はあまりなくて、大部分は費目を流用したとか、次年度にまわせるように細工したとかでしょ。そういうことをする人は、むしろ国の金を無駄遣いすることに抵抗の強い人なんじゃないかなあ。
私なんか、保身のために不正なんか絶対にしませんが、元レスが書いている通り、必要な額を確保するために、削りしろつきで要求して、余ったら使わない機械を買うなんてことはしてます。
そっちの方は問題ないんですか? どうしたらいいと思うの? 子供みたいに非難だけしても、世の中は良くならないんですよ。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
まあ、制度そのものを抜本的に変えないと、今の制度を杓子定規に守ってると参加できない国際会議があったりとなかなか難儀みたいですね。
で、制度を変えるような邪魔くさいことに労力をかけたくないとか、変えるのにかかるコストを考えたら今までどうりの弾力的な運用の方がどうのこうのとか、言い訳しながらぐだぐだと。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
そういうことをいくら言っても不正対策にはならんだろ。
不正といっても、自分の家にプールを作ったとかいうのならともかく、研究に使いやすいように資金をプールしたというのが殆どなんだから、卑しい根性というのはあたらない。
それに、不正をしなくても単年度予算のせいで無駄がどんどん発生するわけだが、それはいいのか?
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
ということにしたいだけでしょ。
不正をしない人はどんな環境でもしません。
不正をした人は、自分を守りたいから環境のせいにしたいだけ。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
必ずしも間違ってはいないが、それを踏まえたうえでの話だということに気づけよ。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
殺人者が鬼畜であることと殺人事件を減らすことは別の話だ。
(#1032112)は殺人事件を減らそうという話ではない。
殺人者が殺人を犯したのは環境のせいだという言い訳を書いているだけだから、
そうじゃない、殺人者は鬼畜だと返答をしているだけの話だ。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
#1032112は、「予算制度を守りつつ効率的にお金を使うことは不可能だから、予算制度を守るなら不正をすることになり、不正をしないなら非効率になる」と書いているだけですよ。殺人の例えで言うなら、「現行制度は殺人をするか環境を破壊するかしかない制度になっている」と言っているようなものです。
このトピック全体が不正を減らすにはどうするか意見を求めるという話なんだから、そのコンテキストで書かれていると思うべきでしょう。そして、本当に#1032112の言うようになっているのなら、そこから考えることも不正を減らすための第一歩なんだから、#1032112は確かに不正を減らすということに重要な論点を挙げているわけですよ。
それに比べて、あなたは何も建設的なことは言っていない。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
全然ちがうな。
「予算制度が一番悪い。」
「自分が一番都合のいいようにしようとすれば不正をしなければならない。」
といってるだけだ。
#(#1032112)のいう効率的というのは「自分にとって効率的」だ
>このトピック全体が不正を減らすにはどうするか意見を求めるという話なんだから、そのコンテキストで書かれていると思うべきでしょう。
ストーリーの振りががどうであれ、各ツリーはその振りに応えるものとは限らない。
そんな都合のいいときにだけ都合のいい解釈をするのは通らないさ。
仮に好意的に解釈するとしても、「予算制度が一番悪い」としか書いてない以上、「予算制度を廃止する」という主張にしかとれない。
そんな机上の空論は建設的どころかただの愉快犯だ。
「税金を直接的に使っている」ことに対してもっとシビアになれよ。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
#1032112は「自分が」「自分にとって」ということは全く書いてない。あんたの想像でしょ。
必ずしも廃止しないまでも、いろいろな変更は可能ではないか。ちょ
条件文が理解できない (スコア:0)
「~なら」という言葉の意味を大人に訊いてみましょう。
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
「予測できないものまで確保」「過大な予算要求」「使い切らなければならない」「不必要なものを、あるいは不必要に高く、買う」
だれがどう見ても主観的な効率しか考えていないことが明白です。
ありがとうございました。
>ちょっと考えただけでも
という風にだな、ある程度の方向性を示していれば建設的じゃないなんて言わないさ。
>シビアになるって、単に罵声を浴びせることなのか?いったいどうすればいいと思ってるの?
シビアになるのは、研究者は税金を使わせてもらっているという
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
ある目的のために1年間に必要な経費を正確に予測することは本質的に不可能であるため、単年度予算のせいでその研究に必要な費用がより高くなるという不可避の非効率性のことをいっているのであって、それを執行する者の立場から書いてあったにしても、同じ立場の者ならその状況に違いはないのだから、主観や「根性」などの入り込む余地はない。大和魂があればこの非効率をなくせるというものではないんだよ。元投稿は
Re:多分、大学に限った話ではなく (スコア:0)
日本は中途半端に成功してしまったためにいつまでもズルズル引きずってるわけですね。
研究費の無駄 (スコア:0)
例えば、物品をどこで買えるかが極度に制限されているために高い買い物をしているというだけでも、全科学研究費の1割は無駄になってるのではないか。
インターネットで買えば3割安いのに、指定業者からしか買えないので高くつくなんてことは日常茶飯事だ。最近は(といっても少なくとも10年はたってるが)外国からしか買えないものだってインターネットでクレジットカードで払えば簡単に安く買えるのに、業者を通すと値段が倍になるなんてこともザラ。
昔いたアメリカの大学では何でも自分で立て替えてクレジットカードで買って、後で清算してた。