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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
日本ならどのくらい? (スコア:0)
割りと狭くてすみそうな気が。それなら過疎が進んだ街にどーんと。街が狭けりゃ分散させてもいいわけだし。
#個人的には地熱はどうにか主力にならんの?って気がします。ハードル高いのは分かるけどソコをナントカ。
地熱発電所 (スコア:3, 興味深い)
山中に多額の費用をかけて建設しても、その程度なのですね。
で、水力発電のように、作れば予定通りの能力を期待できるわけでもなく、石油掘削のように博打の要素を多分に含んでいます。
探査に時間と費用をかければ確実度は高まると思いますが、そうなると採算がまるで合わなくなります。
ただ、建設してしまえば、燃料費なく、水力発電所のように気候の影響も受けず、ずっと発電を続けてくれる地熱発電所はベース電力供給源として魅力は高いです。
しかし、地熱発電所が要求する井戸は温度、湧出量共に温泉地の温泉とは比べ物にならないくらい大きく、熱はあっても水(というか蒸気)が無いとか、地熱発電所建設の適地はなかなか見つからない状況のようです。
Re:地熱発電所 (スコア:2, 参考になる)
Re:地熱発電所 (スコア:1, 参考になる)
Re:地熱発電所 (スコア:1)
しかし、優秀な井戸さえ掘り当ててしまえば・・・・・
国内の大型の発電所では、八丁原発電所11万kW、大岳発電所12.5万kWのように大きく発電している場所もあり
火山国のインドネシアでは、2020年までに地熱発電の設備容量を600万kWに増強する計画がある模様
Re:地熱発電所 (スコア:1)
失礼しました
正しくは1.25万kWです
Re: (スコア:0)
日本の場合、国立公園などの開発規制が問題です。
このため、現在は大規模な開発よりも、既存の温泉が入浴できる温度に下げる部分に、
小規模な逆ヒートポンプ的な発電装置を開発して温泉宿に売るとか実験中です。
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日本の環境庁が地球環境の敵w
Re:日本ならどのくらい? (スコア:1)
日本の場合温泉とか関係の猛反発食らって駄目なんだ・・・と先日聞かされました。
#素敵な宇宙船地球号でフィンランドかなんかがやっててほぼ賄えてると聞いて日本でも絶対いける!と思ってたのに・・・。
Re: (スコア:0)
>日本の場合温泉とか関係の猛反発食らって駄目なんだ・・・と先日聞かされました。
仮に社会的な反発が全くなかったとしても、技術的なハードルは高いですよ。
腐食性の熱水を前提にせざるを得ませんから、設備の寿命が同規模の他方式に比べて極端に短いんです。
Re:日本ならどのくらい? (スコア:1)
熱くなってる岩盤に地上から水入れて、要は地熱を湯沸かし器に使えばいいって感じでの研究もあるそうです。
多分じゃなくてぐぐりましょう (スコア:1, 参考になる)
日本の地熱発電所で最大は八丁原の11万kW(発電機は2機) [kyuden.co.jp]。
出力が安定しているためベース電力に適しているのは事実で、八丈島 [tepco.co.jp]ではベース電力に使ってます。
熱水再注入には有害物質の封入のほか、水の再利用という役割もあります。
日本で地熱開発が進まないのは、温泉関係者の反発もありますが、有望地域がほとんど国立公園内にあって開発規制が厳しいという理由も大きいです。
#国立公園を解禁すりゃ今の何倍かは軽くいけるはず。
フィンランドには大した地熱はないのでたぶんアイスランドのことですね。アイスランドは地熱と水力で電力はほぼ賄えていますが、人口が少ないからという側面もあります。
#関係者なのでACだ。
Re: (スコア:0)
せっかくエネルギーが豊富にあるのに勿体無いじゃん。
Re:多分じゃなくてぐぐりましょう (スコア:2, 興味深い)
失礼しました。
地熱発電所は規模が小さいと書きましたが、許可出力10万KW/hの水力発電所と地熱発電所では、遥かに地熱発電所の魅力は高いものです。天候の影響を受けませんから。
高温の岩石層はあれど、水(蒸気)が無い、というところには、高温岩体発電という方法があります。秋田辺りで試験をやっていたように記憶してます。
ただ、岩石は冷めにくい代わりに、冷めてしまうと温まりにくいが故に、ローコストに掘削、ターゲットにクラックを入れる技術がキモになるようです。
原子爆弾を使ってターゲットに大規模なクラック入れる、というアレゲなアイデアもあるにはあります。
すんません、今回もぐぐってません。
高温岩体などなど (スコア:1, 興味深い)
高温岩体発電では、まず高温の岩体にボーリングを掘り、水圧でクラックを造成し、それでできたクラックを狙って回収用のボーリングを掘るという手順を取ります。ここでクラックを造成する技術そのものはほぼ実用レベルにありますが、クラックのできる方位や大きさがなかなかコントロールできません。というのは、たいてい天然のクラックが既存である上に、岩盤の受けている広域応力にクラックの方向や規模が規制されるからです。クラックが細すぎるとすぐ沈殿物で詰まります。逆に幅広すぎると、地表から注入した水が暖まる暇もなく高速で流動してしまいます。なおかつ、ボーリングの穴の中でも沈殿物がかなり出ます。というわけで、実験はいまいちうまくいきませんでした。大まかに言うとそういうことです。
ソースはNEDO--その1(pdf) [nedo.go.jp] その2(pdf) [nedo.go.jp]など。詳しくはNEDO [nedo.go.jp]で「地熱 高温岩体」などで検索してくださいな。
火山の近くで十分な探査ができるならば、的中率は石油の井戸よりだいぶ高くなってきています。蒸気がどういう場所に溜まっているか、かなりわかってきているからです。国立公園内で地熱利用できるならば、当面は高温岩体に手を出す必要はないでしょう。
国立公園の開発規制が厳しい現在、有望なのは温泉を利用したバイナリー発電 [aist.go.jp]、それから特に高温ではないのですが地中熱 [geohpaj.org]というものです。特に地中熱は分散型エネルギーとして期待されます。一般家庭の空調に利用した場合、初期投資は数百万円、その後の電気代は従来の電気エアコンに比べて1/3だそうです。ヒートアイランド現象軽減にも役立ちます。
もう流れてしまったストーリーですが、ご興味のある方のご参考までに。
--
まだご質問がありましたらこちら [aist.go.jp]まで。。。
Re: (スコア:0)
以前油田でそれをやったが結局周りが溶けちゃってあんまりいい状態にならなかったとか…(嘘かも
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
それと、発電量の増減を調整することは難しいから、ベースの電力に向いている。
しかし地下の熱を地上に引っ張ってくる感じがするから温暖化にプラスに働くような気もす。
日本の総発電量 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
えらいこっちゃ。海に作るとしてもえらいこちゃ。
ちなみに千葉県は日照率のランキングでは真ん中付近だから効率悪いみたい。