アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
微視的視点で手を入れないという選択 (スコア:2, すばらしい洞察)
それは、菌が慣れてきて耐性を獲得するという意味ではない。
平時から極稀に耐性を持つ菌は突然変異で生まれている。
抗生物質のない環境下では「抗生物質に耐性がある」ことは生存競争で優位に
働かないのと、その性質を獲得した突然変異は同時に何らかの不都合(エネルギー
効率が悪いとか)を生じさせることが多いので、淘汰されて生き残れない。
ところが、抗生物質がある環境下では、「何らかの不都合」のデメリットは
無視できるくらい小さいものになる。そうすると、耐性菌だけが残り、競争相手の
いなくなった環境で
Re: (スコア:1)
今回、検査の対象になっているBRCA1ですが、これ自身は癌遺伝子ではありません。そうではなくて癌抑制遺伝子です。
元の文章から読み取りにくいのかもしれませんが、BRCA1が変異して本来の機能を失ってしまっており、それによって乳がん発症のリスクが高まるということです。
#あくまで「高リスクとなる」に留まるのは、がんの発症には、いわゆる「多段階発がんモデル」で説明されるように、
#複数の抗がん機能の欠損が積み重なる必要があるためで、そのどこか一つのステップが先天的
まとめてお返事(長文) (スコア:1)
主題は、タレコミ最後に書かれた本家コメントに感じた違和と、それに対する反論です。
サブジェクトにも書いた通り、ミクロな視点の話しかしていないつもりです。
この手の話にミクロな視点からのアプローチをした場合、基本的に、「親の視点」が基準である
ことは注意すべきで、忘れてはならないと思うのです。
選択権があるのは親です。親がどう思うのか。親がどうするのか。そういう文脈で語られるものです。
さて。
確率的に百万人に一人に発症する病気があるとして、それが当たった子を持つ親は「どうして
うちの子だけが」と思います。当然
Re: (スコア:0)
> なった場合も子供が死んだと感じる奇特な人なのでしょう。
自分の感覚と異なる人間は奇特だとよ。何様だよ。
> 実感と、宗教的倫理的にすっきりしないことは別の話であり、また、法的に受精卵は人なのか
> どうかという論議ともやはり別の話です。
誰が法律論をしていたんですかね。
あなたは法律で禁止されていなければ人を殺してもOKと考えるタイプなんでしょうね。
そして、人を殺してもOKだから法律で禁止すべきではない、というトートロジーを唱えて悦に入る。
Re:まとめてお返事(長文) (スコア:1)
受精しても、半分くらいは不成立になるという話も聞きます。
着床できなかった受精卵は、体内に取り込まれて吸収されてしまったり、次の月経で体外に
排出されてしまうため、ほとんどの場合、受精していた事実に気づきません。
月経のあるなしに関係なく日常的に妊娠検査薬を試しているとか、不妊治療をしていたとか、
そういう場合でもなければ、気づく機会自体ないのです。
気づいていないことを「実感」できるものでしょうか。
存在を知らなかったにもかからわず、子供が死んだと「実感」できるだなどというのは、
奇特としかいいようがありません。
# 着床できないまま育って、塊が出ることもあるようですが、そういう認識できるものは
# とりあえず脇においてます。気づいているからこそ、本質的に流産とは違うものである
# にもかかわらず「化学的流産」という呼び方をするぐらいですので。
# 気づいたか、気づいていないかは、重要なポイントです。
# 後段については、「宗教とか倫理とか法律の話はしてない」と宣言している部分を逆の
# 意味に取られても困るのですがね。ミクロな話をしてるとサブジェクトに書いてるのに
# 「巨視的には大差ない」とか反論が来たから、今度は本文中に明示しただけなのですが。