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>> 全部Microsoft Updateでアップデートしてくれればいいのに
いや,当初Microsoftはそのつもりで作ったシステムだったんですけどね.
問題は,Micorosoftが「うちに送ってくれれば何でも配布しますよ」みたいなことをしちゃうとウィルスでもワームでも配布し放題なわけで,Microsoft Update自体の信頼性を守るためには「アップデートするソフトをMicrosoftに申請して,Microsoftのチェックをパスしないといけない」という制度にならざるを得ないこと.
で,Microsoft Update登録のために金を払う必要があったはずなので,その時点で中小のベンダから見ればハードルが高すぎる.また,その程度の金銭コストが痛くないような大手企業からみても「セキュリティ関連のbug fixバージョンを出しても,Microsoftのテスト待ちで,いつ配布されるかわからない」という不便なシステムなので,やっぱり自前配布の方が明らかに便利.
ってことで,普及しなかったんですよ.
Microsoft Updateじゃなくて良いからMSIインストーラーに統合自動アップデート機構を付けて欲しいですね。
>インストーラーに統合自動アップデート機構を付けて
MS畑でいえば、それって「Click Once」が近いものだったりしませんかね?
あれの枠組みで作ったインストーラ(っていうのかな)には、設定として「起動のたびごとに鯖に最新版を問い合わせる」ってモードを指定できたはず。
鯖にアプリを載せるときにバージョンが判るような所定のフォルダ構成(詳細忘れた)で置いておけば、あとはインストーラが勝手に随時見に行ってくれる、みたいな。
あとJavaでいえばJavaWebStartもそうかな。ああいう「Webアプリとデスクトップアプリの中間」みたいなのを狙ったアプリ配布システムは、結構うまく使えるんじゃないかという気がしています。気がしただけだけど。
注:ClickOnceモノを(VS2005時代ですが)作ったときに困ったのが、アプリの設定ファイルです。設定ファイル「だけ」弄ろうとしてもパッケージの中だからユーザサイドで弄れない。鯖で配布するときも設定ファイル変更しちゃえばアーカイブごと新バージョン扱いになっちゃう(チェックサムとか監視されてるから)。結局設定のバリエーションを持たせようと思ったら全てを鯖で用意しないとならんってことになり、ちょっと困った。環境ごとに設定が要るような奴は、設定ファイルもまたアプリで操作できるようなUIをつけてあげないとならんっぽい。面倒…。ユーザフォルダに書き込んでしまえばいいんだが、それもそれで書き込み権限を与えるかどうかが微妙な問題になるし。
(ていうか「データファイル」と「設定ファイル」の書き込み権限は別々に設定させて欲しいと心底思ったよ。OSから見れば違いは無いんだろうけど、アプリから見れば「アプリ自体のファイル」「入力ファイル」「出力ファイル」「設定ファイル」の4種類を別々に権限なりなんなりを設定させて欲しいものだと思う。設定のバリエーションは変更できるけどファイル出力は認めない、とかって制御が欲しい。)
配布物は配布元で配布するのは変えず、更新情報だけ集約する仕組にしてくれたらいいのにね。更新情報urlを配布者がMicrosoft Updateに一回登録するとかしてさ。
もしかして今もそうなってるけど、それでも費用負担が大きいという話だったらごめん。
経緯は理解しました。Linuxのディストロでaptなりyumなりで実現できていて、Microsoft Updateで出来ていない理由は>登録のために金を払う必要が大きそうですね。
Microsoft Updateはそういった問題があるとして、じゃあなんでMS以外がそういう仕組みを作らないか考えると、Windows用ソフトウェアの場合、
・インストーラにインストールさせるか、好きな場所に解凍させるってパターンが多く、Unix系のように自動化がしにくい
・独自ライセンスが多く、特に再配布などに厳しい制限を設けているものが多い。自分のサイトからダウンロードしてね、と思っている人も多い
・リポジトリとしてまとめて下さるボランティアの方たちが少ないか、あまり知られていない
って背景もあるんじゃないかなぁ、と。
お作法に則ったインストーラなら、そのインストーラにフック(というのもなんだが)を仕掛ければ解決だし、そうでなかったとしてもMacみたいにとにかく実行プログラムの所在をOSが強制把握しちまうという仕組みをもてないわけでもなかろうに。
と思うんですけどね…
>独自ライセンスが多く>ボランティア
この差は明らかにありますね。あかの他人のボランティアがアプリをいじり倒したおかげでワンタッチインストールが可能になる、という世界観を、Winの人らが持っているかどうかという差が。
(「ソース見られるのが恥ずかしいから非公開」なんて寝言を言ってる人は、未だに居るんだろうか?>Win方面とか)
>(「ソース見られるのが恥ずかしいから非公開」なんて寝言を言ってる人は、未だに居るんだろうか?>Win方面とか)
そりゃ、他人の心情も推し量れずに自分の価値観だけで「寝言」なんて切り捨てるようなモヒカンな人がいる限りは、いるでしょうよ。
http://srad.jp/developers/comments.pl?sid=391253&no_d2=1&cid=1302141 [srad.jp]
こんな話もあるようですが...
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Microsoft Updateで (スコア:0)
Re:Microsoft Updateで (スコア:2, 興味深い)
>> 全部Microsoft Updateでアップデートしてくれればいいのに
いや,当初Microsoftはそのつもりで作ったシステムだったんですけどね.
問題は,Micorosoftが「うちに送ってくれれば何でも配布しますよ」みたいなことをしちゃうとウィルスでもワームでも配布し放題なわけで,Microsoft Update自体の信頼性を守るためには「アップデートするソフトをMicrosoftに申請して,Microsoftのチェックをパスしないといけない」という制度にならざるを得ないこと.
で,Microsoft Update登録のために金を払う必要があったはずなので,その時点で中小のベンダから見ればハードルが高すぎる.また,その程度の金銭コストが痛くないような大手企業からみても「セキュリティ関連のbug fixバージョンを出しても,Microsoftのテスト待ちで,いつ配布されるかわからない」という不便なシステムなので,やっぱり自前配布の方が明らかに便利.
ってことで,普及しなかったんですよ.
Re:Microsoft Updateで (スコア:1)
Microsoft Updateじゃなくて良いから
MSIインストーラーに統合自動アップデート機構を付けて欲しいですね。
Re:Microsoft Updateで (スコア:2, 参考になる)
>インストーラーに統合自動アップデート機構を付けて
MS畑でいえば、それって「Click Once」が近いものだったりしませんかね?
あれの枠組みで作ったインストーラ(っていうのかな)には、設定として
「起動のたびごとに鯖に最新版を問い合わせる」ってモードを指定できたはず。
鯖にアプリを載せるときにバージョンが判るような所定のフォルダ構成(詳細忘れた)で置いておけば、
あとはインストーラが勝手に随時見に行ってくれる、みたいな。
あとJavaでいえばJavaWebStartもそうかな。
ああいう「Webアプリとデスクトップアプリの中間」みたいなのを狙ったアプリ配布システムは、
結構うまく使えるんじゃないかという気がしています。気がしただけだけど。
注:
ClickOnceモノを(VS2005時代ですが)作ったときに困ったのが、アプリの設定ファイルです。
設定ファイル「だけ」弄ろうとしてもパッケージの中だからユーザサイドで弄れない。
鯖で配布するときも設定ファイル変更しちゃえばアーカイブごと新バージョン扱いになっちゃう(チェックサムとか監視されてるから)。
結局設定のバリエーションを持たせようと思ったら全てを鯖で用意しないとならんってことになり、ちょっと困った。
環境ごとに設定が要るような奴は、設定ファイルもまたアプリで操作できるようなUIをつけてあげないとならんっぽい。面倒…。
ユーザフォルダに書き込んでしまえばいいんだが、それもそれで書き込み権限を与えるかどうかが微妙な問題になるし。
(ていうか「データファイル」と「設定ファイル」の書き込み権限は別々に設定させて欲しいと心底思ったよ。
OSから見れば違いは無いんだろうけど、
アプリから見れば「アプリ自体のファイル」「入力ファイル」「出力ファイル」「設定ファイル」の4種類を
別々に権限なりなんなりを設定させて欲しいものだと思う。
設定のバリエーションは変更できるけどファイル出力は認めない、とかって制御が欲しい。)
Re: (スコア:0)
Re:Microsoft Updateで (スコア:1)
配布物は配布元で配布するのは変えず、更新情報だけ集約する仕組にしてくれたらいいのにね。
更新情報urlを配布者がMicrosoft Updateに一回登録するとかしてさ。
もしかして今もそうなってるけど、それでも費用負担が大きいという話だったらごめん。
Re: (スコア:0)
しまわないようにするにはコストを掛けて審査しないといけないということだと思いますが。
審査後に差し替えられては元も子もないので、やっぱり自分のところで管理したがるでしょうし。
Re: (スコア:0)
経緯は理解しました。
Linuxのディストロでaptなりyumなりで実現できていて、Microsoft Updateで出来ていない理由は
>登録のために金を払う必要
が大きそうですね。
Re:Microsoft Updateで (スコア:1)
Microsoft Updateはそういった問題があるとして、じゃあなんでMS以外がそういう仕組みを作らないか考えると、Windows用ソフトウェアの場合、
・インストーラにインストールさせるか、好きな場所に解凍させるってパターンが多く、Unix系のように自動化がしにくい
・独自ライセンスが多く、特に再配布などに厳しい制限を設けているものが多い。自分のサイトからダウンロードしてね、と思っている人も多い
・リポジトリとしてまとめて下さるボランティアの方たちが少ないか、あまり知られていない
って背景もあるんじゃないかなぁ、と。
1を聞いて0を知れ!
Re: (スコア:0)
お作法に則ったインストーラなら、そのインストーラにフック(というのもなんだが)を仕掛ければ解決だし、
そうでなかったとしてもMacみたいにとにかく実行プログラムの所在をOSが強制把握しちまうという仕組みをもてないわけでもなかろうに。
と思うんですけどね…
>独自ライセンスが多く
>ボランティア
この差は明らかにありますね。
あかの他人のボランティアがアプリをいじり倒したおかげでワンタッチインストールが可能になる、
という世界観を、Winの人らが持っているかどうかという差が。
(「ソース見られるのが恥ずかしいから非公開」なんて寝言を言ってる人は、未だに居るんだろうか?>Win方面とか)
Re: (スコア:0)
>(「ソース見られるのが恥ずかしいから非公開」なんて寝言を言ってる人は、未だに居るんだろうか?>Win方面とか)
そりゃ、他人の心情も推し量れずに自分の価値観だけで「寝言」なんて切り捨てるような
モヒカンな人がいる限りは、いるでしょうよ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
http://srad.jp/developers/comments.pl?sid=391253&no_d2=1&cid=1302141 [srad.jp]
こんな話もあるようですが...