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というのが正直な感想です。確かに安上がりなのだから、より安全にしたければPCごと多重化すればよいということにもなりますよね。
ところで、サーバ向けのLinuxのディストリって何が良いんでしょうね。
私の意見は次のような感じです。偏見に見えるのは仕様です。
>その発想はなかった
「サーバー用として使いたいからノートPCの液晶なし版を売ってくれ」という声はもう10年も前からあるものなんですけれどもね。消費電力が低く、省スペースで、VGAがつき、電池が内臓されいるという面で、サーバーにはうってつけ。EeePCのようなPCなら、さらに低価格というメリットもあるから、きちんと二重化された環境を構築していれば充分実用的だと思います。
# サーバー用のOSはCentOSにおちついてます。いままさにCentOS5.3インストール中
その流れでできたのが初期のブレードサーバでは。しかしその貧弱さは結局受け入れられず、1U~2Uクラスのラックマウントサーバの代替機として再出発し、今に至るわけですが。# 所詮代替なので、昨今、「ブレードサーバって中途半端だよね」話が再燃しているのはまた次の機会に(?)
キャリアはそうでもないらしいんですが、エンタープライズ方面って割り切るというか、引き算というか、「目的はこれだから、これはいらない、これだけあればいい」みたいな効率性を重視したデザインができないんですよね。「念のため」とか「それって常識なの?」とか言い出す。常識=正しさじゃないと知らないのが力持ってると相当厄介。
ちなみにノートPC自体は標準の2.5インチHDDがよく壊れるので、その部分をどうにかしてからじゃないと使えない場合もあるかな、とゆー印象はあります。サーバ向けHDD/SSDに換装するか、使わないか。
ブレードサーバが出てきたのは、体積縮小と保守性確保の両立が目的でしょう。
普通のラックマウントだと、どんなに小さくしても「1Uもの体積」を占有してしまうわけですが、技術の進歩というか各部品の小型化で、1Uの体積では無駄が多くなってきた。で、もっと密度を上げる場合、普通のラックマウントの規格にしがたうと、1Uハーフ(奥行き半分でラックの前後それぞれに設置)とか、普通の1Uで、一つの箱に複数のCPUを入れるとかそういう流れだったけど、そういうシステム構成だと交換などの保守が面倒という欠点がある。で、ブレードサーバなら、1CPU単位で交換が可能で保守が良い。
当初の標準的なブレードサーバは、7Uで14枚ってところだと思いますが、それだと、体積的には1Uハーフとか、1Uに2CPU搭載な普通のラックマウントサーバと1CPUあたりの体積は同じです。
1Uでは幅480mm×高さ45mm×奥行540mmですから、1Uでおよそ11.6リットル7U/14枚のブレードや1Uハーフは5.8lあります。
EeePC901は「幅225mm×奥行き170mm×高さ20mm(最厚部33.8mm)」なので、厚みを30mmで計算しても1.15l。1Uの10分の一です。もっとも、普通のノートパソコンは、そういった何台も密着させて使うようなことを想定してないでしょうから、放熱のことを考えると、ブレードサーバに匹敵する密度で並べるのは無茶でしょうねぇ…
>当初の標準的なブレードサーバは、7Uで14枚ってところだと思いますが、 それは第2世代っつーか新しい方で、最初は3Uに20枚程度が標準かと。 具体的にはRLX ServerBlade 667(箱は300exかな?)、Compaq BL10e、富士通 BX300。言うまでもなくRLXはこの分野でのパイオニアで、2001年夏には最初の製品を発表しています。後ろ二つは割と早くに追いかけて、2002年春夏ですね。
おっしゃる通り高密度化が目的でノートPCで使われる部品を積極投入し、性能は犠牲にされました。 犠牲にされたと言っても、当時はそれで十分な分野も多いと言われていたんですよね。
...BX300は使ったことある。 だから、今のブレードサーバと、当初のものとが別物なのもよく知っているつもり。
>1Uハーフ
音楽用機材によくある「ハーフラック」…奥行きじゃなく幅が半分…な機械はサーバ分野では流行らなかったのだろうか?もちろん半分だけじゃなく1/3や1/4も可。
あれならラックとしての抜き差しの便利さは基本的に損なわれません。ハーフを支えるマウントが別途必要ではありますが。
#ラックといえば大昔、TX816というシンセサイザが有ってなあ…
>ハーフを支えるマウントが別途必要ではありますが。まさにこれが問題。
下支えするなら旨く設計しないと実質1U無駄になるか、あるいはサーバの箱の高さが1U未満になる。(強度を考えれば0.9Uくらいか)幅半分で断絶しているから両脇から支えるというわけにもいかない。ディスクや電源装置などの空間も考えていくと、幅は狭いが奥行きが長い、という設計になってしまう。
結局、たくさんラックに詰めたいなら奥行き半分にしてラックの前後に付けて、前面吸気背面排気にしてラック中央部で熱抜きとした方がよい。
また, 汎用的なATXマザーなんかを使っている限りは1Uハーフに収めるのが難しいってのもありますね.
ということで, mini-ITX専用ではありますが, 1U筺体の中に2枚押し込んじゃえというC147 [casetronic.com]なんていうケースもあったりします.
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
その発想はなかった (スコア:3, 興味深い)
というのが正直な感想です。確かに安上がりなのだから、より安全にしたければPCごと多重化すればよいということにもなりますよね。
ところで、サーバ向けのLinuxのディストリって何が良いんでしょうね。
私の意見は次のような感じです。偏見に見えるのは仕様です。
Re: (スコア:2, 参考になる)
>その発想はなかった
「サーバー用として使いたいからノートPCの液晶なし版を売ってくれ」という声はもう10年も前からあるものなんですけれどもね。
消費電力が低く、省スペースで、VGAがつき、電池が内臓されいるという面で、サーバーにはうってつけ。
EeePCのようなPCなら、さらに低価格というメリットもあるから、きちんと二重化された環境を構築していれば充分実用的だと思います。
# サーバー用のOSはCentOSにおちついてます。いままさにCentOS5.3インストール中
Re: (スコア:3, 興味深い)
その流れでできたのが初期のブレードサーバでは。
しかしその貧弱さは結局受け入れられず、1U~2Uクラスのラックマウントサーバの代替機として再出発し、今に至るわけですが。
# 所詮代替なので、昨今、「ブレードサーバって中途半端だよね」話が再燃しているのはまた次の機会に(?)
キャリアはそうでもないらしいんですが、エンタープライズ方面って割り切るというか、引き算というか、「目的はこれだから、これはいらない、これだけあればいい」みたいな効率性を重視したデザインができないんですよね。「念のため」とか「それって常識なの?」とか言い出す。常識=正しさじゃないと知らないのが力持ってると相当厄介。
ちなみにノートPC自体は標準の2.5インチHDDがよく壊れるので、その部分をどうにかしてからじゃないと使えない場合もあるかな、とゆー印象はあります。サーバ向けHDD/SSDに換装するか、使わないか。
Re:その発想はなかった (スコア:1, 参考になる)
ブレードサーバが出てきたのは、体積縮小と保守性確保の両立が目的でしょう。
普通のラックマウントだと、どんなに小さくしても「1Uもの体積」を占有してしまうわけですが、
技術の進歩というか各部品の小型化で、1Uの体積では無駄が多くなってきた。
で、もっと密度を上げる場合、普通のラックマウントの規格にしがたうと、
1Uハーフ(奥行き半分でラックの前後それぞれに設置)とか、
普通の1Uで、一つの箱に複数のCPUを入れるとか
そういう流れだったけど、そういうシステム構成だと交換などの保守が面倒という欠点がある。
で、ブレードサーバなら、1CPU単位で交換が可能で保守が良い。
当初の標準的なブレードサーバは、7Uで14枚ってところだと思いますが、
それだと、体積的には1Uハーフとか、1Uに2CPU搭載な普通のラックマウントサーバと1CPUあたりの体積は同じです。
1Uでは幅480mm×高さ45mm×奥行540mmですから、1Uでおよそ11.6リットル
7U/14枚のブレードや1Uハーフは5.8lあります。
EeePC901は「幅225mm×奥行き170mm×高さ20mm(最厚部33.8mm)」なので、厚みを30mmで計算しても1.15l。1Uの10分の一です。
もっとも、普通のノートパソコンは、そういった何台も密着させて使うようなことを想定してないでしょうから、
放熱のことを考えると、ブレードサーバに匹敵する密度で並べるのは無茶でしょうねぇ…
Re:その発想はなかった (スコア:5, 参考になる)
>当初の標準的なブレードサーバは、7Uで14枚ってところだと思いますが、
それは第2世代っつーか新しい方で、最初は3Uに20枚程度が標準かと。
具体的にはRLX ServerBlade 667(箱は300exかな?)、Compaq BL10e、富士通 BX300。言うまでもなくRLXはこの分野でのパイオニアで、2001年夏には最初の製品を発表しています。後ろ二つは割と早くに追いかけて、2002年春夏ですね。
おっしゃる通り高密度化が目的でノートPCで使われる部品を積極投入し、性能は犠牲にされました。
犠牲にされたと言っても、当時はそれで十分な分野も多いと言われていたんですよね。
...BX300は使ったことある。
だから、今のブレードサーバと、当初のものとが別物なのもよく知っているつもり。
Re: (スコア:0)
>1Uハーフ
音楽用機材によくある「ハーフラック」…奥行きじゃなく幅が半分…な機械は
サーバ分野では流行らなかったのだろうか?
もちろん半分だけじゃなく1/3や1/4も可。
あれならラックとしての抜き差しの便利さは基本的に損なわれません。ハーフを支えるマウントが別途必要ではありますが。
#ラックといえば大昔、TX816というシンセサイザが有ってなあ…
Re:その発想はなかった (スコア:2, 参考になる)
>ハーフを支えるマウントが別途必要ではありますが。
まさにこれが問題。
下支えするなら旨く設計しないと実質1U無駄になるか、あるいはサーバの箱の高さが1U未満になる。(強度を考えれば0.9Uくらいか)
幅半分で断絶しているから両脇から支えるというわけにもいかない。
ディスクや電源装置などの空間も考えていくと、幅は狭いが奥行きが長い、という設計になってしまう。
結局、たくさんラックに詰めたいなら奥行き半分にしてラックの前後に付けて、
前面吸気背面排気にしてラック中央部で熱抜きとした方がよい。
Re:その発想はなかった (スコア:1)
また, 汎用的なATXマザーなんかを使っている限りは1Uハーフに収めるのが難しいってのもありますね.
ということで, mini-ITX専用ではありますが, 1U筺体の中に2枚押し込んじゃえというC147 [casetronic.com]なんていうケースもあったりします.