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当然、総エネルギーは変わらんですよ。ただ、速度をトルクには置き換えられる。
理屈的にはテキトーなパイプにホースを突っ込んだのと一緒。それを水中に入れてホースに水を流すと、パイプからの排水量はホースの出水量より多くなる。噴射ポンプとかベンチュリポンプとか言われて製品化は昔からされている。
手賀沼の水を浄化するのに沈めていたってポンプもコレだった筈。
で、ちょっと思ったんだけど、少量の高速の流体が周りのものを引き込んで多量の低速の流体を運ぶって事ですよね?それを利用してロケットの打ち上げ初期の効率を上げられないものか?例えばロケットの末端にリングを付けて置くと、打ち上げ時の見かけ上の噴射速度を下げられるんじゃないかとか思った事があったりします。
ロケットだと「そんな空気の濃いところだけでしか使えないモノ重量の無駄」となるんじゃないかと。
飛行機ならターボファン [wikipedia.org]が該当いたしますが。
>ロケットだと「そんな空気の濃いところだけでしか使えないモノ重量の無駄」となるんじゃないかと。単なるリングだし、空気密度が下がり速度が稼げた時点で投棄すれば良いだけだと思うんですが。そもそも一段目なんてそんなに空気の薄い所迄持って行く訳じゃないし、その中でも低速で空気の濃い所をカバーすればノズル自体はもうちょっと上に合わせて最適化出来るよね。
単なるリングだし、空気密度が下がり速度が稼げた時点で投棄すれば良いだけだと思うんですが。
リング状ノズルは送風機としての形状であってロケットの推進に使うには推力不足でしょう。速度も足りない。「空気密度の高いところでだけ稼動すればいい」ということであれば酸化剤も不要なので、それこそターボファンエンジンを使えばいいかと。
この手法は周囲の空気をどれだけ効率よく巻き込めるかが重要なので、大きな推力を得るためにはそれだけ大きなサイズを必要とします。巨大化することによる重量増も無視できないので、ロケットのような大推力を必要とする用途には不向きじゃないかな。
>リング状ノズルは送風機としての形状であってロケットの推進に使うには推力不足でしょう。速度も足りない。理屈が一緒なら良いってのであれば、単にノズルの周りにリングを付ければ充分。リング状のノズルなんて事をする必要は無い。
速度も静止速度に対して燃焼速度が速すぎる故の悪効率をカバーすると考えれば全然困らないと思う。なんなら単なるアルミの円筒で発射台から離れた辺りで分離させても良い。
ロケット本体のデザインはそのままで、ノズル形状の変更だけじゃきびしいかもしれませんが、機体全体のデザインの変更まで考えれば、それなりにできちゃいそうな気がします。
はっきりさせなきゃいけないのは、全体のデザインを変更したことによって得られるメリットがデメリットを上回るのか?ってあたりなんじゃないかと。
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逆に (スコア:2, 興味深い)
Re: (スコア:0)
当然、総エネルギーは変わらんですよ。
ただ、速度をトルクには置き換えられる。
理屈的にはテキトーなパイプにホースを突っ込んだのと一緒。
それを水中に入れてホースに水を流すと、パイプからの排水量はホースの出水量より多くなる。
噴射ポンプとかベンチュリポンプとか言われて製品化は昔からされている。
手賀沼の水を浄化するのに沈めていたってポンプもコレだった筈。
で、ちょっと思ったんだけど、少量の高速の流体が周りのものを引き込んで多量の低速の流体を
運ぶって事ですよね?
それを利用してロケットの打ち上げ初期の効率を上げられないものか?
例えばロケットの末端にリングを付けて置くと、打ち上げ時の見かけ上の噴射速度を下げられる
んじゃないかとか思った事があったりします。
Re:逆に (スコア:1)
ロケットだと「そんな空気の濃いところだけでしか使えないモノ重量の無駄」となるんじゃないかと。
飛行機ならターボファン [wikipedia.org]が該当いたしますが。
Re: (スコア:0)
>ロケットだと「そんな空気の濃いところだけでしか使えないモノ重量の無駄」となるんじゃないかと。
単なるリングだし、空気密度が下がり速度が稼げた時点で投棄すれば良いだけだと思うんですが。
そもそも一段目なんてそんなに空気の薄い所迄持って行く訳じゃないし、その中でも低速で空気の
濃い所をカバーすればノズル自体はもうちょっと上に合わせて最適化出来るよね。
Re:逆に (スコア:1)
単なるリングだし、空気密度が下がり速度が稼げた時点で投棄すれば良いだけだと思うんですが。
リング状ノズルは送風機としての形状であってロケットの推進に使うには推力不足でしょう。速度も足りない。
「空気密度の高いところでだけ稼動すればいい」ということであれば酸化剤も不要なので、それこそターボファンエンジンを使えばいいかと。
この手法は周囲の空気をどれだけ効率よく巻き込めるかが重要なので、大きな推力を得るためにはそれだけ大きなサイズを必要とします。
巨大化することによる重量増も無視できないので、ロケットのような大推力を必要とする用途には不向きじゃないかな。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
>リング状ノズルは送風機としての形状であってロケットの推進に使うには推力不足でしょう。速度も足りない。
理屈が一緒なら良いってのであれば、単にノズルの周りにリングを付ければ充分。
リング状のノズルなんて事をする必要は無い。
速度も静止速度に対して燃焼速度が速すぎる故の悪効率をカバーすると考えれば全然困らないと思う。
なんなら単なるアルミの円筒で発射台から離れた辺りで分離させても良い。
Re: (スコア:0)
ロケット本体のデザインはそのままで、ノズル形状の変更だけじゃきびしいかもしれませんが、
機体全体のデザインの変更まで考えれば、それなりにできちゃいそうな気がします。
はっきりさせなきゃいけないのは、全体のデザインを変更したことによって得られるメリットが
デメリットを上回るのか?ってあたりなんじゃないかと。