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プロジェクトを統括しているSebastian Thrun氏は移動ロボット業界の権威で、非常に長期間に渡って自律移動ロボットや自律移動車両の設計開発に携わっています。Thrun氏は、DARPA Grand Challenge, Urban Challengeにもスタンフォード大学チームを率いて参戦しており、2005年のGrand Challengeでは優勝、2007年のUrban Challengeでも2位(タイムでは1位)でした。少なくともThrun氏に関しては、スチャラカでやってるわけでもなく、今日明日の思いつきで始めた事業でもないので、安全やトラブルに関してはかなりのノウハウを持っているでしょう。#以下オフトピです。そもそも、ロボット屋さんは安全に関してはかなりうるさいです。最近は二足歩行で走れる等身大ロボットなんかも登場していますが、そいつらは自身の体を持ち上げられる程の脚力を持っているわけで、もしその脚力で目の前の人に蹴りをかましたら大怪我をすることになります。伝聞ですが、そういうロボットのオペレーションに関してはかなり細々とした規定や制限があるようで、いちいち守ろうとすると結構面倒だそうです。その話をしてた人は、むしろ一般の人はロボットが本来危ないものだという認識が足りなすぎる、と言っていました。本当にメイドロボットなんか売りに出したら、ロボットに怪我をさせられた人からの訴訟とかで大変なことになりそう、とか。
>本当にメイドロボットなんか売りに出したら、ロボットに怪我をさせられた人からの訴訟とかで大変なことになりそう、とか。
ある種の業界では、ご褒美ってことになっているので、オッケーなのでは?
ツンデロイドの実用化も近いな!
どじっこロイドでしょ、そこは!(ぇ
>伝聞ですが、そういうロボットのオペレーションに関してはかなり細々とした規>定や制限があるようで、いちいち守ろうとすると結構面倒だそうです。ロボット3原則は実装されてますか?
押さない! 走らない! 喋らない!
オフトピだけど、この三原則って過剰評価されすぎだと思うんだよねー。別に実装しないといけない論理的な理由がないし。
まあ、SFの道具としては良くできてると思うけどさ。
家電三原則としては実装必須ですよ。
つまりロボットに殺されてもいいし、命令に一切従わなくてもいいし、すぐに壊れてもいいってことですね。# そんなの欲しいの?
論理的な理由はないですねー。第3条以外は倫理的な理由がありますが。第1、2条も米軍などテロリストにとっては無意味なものだし
まったくです。ロボットを特別視しすぎだと思います。
人に危害を加えてはいけない → どんな道具も、安全な設計をすべき人の命令に従わなくちゃいけない → どんな道具も、設計の範囲で、指示したとおりに動くべき自分を守らなくちゃいけない → どんな道具も、使用環境に応じた頑丈なつくりをすべき
どんな道具にも適用できることです。
一方、もしロボットを、人間に匹敵するような自律的な判断力や意志を持つものと考え、ロボット三原則はそのようなロボットに適用されるものだと考えるなら(そのとき、ロボットは普通の道具とは一線を画した特別な存在になり、ロボット三原則の存在意義が初めて生まれると思いますが)、そんなロボットはまだ実現していないので現実のロボットに三原則の適用の可否を問うのは間違っているということになります。
>どんな道具にも適用できることです。
世の中には、武器と呼ばれる道具があるのですけどね。
>三原則の適用の可否を問うのは間違っているということになります。
間違っているかどうかは別にして、前提が成り立っていないことに対する推論は無意味だということ。だけど、無意味であるからどうした?面白ければええだろ?というのが雑談のある種の成立要件だからね。
>武器ってのは快楽殺人狂を性的に満足させるためにあるものじゃないんだよ?
そのためではないかもしれないけど、そのために使う事もできる。道具ってのは、余程の専用に作られていない限り、ある程度の汎用な面がある。
たとえば、鉛筆。普通は筆記用具だが、それで人を刺すこともできる。たとえば、自動車。普通は乗ったり移動するための道具だが、加藤君みたいな特別な使い方をすることもできる。たとえば、犬。愛玩したり番犬としたりするけど、闘犬や訓練では人を襲う様にすらできる。たとえば、カメラ。普通は写真を撮るためなのだが、大型のになるとそれで人を殴れる。特に、キヤノンの白いレンズは危ない。たとえば、固めのゼリー。普通は食用だが、老人や幼児の殺害のために使われることも、実際ある(事故とかいっているけど、あれはほとんど殺害目的で与えたものだと思われる)。たとえば、ナイフ。普通はモノを切ったりするためなのだが、快楽殺人狂が性的な満足を得るために使われることもある。
つまり、君の問いの「武器ってのは快楽殺人狂を性的に満足させるためにあるものじゃないんだよ?」については、「そのために作られたモノでなくても、他の用途に使われることがある」という回答になるだろう。つまり、端的に言えば、使う人がどういった目的で使うかによるのであって、道具本来の目的と異なった使い方がされることがあるだけ。もっと、端的に言えば、君は馬鹿なことを聞いているよ..という回答になる。
>伝聞ですが、そういうロボットのオペレーションに関してはかなり細々とした規定や制限があるようで、>いちいち守ろうとすると結構面倒だそうです。
この文章って、普通に読めば「結構面倒なのでいちいち守らない」って意味になるよね。守ってないんだったら「規則は安全に関してうるさいが、ロボット屋さんは守ってない」ってこと?
ロボットに関しては,設計・製作した人達と運用する人達が違うってのはよくあることです.あまりこんな話していいのかどうかアレなんですが,後者が大学の学生とかだったりするとかなりいい加減かも.設計・製作する人達はかなり真面目に詳細なマニュアルを作って出してきますし,自分達も真面目にそれに従ってます.元コメの人の言うとおり,怖い目にあったことのない人は扱いもぞんざいになりがちですね.
トヨタはソフトウェアもハードウェアもかなり不真面目だと思いますが。
旗艦の中の旗艦であるLEXUS LSシリーズですらハンドルを中立にしても曲がり続けたりするし、今や主力車種かもしれないPriusも回生ブレーキとディスクブレーキの制御に不都合があったり…リコールの届け出までのプロセスに至っては、おまえはマイクロソフトかっ!と言いたくなる感じ。(ユーザではないので関係ないが。)ブレーキオーバーライドだって日本国内仕様は「将来的には標準装備にする方針」だそうだし、とてもとても真面目とか誠実とは云えない。
もちろん、これは会社としての性質であって技術者の人たちの意図や希望とは違う…と信じたいが、開発からテストドライブまで本気で腰を据えてやってないから、見つけられない or 見過ごすんでしょう。しかも再三にわたるユーザからのクレームでも仕様で済まそうとする。オープンソースの開発者の方が本気度が高いと思います。(本気でないなら関わらないから。)
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
オープンソース・ソフトウェア開発者が自動車を設計したら? (スコア:1, 参考になる)
オープンソース・ソフトウェア開発者が自動車を設計したらどうなるのだろうか?
Googleのお方は購入者が死ぬ製品が自動車だということをよく理解してるのだろうか?
#実感として自動車屋さんはすごく真面目
#石橋をいくつも叩き壊して破壊試験をしてから,新しい石橋を造る
#ソフト屋みたいなスチャラカなとこなんて全然無いし,ネット系企業みたいなトラブル無視の早い者勝ちという行動様式は持っていない
Re:オープンソース・ソフトウェア開発者が自動車を設計したら? (スコア:3, 参考になる)
プロジェクトを統括しているSebastian Thrun氏は移動ロボット業界の権威で、
非常に長期間に渡って自律移動ロボットや自律移動車両の設計開発に携わっています。
Thrun氏は、DARPA Grand Challenge, Urban Challengeにもスタンフォード大学チームを率いて参戦しており、
2005年のGrand Challengeでは優勝、2007年のUrban Challengeでも2位(タイムでは1位)でした。
少なくともThrun氏に関しては、スチャラカでやってるわけでもなく、今日明日の思いつきで始めた事業でもないので、安全やトラブルに関してはかなりのノウハウを持っているでしょう。
#以下オフトピです。
そもそも、ロボット屋さんは安全に関してはかなりうるさいです。
最近は二足歩行で走れる等身大ロボットなんかも登場していますが、そいつらは自身の体を持ち上げられる程の脚力を持っているわけで、もしその脚力で目の前の人に蹴りをかましたら大怪我をすることになります。
伝聞ですが、そういうロボットのオペレーションに関してはかなり細々とした規定や制限があるようで、いちいち守ろうとすると結構面倒だそうです。
その話をしてた人は、むしろ一般の人はロボットが本来危ないものだという認識が足りなすぎる、と言っていました。本当にメイドロボットなんか売りに出したら、ロボットに怪我をさせられた人からの訴訟とかで大変なことになりそう、とか。
Re:オープンソース・ソフトウェア開発者が自動車を設計したら? (スコア:1)
>本当にメイドロボットなんか売りに出したら、ロボットに怪我をさせられた人からの訴訟とかで大変なことになりそう、とか。
ある種の業界では、ご褒美ってことになっているので、オッケーなのでは?
Re: (スコア:0)
ツンデロイドの実用化も近いな!
Re: (スコア:0)
どじっこロイドでしょ、そこは!(ぇ
Re: (スコア:0)
>伝聞ですが、そういうロボットのオペレーションに関してはかなり細々とした規
>定や制限があるようで、いちいち守ろうとすると結構面倒だそうです。
ロボット3原則は実装されてますか?
Re: (スコア:0)
押さない! 走らない! 喋らない!
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
オフトピだけど、この三原則って過剰評価されすぎだと思うんだよねー。
別に実装しないといけない論理的な理由がないし。
まあ、SFの道具としては良くできてると思うけどさ。
Re: (スコア:0)
家電三原則としては実装必須ですよ。
Re: (スコア:0)
つまりロボットに殺されてもいいし、命令に一切従わなくてもいいし、すぐに壊れてもいいってことですね。
# そんなの欲しいの?
Re: (スコア:0)
論理的な理由はないですねー。第3条以外は倫理的な理由がありますが。
第1、2条も米軍などテロリストにとっては無意味なものだし
Re: (スコア:0)
まったくです。ロボットを特別視しすぎだと思います。
人に危害を加えてはいけない → どんな道具も、安全な設計をすべき
人の命令に従わなくちゃいけない → どんな道具も、設計の範囲で、指示したとおりに動くべき
自分を守らなくちゃいけない → どんな道具も、使用環境に応じた頑丈なつくりをすべき
どんな道具にも適用できることです。
一方、もしロボットを、人間に匹敵するような自律的な判断力や意志を持つものと考え、
ロボット三原則はそのようなロボットに適用されるものだと考えるなら(そのとき、
ロボットは普通の道具とは一線を画した特別な存在になり、ロボット三原則の存在意義が
初めて生まれると思いますが)、そんなロボットはまだ実現していないので現実のロボットに
三原則の適用の可否を問うのは間違っているということになります。
Re:オープンソース・ソフトウェア開発者が自動車を設計したら? (スコア:2, すばらしい洞察)
>どんな道具にも適用できることです。
世の中には、武器と呼ばれる道具があるのですけどね。
>三原則の適用の可否を問うのは間違っているということになります。
間違っているかどうかは別にして、前提が成り立っていないことに対する推論は無意味だということ。
だけど、無意味であるからどうした?面白ければええだろ?というのが雑談のある種の成立要件だからね。
Re: (スコア:0)
# 武器ってのは快楽殺人狂を性的に満足させるためにあるものじゃないんだよ?
Re:オープンソース・ソフトウェア開発者が自動車を設計したら? (スコア:1)
>武器ってのは快楽殺人狂を性的に満足させるためにあるものじゃないんだよ?
そのためではないかもしれないけど、そのために使う事もできる。
道具ってのは、余程の専用に作られていない限り、ある程度の汎用な面がある。
たとえば、鉛筆。普通は筆記用具だが、それで人を刺すこともできる。
たとえば、自動車。普通は乗ったり移動するための道具だが、加藤君みたいな特別な使い方をすることもできる。
たとえば、犬。愛玩したり番犬としたりするけど、闘犬や訓練では人を襲う様にすらできる。
たとえば、カメラ。普通は写真を撮るためなのだが、大型のになるとそれで人を殴れる。特に、キヤノンの白いレンズは危ない。
たとえば、固めのゼリー。普通は食用だが、老人や幼児の殺害のために使われることも、実際ある(事故とかいっているけど、あれはほとんど殺害目的で与えたものだと思われる)。
たとえば、ナイフ。普通はモノを切ったりするためなのだが、快楽殺人狂が性的な満足を得るために使われることもある。
つまり、君の問いの「武器ってのは快楽殺人狂を性的に満足させるためにあるものじゃないんだよ?」については、
「そのために作られたモノでなくても、他の用途に使われることがある」という回答になるだろう。
つまり、端的に言えば、使う人がどういった目的で使うかによるのであって、道具本来の目的と異なった使い方がされることがあるだけ。
もっと、端的に言えば、君は馬鹿なことを聞いているよ..という回答になる。
Re: (スコア:0)
>伝聞ですが、そういうロボットのオペレーションに関してはかなり細々とした規定や制限があるようで、
>いちいち守ろうとすると結構面倒だそうです。
この文章って、普通に読めば「結構面倒なのでいちいち守らない」って意味になるよね。
守ってないんだったら「規則は安全に関してうるさいが、ロボット屋さんは守ってない」ってこと?
Re: (スコア:0)
ロボットに関しては,設計・製作した人達と運用する人達が違うってのはよくあることです.
あまりこんな話していいのかどうかアレなんですが,後者が大学の学生とかだったりするとかなりいい加減かも.
設計・製作する人達はかなり真面目に詳細なマニュアルを作って出してきますし,自分達も真面目にそれに従ってます.
元コメの人の言うとおり,怖い目にあったことのない人は扱いもぞんざいになりがちですね.
Googleだと (スコア:0)
Re: (スコア:0)
トヨタはソフトウェアもハードウェアもかなり不真面目だと思いますが。
旗艦の中の旗艦であるLEXUS LSシリーズですらハンドルを中立にしても曲がり続けたりするし、今や主力車種かもしれないPriusも回生ブレーキとディスクブレーキの制御に不都合があったり…
リコールの届け出までのプロセスに至っては、おまえはマイクロソフトかっ!と言いたくなる感じ。(ユーザではないので関係ないが。)
ブレーキオーバーライドだって日本国内仕様は「将来的には標準装備にする方針」だそうだし、とてもとても真面目とか誠実とは云えない。
もちろん、これは会社としての性質であって技術者の人たちの意図や希望とは違う…と信じたいが、開発からテストドライブまで本気で腰を据えてやってないから、見つけられない or 見過ごすんでしょう。
しかも再三にわたるユーザからのクレームでも仕様で済まそうとする。
オープンソースの開発者の方が本気度が高いと思います。(本気でないなら関わらないから。)