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Matz氏のコメントには、
> ruby-dev(日本語)ではほとんどのコア開発者が英語を理解し、ruby-core(英語)のメーリングリスト> にも顔を出しています。また全てのドキュメントやChangeLogは英語です。
とありますが、実際、Debianのパッケージ担当者ともあろう者がバージョン1.8系の存在意義を理解できていなかったのですから、英語での情報は不足していた可能性があるのではないかと思います。もちろん、Lucas Nussbaum氏が見落としていた可能性もありますし、公開されている情報やMLをたどればどちらにどれくらいの非があるのかは判別可能なのでしょうが。
日本語でもたぶん各ブランチの意味について説明したまとまった文書はこれまで無かったと思います。ただ、ブランチポリシーが*BSD由来だって事や、各リリース・パッチリリース時のアナウンスをリアルタイムで見ている人の間では概ね共通の理解はあった。
それが言語化されていないというのが問題というのは仰るとおりなんですが、聞けばいいんですよ。まとまった文書がないというのなら、OSSプロジェクトなんだからおまえがやれよっていう話なんですよ。質問をMLに投げて、回答がなかったら早く答えろと騒いで、答えが来たらまとめてRedmineのWikiに載っけるとかさ。
というわけで、暗黙知の文書化も貢献の一つなので興味を持った方は是非。まず日本語文書からという方向なら英語使わなくてもできるので。
> >回答がなかったら早く答えろと騒いで>> 気に食わなかったら騒いで回答をクレクレすることを勧めるあたり、> マナーが悪いのは本当に"一部"なのか疑ってしまう。
Rubyの開発者は基本的にボランティアというか趣味というかなので、答えられる人が忙しかったり、たまたま見ていなかったり、他の人が答えるだろうと思って流したりなど、様々な理由で質問が埋もれるケースがたまにあるのです。その場合はremindしないといけないし、回答すべき人がデスマってたりする場合その事実を誰か教えてあげるべきなわけなので、なにかしら回答を得るには時には注目を引くというテクニックが必要になります。実際の回答は「実装者は行方不明です」とか「その挙動は未定義です」とか「浮動小数点数勉強して出直してこい」などいろいろありえますが、「回答を得るにはテクニックが必要である」ということを知り、「テクニックを磨く」ことは、OSSプロジェクトでは地味に重要なことなのです。
関連ストーリー Rubyコアの開発は一度終わってみるべき [srad.jp]
5) いいかげんIRCから表に出ろ
チャットというツール自体を否定するわけではない(IRCプロトコルに対する批判はまた今度)。しょせんツールなので、使いようによってはとても便利だし、使いようによっては弊害も出るという至極当たり前の話である。しかしRubyの開発はIRCに閉じすぎている。ある時、俺はIRCをやめてみようと思った。どうしても緊急時になったらそんときはまた繋ぎに行けばいいよねと思って一旦接続を切った。そんな昔の話じゃないよ? 藤沢が停止するしちょうどいい機会だと思ったことを覚えているから、去年度後半の話。
んで、どうなったかというと、ひと月も経たずにほうほうのていでIRCに繋ぎ直した。完敗です。あそこ読んでないと何起こってんのかさっぱりわかんねえ。
6) 言語の壁は結局越せなかったね
この話は上のともリンクしてんだけど、ガイジンがRubyのコア開発に来ない理由は俺にはよく分かったよ。日本語読み書きできてIRC参加できるタイムゾーンで生活してないと実質議論に参加できねえもん。MLにはいきなり結論だけ載せてたんだね。俺達ね。MLでは議論してないんだね。
日本語情報持っていてさえIRC必須なのに、英語情報だけでどうにかなるなんて到底思えません。
server が log を archive してくれないんですっけ?してくれないから問題になってるんでしょうけど。
しかし、そこまで重要な議論なら誰か log 用の bot 常に張り付けといても良さそうなもんですがそれもないってことなんでしょうねぇ。ちょっと不思議です。# 2ch ですらまとめサイトあるのに
今時だと twitter で代用出来そうな気もしますがどうなんでしょうねぇ?# 個人的には未だに twitter 使う意義が見出せないけど
Twitterもなんだかんだでログ残りませんし、そもそもチャットではないのでチャット的な使い方をすると連投規制がかかってしまいます。
というかそもそも、ログがあってもIRCの議論に"参加する"事はできませんので余り状況は変わらない可能性もあります。一応"MLにはいきなり結論だけ載せてた"とのことで、結論だけみるならMLでも十分なわけで。
うわあ…
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
英語情報はきちんと提供されているのか? (スコア:2, 興味深い)
Matz氏のコメントには、
> ruby-dev(日本語)ではほとんどのコア開発者が英語を理解し、ruby-core(英語)のメーリングリスト
> にも顔を出しています。また全てのドキュメントやChangeLogは英語です。
とありますが、実際、Debianのパッケージ担当者ともあろう者がバージョン1.8系の存在意義を理解できて
いなかったのですから、英語での情報は不足していた可能性があるのではないかと思います。
もちろん、Lucas Nussbaum氏が見落としていた可能性もありますし、公開されている情報やMLをたどれば
どちらにどれくらいの非があるのかは判別可能なのでしょうが。
Re:英語情報はきちんと提供されているのか? (スコア:3, 興味深い)
日本語でもたぶん各ブランチの意味について説明したまとまった文書はこれまで無かったと思います。
ただ、ブランチポリシーが*BSD由来だって事や、各リリース・パッチリリース時のアナウンスを
リアルタイムで見ている人の間では概ね共通の理解はあった。
それが言語化されていないというのが問題というのは仰るとおりなんですが、聞けばいいんですよ。
まとまった文書がないというのなら、OSSプロジェクトなんだからおまえがやれよっていう話なんですよ。
質問をMLに投げて、回答がなかったら早く答えろと騒いで、答えが来たらまとめてRedmineのWikiに載っけるとかさ。
というわけで、暗黙知の文書化も貢献の一つなので興味を持った方は是非。
まず日本語文書からという方向なら英語使わなくてもできるので。
Re: (スコア:0)
気に食わなかったら騒いで回答をクレクレすることを勧めるあたり、
マナーが悪いのは本当に"一部"なのか疑ってしまう。
Re:英語情報はきちんと提供されているのか? (スコア:3, 参考になる)
> >回答がなかったら早く答えろと騒いで
>
> 気に食わなかったら騒いで回答をクレクレすることを勧めるあたり、
> マナーが悪いのは本当に"一部"なのか疑ってしまう。
Rubyの開発者は基本的にボランティアというか趣味というかなので、答えられる人が忙しかったり、たまたま見ていなかったり、
他の人が答えるだろうと思って流したりなど、様々な理由で質問が埋もれるケースがたまにあるのです。
その場合はremindしないといけないし、回答すべき人がデスマってたりする場合その事実を誰か教えてあげるべきなわけなので、
なにかしら回答を得るには時には注目を引くというテクニックが必要になります。
実際の回答は「実装者は行方不明です」とか「その挙動は未定義です」とか「浮動小数点数勉強して出直してこい」などいろいろありえますが、
「回答を得るにはテクニックが必要である」ということを知り、「テクニックを磨く」ことは、OSSプロジェクトでは地味に重要なことなのです。
Re: (スコア:0)
ただ、そのことを伝えるのに「クレクレ」なんて言葉で表現するのはまずいのではないでしょうか?
「クレクレ」って「回答を得るためのテクニック」から大分離れた行動ですよね?
それとも「クレクレ」から「回答を得るにはテクニックが必要である」を推測できるくらいの空気を読む力が
Rubyコミュニティでは重要視されるのでしょうか?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そんなところを突っつくようなtrollさんたちが跋扈する魔界に外部から入りたいとは思わないだろうなあ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
文章も不自然だし(とくに語尾が)、日本語ネイティブな方ではないのかな?
だとしたら日本語の会話についていけないというNussbaum氏の嘆きも当然だなあ。
Re:英語情報はきちんと提供されているのか? (スコア:2, 興味深い)
関連ストーリー Rubyコアの開発は一度終わってみるべき [srad.jp]
5) いいかげんIRCから表に出ろ
チャットというツール自体を否定するわけではない(IRCプロトコルに対する批判はまた今度)。しょせんツールなので、使いようによってはとても便利だし、使いようによっては弊害も出るという至極当たり前の話である。しかしRubyの開発はIRCに閉じすぎている。ある時、俺はIRCをやめてみようと思った。どうしても緊急時になったらそんときはまた繋ぎに行けばいいよねと思って一旦接続を切った。そんな昔の話じゃないよ? 藤沢が停止するしちょうどいい機会だと思ったことを覚えているから、去年度後半の話。
んで、どうなったかというと、ひと月も経たずにほうほうのていでIRCに繋ぎ直した。完敗です。あそこ読んでないと何起こってんのかさっぱりわかんねえ。
6) 言語の壁は結局越せなかったね
この話は上のともリンクしてんだけど、ガイジンがRubyのコア開発に来ない理由は俺にはよく分かったよ。日本語読み書きできてIRC参加できるタイムゾーンで生活してないと実質議論に参加できねえもん。MLにはいきなり結論だけ載せてたんだね。俺達ね。MLでは議論してないんだね。
日本語情報持っていてさえIRC必須なのに、英語情報だけでどうにかなるなんて到底思えません。
IRCって (スコア:0)
server が log を archive してくれないんですっけ?
してくれないから問題になってるんでしょうけど。
しかし、そこまで重要な議論なら
誰か log 用の bot 常に張り付けといても良さそうなもんですが
それもないってことなんでしょうねぇ。ちょっと不思議です。
# 2ch ですらまとめサイトあるのに
今時だと twitter で代用出来そうな気もしますがどうなんでしょうねぇ?
# 個人的には未だに twitter 使う意義が見出せないけど
Re: (スコア:0)
Twitterもなんだかんだでログ残りませんし、そもそもチャットではないのでチャット的な使い方をすると連投規制がかかってしまいます。
というかそもそも、ログがあってもIRCの議論に"参加する"事はできませんので余り状況は変わらない可能性もあります。
一応"MLにはいきなり結論だけ載せてた"とのことで、結論だけみるならMLでも十分なわけで。
Re: (スコア:0)
うわあ…