「アルゴリズムを野放しにするな」記事へのコメント

問題の本質は社会システムにあり

[Super KUMASAN (34209)]

ロボットが浸透した世界でロボットが暴走するというのはSFではありふれた話。今回はロボットがアルゴリズムに置き換わっただけです。アルゴリズムというのは要するにロボットからボディを取り払ったものなので、ロボットよりも実現が早かったというだけの話ですね。これに対する答えは簡単でして、「暴走したロボットを強制終了できるような仕掛けを作りましょう」というのが一般的な答えになるでしょう。

しかしながら、株取引の話というのはアルゴリズムという純粋なテクノロジの問題というよりは、もっと大きな問題をはらんでいます。

アルゴリズム取引というのが出てきた背景と

Re:

[Anonymous Coward]

気持悪いとちょっと感じたので
問題の本質は社会のあり方である事について否定する気は無いけれど
4の問題(世界中にマネーが余っている)をデイトレード封じて解決するのは間違ってますね、これでは解決しない。
解決方法に筋が通っていない。

根本的にはアメリカの金融緩和と中国の為替操作の複合によってマネー余りが起こっている。
政治的に解決すべき問題を金融で解決しようという試みを封じなければ絶対に解決しない。

アルゴリズム取引の出現も元々社会ルールの歪みから発生している、これは情報と法を牛耳る巨大資本に一般人が対抗する手段として登場して出現した物。
それがいつの間にか市場を牛耳る化け物と化してしまったのだ。ミイラ取りがミイラといった様相だ。
だから、封じた所で元々の問題が出現してまたおかしくなるだけ。
一部の人達だけが高速に注文できたり注文状況情報にアクセスできるなど非対称になったルールを正して公正な市場にすれば、こちらは十分。
通貨戦争で起きた災害である金余りといった社会の問題は市場ではなく政治が解決すべき問題。

Re:問題の本質は社会システムにあり

[Anonymous Coward]

金余りの元凶って、日本の巨額な赤字国債と、10年以上続いている異常な低金利なんですけどね。
公定歩合より高いが、国際的にはすごい低金利で日本から金借りて、欧米その他で運用しまくっているのが、金余りの正体。

Re:問題の本質は社会システムにあり

[digoh (17917)]

正体というのであれば
「俺がお前に千円貸すからお前は俺に千円貸してくれ。そうすれば何も無いところから”使える金”が二千円生まれたぜ！」
という資本主義の根幹が正体だ！
だからまず徳政令と共産化を(ry