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観点がちょっとあれですが…… 花は葉が分化して出来てます。 プレスリリースによると根ももともとは葉 ってことは、花、茎、葉、根の植物を構成する要素(花は高等植物のみ)のうち3つまで葉を起源にしているんじゃないかってことが分かったと。 根になるためには積極的な誘導が必要っぽいので、起源としては葉の方が古そうな感じ
「失敗作」って言葉が、どこから出てきたか分かりませんが…… 機能的に違うモノが、同じ由来で出来ているってところが生物学的に面白いですね
#発表者がD4 ってところに高等生物を使った難しさが感じられます
「失敗作」については、ちょっと情緒的ですね。実際は、何かの要素が欠けることが「失敗」というわけではありませんからねえ。「突起の間の膜を作る遺伝子の発現が失われた、つまり手はヒレの失敗作である」とか言われても・・という感じで。欠失することで他の機能を獲得する、あるいは他の要素の割合を増やして器官として別の役割を担う、という事だと思うんですけどねえ。
さすがに研究者は分かってて言ってるとは思いますけどね。
ピラゴラスイッチ的に例えるなら、用意されたスイッチ・機構・経路を全て完遂してこそ「成功」で、途中で止まれば失敗だと。あるいは障害物レースでどの障害物もクリアしてゴールに辿り着いたから成功だと。
でも本当はその途中下車な細胞も個々に特有の機能を持ってるのだから、それぞれ一つの正規品ですよね。
わざと逆に考えれば、適切なタイミングで就くべき職業につけず仕方なく家業を継ぐハメになった、とか言えば途中で他のモノになった方が偉そうに見えませんか?
・・・あまり良い例じゃなかった。
プレスリリースには失敗作などとは書いていないわけだが
ごめんなさい。その通りですね。申し訳ない。
#それだけなのでACで
昔ですね、谷○新司のラジオ番組に天才・秀才・バカというコーナーがありまして
チンペイ「性器というものは両側からできてくるもので」ばんば「うんうん」チ「最後にくっつくようにして出来上がるんですね」ば「ほほう」チ「だから袋の裏筋はその時の名残で」ば「…じゃあ、女は失敗作か?」
#ジジイと呼んでいいです
単一の受精卵が分裂していく過程で、細胞の位置によって発現する遺伝子が変わり、ひとつの多細胞生物を形成するのが「発生」なので、ある方向に分岐した細胞を「失敗作」と呼ぶのは変です。それは、分化せず無目的に分裂した細胞の塊を「成功(した細胞たち)」と呼ぶに等しいでしょう。
今回のプレスリリースは>子葉が子葉になるためには、2つの遺伝子の働きが必須であること、これらの機能が失われると、>子葉が形成されるべき場所から、代わりに根が形成されてしまうということを明らかにしましたなので、マスター遺伝子の分岐上、葉の形成を制御する遺伝子が先行して判断される順序になっている様です。そのマスター遺伝子が抑制されると、次に効いてくるのが根を形成するマスター遺伝子なのでしょう。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
機能的に違うモノが…… (スコア:2)
観点がちょっとあれですが……
花は葉が分化して出来てます。
プレスリリースによると根ももともとは葉
ってことは、花、茎、葉、根の植物を構成する要素(花は高等植物のみ)のうち3つまで葉を起源にしているんじゃないかってことが分かったと。
根になるためには積極的な誘導が必要っぽいので、起源としては葉の方が古そうな感じ
「失敗作」って言葉が、どこから出てきたか分かりませんが……
機能的に違うモノが、同じ由来で出来ているってところが生物学的に面白いですね
#発表者がD4 ってところに高等生物を使った難しさが感じられます
Re: (スコア:0)
「失敗作」については、ちょっと情緒的ですね。
実際は、何かの要素が欠けることが「失敗」というわけではありませんからねえ。
「突起の間の膜を作る遺伝子の発現が失われた、つまり手はヒレの失敗作である」
とか言われても・・という感じで。
欠失することで他の機能を獲得する、あるいは他の要素の割合を増やして器官として別の役割を担う、という事だと思うんですけどねえ。
Re:機能的に違うモノが…… (スコア:1)
さすがに研究者は分かってて言ってるとは思いますけどね。
ピラゴラスイッチ的に例えるなら、用意されたスイッチ・機構・経路を全て完遂してこそ「成功」で、途中で止まれば失敗だと。
あるいは障害物レースでどの障害物もクリアしてゴールに辿り着いたから成功だと。
でも本当はその途中下車な細胞も個々に特有の機能を持ってるのだから、それぞれ一つの正規品ですよね。
わざと逆に考えれば、適切なタイミングで就くべき職業につけず仕方なく家業を継ぐハメになった、とか言えば途中で他のモノになった方が偉そうに見えませんか?
・・・あまり良い例じゃなかった。
Re: (スコア:0)
プレスリリースには失敗作などとは書いていないわけだが
Re: (スコア:0)
ごめんなさい。その通りですね。
申し訳ない。
#それだけなのでACで
Re: (スコア:0)
災い転じて福となすというか
そんな感じじゃね?
#個人的には葉にすらなれなかった失敗作が他にも多数あった中で葉が生き残ったと妄想
Re: (スコア:0)
昔ですね、谷○新司のラジオ番組に天才・秀才・バカというコーナーがありまして
チンペイ「性器というものは両側からできてくるもので」
ばんば「うんうん」
チ「最後にくっつくようにして出来上がるんですね」
ば「ほほう」
チ「だから袋の裏筋はその時の名残で」
ば「…じゃあ、女は失敗作か?」
#ジジイと呼んでいいです
Re: (スコア:0)
単一の受精卵が分裂していく過程で、細胞の位置によって発現する遺伝子が変わり、ひとつの多細胞生物を形成するのが「発生」なので、ある方向に分岐した細胞を「失敗作」と呼ぶのは変です。それは、分化せず無目的に分裂した細胞の塊を「成功(した細胞たち)」と呼ぶに等しいでしょう。
今回のプレスリリースは
>子葉が子葉になるためには、2つの遺伝子の働きが必須であること、これらの機能が失われると、
>子葉が形成されるべき場所から、代わりに根が形成されてしまうということを明らかにしました
なので、
マスター遺伝子の分岐上、葉の形成を制御する遺伝子が先行して判断される順序になっている様です。
そのマスター遺伝子が抑制されると、次に効いてくるのが根を形成するマスター遺伝子なのでしょう。