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あんなに無人地域がある国でも放射性廃棄物を最終処分できないなら、日本なんて無理だね。無理だから原発所在地がそのまま放射性廃棄物を最終処分地になるんだろうね。行き場所が無くて管理された状態で放置されるということは、そういうことだよ。
どう足掻いても今まで使った分の廃棄物が消えるわけでもなし、今の資本主義ベースの人口や社会&経済システムを維持するつもりなら結局色んな国で原発は稼働し続けるでしょうし。いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも。
#お隣の国なら強権的に処分場作れそうだけどね。
> いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも。
核種変換なんてコスト的に見合うはずがないってことは、科学的常識があれば、明らかだと思うんですが。なにせ錬金術と一緒ですからね。原子レベルでは可能でも、現実的な量の物質に適用すると、すごいコストがかかる。太陽電池と蓄電池を作りまくった方が、現時点の高い電池価格で考えてもはるかに安いわけで(しかもどちらの電池も、大幅な価格低下は進行中)、実用的観点で研究する意味がないのは分かりきった話でしょう。まあ純粋に学術的観点から面白いからやりたいというのなら分かるけど、そういう宣伝のされ方をされてないから、実用性があるとか誤解しちゃう人が沢山いるわけで。
こういう無理筋な話を主張する人が混ざってるから、原発推進派全体が信用されないんだと思うけどなあ。
「太陽電池と蓄電池を作りまくった」ところで今まで使ってきた分が消えるわけではない以上、必要性はあるのでは?それに自然エネでベース電源の方こそ、日本の気候や地理的条件や人口密度を考えれば物凄いコストが必要で無理筋でしょ。不安定の上エネルギー密度が薄いし。もし、本気で考えてるなら、さっさと移民事業を再開するなり海外出稼ぎを基幹産業に位置づけて、国内の人口を国土や資源にとって無理のない、それこそ「太陽電池と蓄電池を作り」でやっていける範囲に減らすのが一番では。
> 「太陽電池と蓄電池を作りまくった」ところで今まで使ってきた分が消えるわけではない以上、必要性はあるのでは?
エネルギーがのコストが大幅に低下したところで、それでもまだコスト的に無理なくらいでしょう。今まで使ってきた分は、数万年オーダーで頑張って保管するしかないんだと思います。そういう現実を直視したくない人が、核種変換とか宣伝しているだけだと思いますよ。
> それに自然エネでベース電源の方こそ、日本の気候や地理的条件や人口密度を考えれば物凄いコストが必要で無理筋でしょ。
これがそうでもないようなんですね。耕作放棄地だけで、現状、4000平方キロもあるそうで、しかもこれが増加傾向なんだそうです。日本の年間総消費電力量は、おおざっぱに 10,000億kWh = 10^15 [Wh] です。太陽電池の発電量は、日本だとざっと年間150[kWh/平方m]ですから、4000平方キロだと、150,000[Wh/平方m] * 4,000*10^6[平方m] = 6 * 10^14[Wh]となります。蓄電効率が70%だとしても、6*10^14[Wh]*0.7=4 * 10^14[Wh]となり、これだけでも日本の総電力量の4割が発電できる計算です。しかもこれは耕作放棄地だけの計算であり、家屋の屋根とか、風力発電とか水力とかもあわせれば、再生可能エネルギーだけで日本の全電力を賄うのも十分可能でしょう。
> 不安定の上エネルギー密度が薄いし。
不安定さをなんとかするために蓄電池を使っても、まだ核種変換なんかするよりも、はるかに安い計算でしょう。エネルギー密度は低くても、余ってる土地は思った以上に広いためなんとかなるってのは、上の計算で示したとおり。
というか、こういう「エネルギー密度が低くて無理」って主張している人って、自分で計算してないか、計算しても、計算間違えてる人がすごく目に付くんですよね。博士号持ってるような人が明らかに間違えた計算してるのも見るし、原発推進派の人が、そういう間違った計算をたしなめるどころか信じ込んでるのも見ますよ。
耕作放棄地対策の推進の参考資料 [maff.go.jp]にある「市町村別耕作放棄地率分布図(2005年農林業センサス)」を見ると、市町村ごと(?)の耕作放棄率がわかる。
耕作放棄地が多いのは、山間部っぽそうなところなので、狭かったり、日当たりが悪かったりで放棄されている農地も多いと思う。そういう農地は太陽光発電にも向いてなさそうなので、日本の総発電量の4割はさすがに無理でしょう…。
どっちにしても、再生可能エネルギーの未来は、実用的な大規模蓄電システムが実現できるかどうか次第かと。さすがに核種変換の実用化よりは、まだ未来は明るそうかな。他の事にも転用利くし。
残り半分はどうするんだ?半分は原発でまかなうのかアラブ諸国に足元見られがちな化石燃料に頼るのか(イエローケーキも外国産だから足元見られる可能性はあるが)それとも、自然界の代名詞である水力発電。バードストライクや低周波公害をまねく風力に頼るのか
>しかもこれは耕作放棄地だけの計算であり、家屋の屋根とか、風力発電とか水力とかも>あわせれば、再生可能エネルギーだけで日本の全電力を賄うのも十分可能でしょう。
とあるように、例えば有機色素増感太陽電池とか、有機薄膜太陽電池に技術的なブレークスルーがありビルとか屋根とかにぺたぺた貼ったり塗ったりして発電できるようになれば、結構な量が見込めると思います。コストが十分に安ければ、角度が悪いとか、影になる時間があるとか、あまり気にしなくてもいいですし。
(原子力に比べれば)まだまだ歴史が浅く、研究費が投入されてない分野なので、イケるんじゃないでしょうか。
あとは、省エネ化で消費電力の方も落としていけばいいとおもいます。まあ、そんな何兆円もかける必要はないし、「これしかない」と決めつけずに、並行してとりくんでいけばいいんじゃないでしょうか。
これって単純に面積あたりの発電量×面積ですよね。(一応稼働率とかは考慮してる?)蓄電効率は現状実現してる大規模蓄電装置である揚水がだいたい70%ぐらいなのでいいとしても、パワコンの損失や送配電損失もあるし、耕作放棄地も別コメントにあるように日当たり悪いとか土地の権利関係とか全て使えるわけではないし。あと付帯設備やメンテナンスや清掃用の通路分のスペースもいるし。送配電損失は、地産地消型にすれば緩和できるけど、その場合以前の計算結果によると、自然エネで有利なのは宮崎とか九州地方はじめ地方が中心で、東名阪とか巨大都
> これって単純に面積あたりの発電量×面積ですよね。(一応稼働率とかは考慮してる?)
いいえ、稼働率まで考慮した値です。「太陽電池の発電量は、日本だとざっと年間150[kWh/平方m]」っていうのは稼働率混みの計算です。こういう懐疑論を書いてる人って、こういう基本的な数字も知らずに、印象操作だけするパターンなんですよね。
> それでも4割ってことは残り6割をこれから長期的には需要も価格も高くなる傾向の化石燃料に頼るのかってことよね。
これとか典型です。元記事に
> しかもこれは耕作放棄地だけの計算であり、家屋の屋根とか、風力発電とか水力とかも> あわせれば、
と書いてるのはわかってて無視しているという。
大丈夫、少子高齢化政策が実を結んでこの国の人口は着実に減少していくことが確定済み。「原発再稼動しないと電力不足」もデマだってことがわかったしね。
>大丈夫、少子高齢化政策が実を結んでこの国の人口は着実に減少していくことが確定済み。いえいえ、もっと人口減らさないと。日本のエコロジカルフットプリントはまだ5近い水準だし。
D-T核融合が実現すれはエネルギーの大半が高速中性子で出てくるから、それ使えばいい。超ウラン元素なんかはこれで処理できる。崩壊熱も+されるから、発電量も増える。どのみち中性子線を何かで受け止めて熱に変えないと発電できないし。
問題はその高速中性子を受けても大丈夫な核融合炉の材料なわけですが。核融合による発電自体はできるかもしれないけど、炉の材料はまだ全然目処たってないし、目処が立つ見込みもたってないですよね。
「あと30年ぐらいで核融合が実用化できるかも」って30年前から言われていたんですよね。ITERもwikipediaによると 「2027年3月 重水素-トリチウム運転開始(予定)」となっています。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
やっぱり迷惑施設に行き場所はない。 (スコア:0)
あんなに無人地域がある国でも放射性廃棄物を最終処分できないなら、日本なんて無理だね。無理だから原発所在地がそのまま放射性廃棄物を最終処分地になるんだろうね。行き場所が無くて管理された状態で放置されるということは、そういうことだよ。
いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも (スコア:0)
どう足掻いても今まで使った分の廃棄物が消えるわけでもなし、今の資本主義ベースの人口や社会&経済システムを維持するつもりなら結局色んな国で原発は稼働し続けるでしょうし。
いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも。
#お隣の国なら強権的に処分場作れそうだけどね。
Re:いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも (スコア:1)
> いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも。
核種変換なんてコスト的に見合うはずがないってことは、
科学的常識があれば、明らかだと思うんですが。
なにせ錬金術と一緒ですからね。原子レベルでは可能でも、
現実的な量の物質に適用すると、すごいコストがかかる。
太陽電池と蓄電池を作りまくった方が、現時点の高い電池価格で
考えてもはるかに安いわけで(しかもどちらの電池も、大幅な
価格低下は進行中)、実用的観点で研究する意味がないのは
分かりきった話でしょう。
まあ純粋に学術的観点から面白いからやりたいというのなら
分かるけど、そういう宣伝のされ方をされてないから、実用性が
あるとか誤解しちゃう人が沢山いるわけで。
こういう無理筋な話を主張する人が混ざってるから、原発推進派
全体が信用されないんだと思うけどなあ。
Re:いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも (スコア:1)
「太陽電池と蓄電池を作りまくった」ところで今まで使ってきた分が消えるわけではない以上、必要性はあるのでは?
それに自然エネでベース電源の方こそ、日本の気候や地理的条件や人口密度を考えれば物凄いコストが必要で無理筋でしょ。不安定の上エネルギー密度が薄いし。
もし、本気で考えてるなら、さっさと移民事業を再開するなり海外出稼ぎを基幹産業に位置づけて、国内の人口を国土や資源にとって無理のない、それこそ「太陽電池と蓄電池を作り」でやっていける範囲に減らすのが一番では。
Re:いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも (スコア:1)
> 「太陽電池と蓄電池を作りまくった」ところで今まで使ってきた分が消えるわけではない以上、必要性はあるのでは?
エネルギーがのコストが大幅に低下したところで、それでもまだコスト的に無理なくらいでしょう。
今まで使ってきた分は、数万年オーダーで頑張って保管するしかないんだと思います。
そういう現実を直視したくない人が、核種変換とか宣伝しているだけだと思いますよ。
> それに自然エネでベース電源の方こそ、日本の気候や地理的条件や人口密度を考えれば物凄いコストが必要で無理筋でしょ。
これがそうでもないようなんですね。
耕作放棄地だけで、現状、4000平方キロもあるそうで、しかもこれが増加傾向なんだそうです。
日本の年間総消費電力量は、おおざっぱに 10,000億kWh = 10^15 [Wh] です。
太陽電池の発電量は、日本だとざっと年間150[kWh/平方m]ですから、4000平方キロだと、
150,000[Wh/平方m] * 4,000*10^6[平方m] = 6 * 10^14[Wh]となります。
蓄電効率が70%だとしても、6*10^14[Wh]*0.7=4 * 10^14[Wh]となり、これだけでも
日本の総電力量の4割が発電できる計算です。
しかもこれは耕作放棄地だけの計算であり、家屋の屋根とか、風力発電とか水力とかも
あわせれば、再生可能エネルギーだけで日本の全電力を賄うのも十分可能でしょう。
> 不安定の上エネルギー密度が薄いし。
不安定さをなんとかするために蓄電池を使っても、まだ核種変換なんかするよりも、はるかに安い計算でしょう。
エネルギー密度は低くても、余ってる土地は思った以上に広いためなんとかなるってのは、
上の計算で示したとおり。
というか、こういう「エネルギー密度が低くて無理」って主張している人って、自分で計算してないか、
計算しても、計算間違えてる人がすごく目に付くんですよね。博士号持ってるような人が明らかに
間違えた計算してるのも見るし、原発推進派の人が、そういう間違った計算をたしなめるどころか
信じ込んでるのも見ますよ。
Re:いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも (スコア:2)
耕作放棄地対策の推進の参考資料 [maff.go.jp]にある「市町村別耕作放棄地率分布図(2005年農林業センサス)」を見ると、市町村ごと(?)の耕作放棄率がわかる。
耕作放棄地が多いのは、山間部っぽそうなところなので、狭かったり、日当たりが悪かったりで放棄されている農地も多いと思う。
そういう農地は太陽光発電にも向いてなさそうなので、日本の総発電量の4割はさすがに無理でしょう…。
どっちにしても、再生可能エネルギーの未来は、実用的な大規模蓄電システムが実現できるかどうか次第かと。
さすがに核種変換の実用化よりは、まだ未来は明るそうかな。他の事にも転用利くし。
Re: (スコア:0)
残り半分はどうするんだ?
半分は原発でまかなうのかアラブ諸国に足元見られがちな化石燃料に頼るのか
(イエローケーキも外国産だから足元見られる可能性はあるが)
それとも、自然界の代名詞である水力発電。バードストライクや低周波公害をまねく風力に頼るのか
Re:いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも (スコア:2)
>しかもこれは耕作放棄地だけの計算であり、家屋の屋根とか、風力発電とか水力とかも
>あわせれば、再生可能エネルギーだけで日本の全電力を賄うのも十分可能でしょう。
とあるように、例えば有機色素増感太陽電池とか、有機薄膜太陽電池に技術的なブレークスルーがあり
ビルとか屋根とかにぺたぺた貼ったり塗ったりして発電できるようになれば、結構な量が見込めると思います。
コストが十分に安ければ、角度が悪いとか、影になる時間があるとか、あまり気にしなくてもいいですし。
(原子力に比べれば)まだまだ歴史が浅く、研究費が投入されてない分野なので、イケるんじゃないでしょうか。
あとは、省エネ化で消費電力の方も落としていけばいいとおもいます。
まあ、そんな何兆円もかける必要はないし、「これしかない」と決めつけずに、並行してとりくんでいけばいいんじゃないでしょうか。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
これって単純に面積あたりの発電量×面積ですよね。(一応稼働率とかは考慮してる?)
蓄電効率は現状実現してる大規模蓄電装置である揚水がだいたい70%ぐらいなのでいいとしても、パワコンの損失や送配電損失もあるし、耕作放棄地も別コメントにあるように日当たり悪いとか土地の権利関係とか全て使えるわけではないし。
あと付帯設備やメンテナンスや清掃用の通路分のスペースもいるし。
送配電損失は、地産地消型にすれば緩和できるけど、その場合以前の計算結果によると、自然エネで有利なのは宮崎とか九州地方はじめ地方が中心で、東名阪とか巨大都
Re: (スコア:0)
> これって単純に面積あたりの発電量×面積ですよね。(一応稼働率とかは考慮してる?)
いいえ、稼働率まで考慮した値です。
「太陽電池の発電量は、日本だとざっと年間150[kWh/平方m]」っていうのは稼働率混みの計算です。
こういう懐疑論を書いてる人って、こういう基本的な数字も知らずに、印象操作だけするパターンなんですよね。
> それでも4割ってことは残り6割をこれから長期的には需要も価格も高くなる傾向の化石燃料に頼るのかってことよね。
これとか典型です。
元記事に
> しかもこれは耕作放棄地だけの計算であり、家屋の屋根とか、風力発電とか水力とかも
> あわせれば、
と書いてるのはわかってて無視しているという。
Re: (スコア:0)
大丈夫、少子高齢化政策が実を結んでこの国の人口は着実に減少していくことが確定済み。
「原発再稼動しないと電力不足」もデマだってことがわかったしね。
Re: (スコア:0)
>大丈夫、少子高齢化政策が実を結んでこの国の人口は着実に減少していくことが確定済み。
いえいえ、もっと人口減らさないと。日本のエコロジカルフットプリントはまだ5近い水準だし。
Re: (スコア:0)
D-T核融合が実現すれはエネルギーの大半が高速中性子で出てくるから、それ使えばいい。超ウラン元素なんかはこれで処理できる。
崩壊熱も+されるから、発電量も増える。どのみち中性子線を何かで受け止めて熱に変えないと発電できないし。
Re:いよいよ核種変換とかに期待するしかないのかも (スコア:1)
問題はその高速中性子を受けても大丈夫な核融合炉の材料なわけですが。
核融合による発電自体はできるかもしれないけど、炉の材料はまだ全然目処たってないし、
目処が立つ見込みもたってないですよね。
Re: (スコア:0)
「あと30年ぐらいで核融合が実用化できるかも」って30年前から言われていたんですよね。
ITERもwikipediaによると 「2027年3月 重水素-トリチウム運転開始(予定)」となっています。