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知恵蔵2014 [kotobank.jp]によると
書籍、雑誌、新聞及びレコード盤、音楽用テープ、音楽用CDの6品目については例外的に、言論の自由や文化の保護という見地から、1953年以来、再販売価格の指定が認められてきた
とあって、これが一般的な認識だと思うけど、言論の自由や文化の保護という経緯からするとむしろ、電子書籍も再販制度の対象にならないと駄目だよね。情報なので対象外というのは、経緯じゃなくて、お役所的条文主義だよ。
こんな既に決まっていると誤認させるための詭弁ではなくて、真っ正面から再版制度の適用外にする理由を議論するべき。
#なんか「経緯から当然」と言う事にしないと駄目な人によるタレコミなのかな?#ゲスいね
詭弁とか下衆とか言う前に、もうちょっと考えたほうが良いのでは。まず、日本書籍出版協会に 再販制度の詳しい解説 [jbpa.or.jp]がありますので、そちらも参照してください。
言論の自由や文化の保護
なぜ再販制度が「言論の自由や文化の保護」になっているかというと、再販制度が「ベストセラーだけでなく、たくさんの種類の本を、全国同じ値段で書店に陳列してもらうため」に存在しているからです。# 上記リンクの「Q. なぜ出版物に再販制度が必要なのでしょうか?」を見て下さい。
言い換えれば、「再販制度が無ければ、書店はベストセラーなど売れ
それは経緯じゃなくて日本書籍出版協会の主張な。
経緯がどうだったかはさておき、そういう主張に一定の説得力があってこれまでちゃんと機能しているのは事実なんだよね。
再販制度は委託販売制度で商品を提供するための前提条件になっていて、地方や中小書店で今のようなたくさんの種類の新刊が低価格で並ぶのは取次ぎを中心とした委託販売制度のおかげ。
委託販売制度をやめてしまうと中小書店の商品のバリエーションは極端に少なくなってしまう。そうすると、人口の少ない地方都市では無視しきれない文化格差が生まれてしまう。
これが単なる建前ではないというのは買い切りで書籍を下してる岩波なんかの書籍の流通状況を見れば一目瞭然。なので、ここに異議を唱える人は業界関係者には多分いない。いたとしたら、炎上屋か素人のどちらか。
というわけで、紙の書籍に限って言えば再販制度が文化のために必要だというのは正しい。
しかし、電子書籍はネット経由で全国津々浦々に平等に流通するので、再販制度なんていらないよね、という判断になる。
そうそう。何で制度を無くすと本の値段が上がったり、たかが小売りの販売価格を強制することが出来るだけの制度で専門書や個性的な出版物を出版する動機付けになるのかさっぱり
# フランスでしたっけ、町の書店を守るため、といってしまった方が分かりやすいのでは
印刷書籍の場合、再販制度が無い国と比較して再販制度がある国の方が安いのは統計的に分かっている事なので、再販制度がなくなると本の値段が上がると煽るのは許して上げてください。
一方で電子書籍の場合、今のところ再販制度がない国の方が安いので、ここでも再販制度不要論が出てきますね電子書籍の場合、必要ならば直販はより容易ですし。
再販制度があっても、書店はベストセラーなど売れる本ばかり置いたほうが儲かるだろうに、なぜそうしないのかしら。
確か、書店に卸す本の種別や数量は取り次ぎや卸がコントロールしてたはず。勿論、書店側から発注を掛けることも出来るんだけど、発注通りの数量が納められるとは限らない。だから、減らされるのを見越して売れそうな本は多めに発注掛けたりもするトカ。
おかげで3巻辺りで思いの外注文通りに配本されてしまって、結果大量の返本が発生したハリーポッターなんかは買い切り制に踏み切ったりしました。また、角川系のライトノベルなんかは特約店制度を導入し、販売実績の高い書店を特約店として優先的に配本したりとか、まぁ、色々やってる
> そんなうちの実家の地方で委託販売制度がなくなれば、SF読みは絶滅するだろうなぁ……
町の書店って必要なんだろうか。それも小さいのは。週刊誌と漫画本しか置いてないし、取り寄せを露骨にいやがる所もあるし。
それこそ尼で良いんじゃないかな。尼が嫌いな人には紀伊国屋とかのネットショップとかもあるし。
書店がベストセラー新刊本を1冊発注したとしよう。運が良ければベストセラー新刊本1冊に売れそうにない新刊本も10冊ついてくる。運が悪ければベストセラー新刊本は入荷せず、売れそうにない既刊本だけ30冊入荷する。売れ残りを返品するときの費用はすべて書店持ち。新刊の売れ残りは期間内なら自由に返品できる。既刊の売れ残りを返品するには出版社の承諾書が必須で、だいたい仕入れ値の2割引きという条件を飲まされる。
同じ主張の団体なりがそう主張し、それが認められて「再販売価格の指定を例外的に認める制度」が作られたって経緯じゃないの?
どこにそんな事が書いてあるの?それこそ誰かの妄想のこじつけじゃん。
ちなみに日本書籍出版協会は1957年創立。再販制度は1953年。どうやっても主張はできない。
ここで「同じ主張のだんたいがそういったに違いない!!1!」とか強弁されてもそれはあなたがそう思い込んでると言う事を示すに過ぎない。ゲスい詭弁を弄する前に、少し頭冷やせ。お前の思い込みを事実のように書くのは痛いだけ。
そうすると、そもそも元コメントが参照している知恵蔵の「言論の自由や文化の保護という経緯」が間違っているってことにならない?http://srad.jp/comments.pl?sid=640125&cid=2671250 [srad.jp]の通りだとすると。
2つともそれなりの学者が書いている内容の文章だから、片方が正しいと一方的に仮定はできないだろう。2つ説があるだけ。あるいは、内容を精査すれば矛盾してない可能性もある。
そして、そうしたバックグラウンドが全く無い匿名の臆病者によるタレコミの「経緯を考えれば」と言う妄想は当然ながら等価ではないので「そうすると」と繋げるのは適切ではない。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
>再販制度ができた経緯を考えれば ??? (スコア:-1, フレームのもと)
知恵蔵2014 [kotobank.jp]によると
書籍、雑誌、新聞及びレコード盤、音楽用テープ、音楽用CDの6品目については例外的に、言論の自由や文化の保護という見地から、1953年以来、再販売価格の指定が認められてきた
とあって、これが一般的な認識だと思うけど、言論の自由や文化の保護という経緯からするとむしろ、電子書籍も再販制度の対象にならないと駄目だよね。情報なので対象外というのは、経緯じゃなくて、お役所的条文主義だよ。
こんな既に決まっていると誤認させるための詭弁ではなくて、真っ正面から再版制度の適用外にする理由を議論するべき。
#なんか「経緯から当然」と言う事にしないと駄目な人によるタレコミなのかな?
#ゲスいね
Re: (スコア:1)
詭弁とか下衆とか言う前に、もうちょっと考えたほうが良いのでは。
まず、日本書籍出版協会に 再販制度の詳しい解説 [jbpa.or.jp]がありますので、そちらも参照してください。
言論の自由や文化の保護
なぜ再販制度が「言論の自由や文化の保護」になっているかというと、再販制度が
「ベストセラーだけでなく、たくさんの種類の本を、全国同じ値段で書店に陳列してもらうため」に存在しているからです。
# 上記リンクの「Q. なぜ出版物に再販制度が必要なのでしょうか?」を見て下さい。
言い換えれば、「再販制度が無ければ、書店はベストセラーなど売れ
Re:>再販制度ができた経緯を考えれば ??? (スコア:1)
それは経緯じゃなくて日本書籍出版協会の主張な。
Re:>再販制度ができた経緯を考えれば ??? (スコア:3, 参考になる)
経緯がどうだったかはさておき、そういう主張に一定の説得力があってこれまでちゃんと機能しているのは事実なんだよね。
再販制度は委託販売制度で商品を提供するための前提条件になっていて、地方や中小書店で今のようなたくさんの種類の新刊が低価格で並ぶのは取次ぎを中心とした委託販売制度のおかげ。
委託販売制度をやめてしまうと中小書店の商品のバリエーションは極端に少なくなってしまう。
そうすると、人口の少ない地方都市では無視しきれない文化格差が生まれてしまう。
これが単なる建前ではないというのは買い切りで書籍を下してる岩波なんかの書籍の流通状況を見れば一目瞭然。なので、ここに異議を唱える人は業界関係者には多分いない。いたとしたら、炎上屋か素人のどちらか。
というわけで、紙の書籍に限って言えば再販制度が文化のために必要だというのは正しい。
しかし、電子書籍はネット経由で全国津々浦々に平等に流通するので、再販制度なんていらないよね、という判断になる。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
そうそう。
何で制度を無くすと本の値段が上がったり、たかが小売りの販売価格を強制することが出来るだけの制度で専門書や個性的な出版物を出版する動機付けになるのかさっぱり
# フランスでしたっけ、町の書店を守るため、といってしまった方が分かりやすいのでは
Re: (スコア:0)
印刷書籍の場合、再販制度が無い国と比較して再販制度がある国の方が安いのは統計的に分かっている事なので、再販制度がなくなると本の値段が上がると煽るのは許して上げてください。
一方で電子書籍の場合、今のところ再販制度がない国の方が安いので、ここでも再販制度不要論が出てきますね
電子書籍の場合、必要ならば直販はより容易ですし。
Re: (スコア:0)
卸や書店が売れないと思ったら世に出ない。必然、版元は売れる本しか作れない。
その売れる本の売り上げだけで次の制作費を手に入れないといけないので、本の卸値は上がる。
あとは制度があるからこそ成立している取次システムにより、出版社は売れない本でも出せば(借金だけど)現金が手に入る。
その現金で次の本を作れる。
資本のない出版社でも個性的な本を作って「9冊赤字でも1冊ヒットが出ればOK」ということができるのは制度のおかげ。
制度がなければ1冊めの赤字時点で終わり。1冊のヒットを含む残り9冊は世に出ることはない。
また「10年かけて回収する」ような専門書を何冊も作れるのも制度のおかげ。
制度がなければ数年で決算を乗り越えられずに潰れる。
「専門書や個性的な出版物を出版する動機」にはならないかもしれないが
「専門書や個性的な出版物を出版できる環境」は作られる
Re: (スコア:0)
再販制度があっても、書店はベストセラーなど売れる本ばかり置いたほうが儲かるだろうに、なぜそうしないのかしら。
Re: (スコア:0)
確か、書店に卸す本の種別や数量は取り次ぎや卸がコントロールしてたはず。
勿論、書店側から発注を掛けることも出来るんだけど、発注通りの数量が納められるとは限らない。
だから、減らされるのを見越して売れそうな本は多めに発注掛けたりもするトカ。
おかげで3巻辺りで思いの外注文通りに配本されてしまって、結果大量の返本が発生したハリーポッターなんかは
買い切り制に踏み切ったりしました。
また、角川系のライトノベルなんかは特約店制度を導入し、販売実績の高い書店を特約店として優先的に配本したりとか、
まぁ、色々やってる
Re: (スコア:0)
> そんなうちの実家の地方で委託販売制度がなくなれば、SF読みは絶滅するだろうなぁ……
町の書店って必要なんだろうか。それも小さいのは。週刊誌と漫画本しか置いてないし、取り寄せを露骨にいやがる所もあるし。
それこそ尼で良いんじゃないかな。尼が嫌いな人には紀伊国屋とかのネットショップとかもあるし。
Re: (スコア:0)
書店がベストセラー新刊本を1冊発注したとしよう。
運が良ければベストセラー新刊本1冊に売れそうにない新刊本も10冊ついてくる。
運が悪ければベストセラー新刊本は入荷せず、売れそうにない既刊本だけ30冊入荷する。
売れ残りを返品するときの費用はすべて書店持ち。
新刊の売れ残りは期間内なら自由に返品できる。
既刊の売れ残りを返品するには出版社の承諾書が必須で、だいたい仕入れ値の2割引きという条件を飲まされる。
Re: (スコア:0)
同じ主張の団体なりがそう主張し、それが認められて「再販売価格の指定を例外的に認める制度」が作られたって経緯じゃないの?
Re: (スコア:0)
どこにそんな事が書いてあるの?
それこそ誰かの妄想のこじつけじゃん。
ちなみに日本書籍出版協会は1957年創立。
再販制度は1953年。どうやっても主張はできない。
ここで「同じ主張のだんたいがそういったに違いない!!1!」とか強弁されてもそれはあなたがそう思い込んでると言う事を示すに過ぎない。
ゲスい詭弁を弄する前に、少し頭冷やせ。お前の思い込みを事実のように書くのは痛いだけ。
Re: (スコア:0)
そうすると、そもそも元コメントが参照している知恵蔵の「言論の自由や文化の保護という経緯」が間違っているってことにならない?
http://srad.jp/comments.pl?sid=640125&cid=2671250 [srad.jp]の通りだとすると。
Re: (スコア:0)
2つともそれなりの学者が書いている内容の文章だから、片方が正しいと一方的に仮定はできないだろう。
2つ説があるだけ。あるいは、内容を精査すれば矛盾してない可能性もある。
そして、そうしたバックグラウンドが全く無い匿名の臆病者によるタレコミの「経緯を考えれば」と言う妄想は当然ながら等価ではないので「そうすると」と繋げるのは適切ではない。