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オフトピの方のスレッドが伸びてしまったが、現状では、「光線記録型カメラ」は存在しても、「光線再現モニタ」は全く未着手の状態。一応研究はしてるみたいだが、実験レベルでもマトモなのは無かったかと。
記録は出来てても再生出来ないんじゃ、HUDでくっきり画像は遥かな夢物語なんだよね。
#2708411 [srad.jp]が考えているのは、目は定位置にある普通の液晶ディスプレイに焦点をあわせているだけで、機器の方が視線を認識して、視線の先にある対象物にフォーカスの合った画像を液晶に映し出してほしい、という話だと思う。
で#2708498 [srad.jp]にあるように、リアルタイムでそういうことをするのにLytroのような撮像システムは必要ない。オートフォーカスカメラで済む話。
んと、人間の視覚は、単焦点で機能している訳じゃないです。視線を感知して、その部位に焦点を合わせる所までは良いけど、視差の分の補正(これは今の視差式3Dと同様)と、注視していない部分の焦点の外し(焦点が合ってない部分がぼやけて見えるのが普通の視覚)が必要です。
中~遠距離の立体視には隠蔽効果も重要ですが、これは視差式3Dで一応実現出来てるので、「見ていない部分を敢えてボカす」機能が必要ですね。
自然なボケを再現するには、複数焦点が必要かと。あと、機械式オートフォーカスだと、視線移動速度に全然追随出来ません。常時、焦点の合っている画像とボケた画像とを記録し、適宜再生する機能が必須です。この部分は、今回のカメラで実現出来る訳ですが、見る方の視線追従式視差感応3Dディスプレイは、まだ存在しないかと。
ひょっとしたら、既存の視差式3D表示器に支援適応ボケを追加するだけでも済むかも知れませんが。
老眼で近くが見づらくなっているという元ACの要求が理解できていないと思われる。見ようと思った対象に勝手に焦点が合ってくれるメガネが欲しいというだけで、3Dとかボケは全く関係ない。
極端な話、被写界深度が異様に深い、全距離に同時にピントが合うメガネが出来れば済む。
視力のいい人が老眼になったときも大変だが、強度の近視の人が老眼になったときも大変。メガネを掛けると1m以上先が良く見えるように矯正してある場合、手に持った30cm先の本にはピントが合わない。(若ければ問題ないが、老眼になると遠→近のピント移動ができなくなる)メガネを外すと10cmくらいまでは良く見えるが、本全体が見えるように30cmくらい離すとやっぱり見えない。結局、遠近両用メガネか、度の弱い、近くしか見えないメガネが別に必要になる。
最近だとピンホールを埋め込んじゃう、みたいな方法もあるようですね。自分の身に降りかかって初めて調べてみる。。。
> ピンホールを埋め込んじゃう
それって攻殻機動隊のおっさんみたいな見た目になるんですか?
注視していない部分の焦点の外し(焦点が合ってない部分がぼやけて見えるのが普通の視覚)が必要です。
別に必要ってわけじゃないよね。TVを見ているとき、人は定位置の画面を見続けていて、それで不具合は起きない。言いだしっぺの人は、任意の対象物にフォーカスが合った画面を得られるTVのような視聴感覚を考えてると思うんだけど。
あと、機械式オートフォーカスだと、視線移動速度に全然追随出来ません。
最近の位相差オートフォーカスは、試行錯誤しないので速いよ。
遅レスになったが、
>別に必要ってわけじゃないよね。TVを見ているとき、人は定位置の画面を見続けていて、それで不具合は起きない。
これは、既存のカメラだと撮影側でボケるのと、絵作りの一環としてボケを制御しているから不具合がないだけです。常時全部に焦点が合った映像だと、下手な3DGCの様なのっぺりとした画面になり、遠近感を失うので日常での常用は危険だと思われます。
>最近の位相差オートフォーカスは、試行錯誤しないので速いよ。
人間の視覚は、視線移動と平行してピント調整を行うので、視線を検知してからのピント合わせじゃ間に合いません。視線の移動先を見た時点で既にピントが合っている必要が在るのです。
銀塩時代に、じつはあった。http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/film/data/1991-1995/1992_eos5_qd.html [canon.jp]
こっちも。http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/film/data/1996-2000/1998_eos-3.... [canon.jp]
オフトピだが、遠近両用眼鏡の試用をお勧め。
私は裸眼なら本が読めるので使ってないが、使うなら、なるベル早い時期から慣れる方が好ましいらしい(眼科医談)。
但し、OA作業用の遠近両用眼鏡は、事実上存在しない。広い画面全体に焦点にピントを合わせる必要があるので、他の焦点距離を設定する場所が空かない為。(一応、フルカスタムで上方極一部と遠距離用に、下方少量を近距離用にするオプションも在るらしいが)
歪みの無い遠近対応なら、「複式眼鏡」という選択肢もあります。…というか、ここ何年も使ってます。めっちゃ便利で、もう無しでは過ごせません(ステマじゃ無いです。まじ)。
複式眼鏡は、レンズが前後の2重(つまり4枚)入っていて、前の2枚は使わない時には蝶番で跳ね上げます。#なので、「跳ね上げ眼鏡」とも言われます(跳ね上げ眼鏡には、レンズ2枚の「単式」もあります)。通常、工作用の跳ね上げ眼鏡は、「手元を見る時に前(凸レンズ=老眼鏡相当)を下ろす」ような使い方をすることが多いのですが、これだと、普段の生活時間のほとんどを、跳ね上げた状態で過ごすことになり、はっきり言って見かけがアレです。
そこで逆に、「手元を見るときに前を上げる」ように調整(近視+老眼の場合、前後とも凹レンズになることが多い)すれば、通常の生活(下ろした状態)では、ちょっと見には普通の眼鏡と変わりません。
メリット:・遠近両用レンズのような歪みやスジが無い・眼鏡を架け替える手間が無い(使ってない方を探すことも無くすことも無い)デメリット:・フレーム2枚、レンズ4枚なので、ちょっと重い・跳ね上げた状態がちょっとアレ
ちなみに、乱視矯正成分は(常時使われる)後側のレンズに入っていますので、近くでも遠くでも乱視矯正が行われます(前側のレンズは焦点距離調整のみ)。
応用編:一部の眼鏡屋では、遠方の焦点距離を、左右の眼でわざと変える処方をしてくれます。私の場合、・右眼:遠方5m、近方50cm・左眼:遠方1m、近方50cmにしています。これだと・日常生活:右眼・PC:左眼・手元:跳ね上げて両眼に対応可能です(左右の眼の使い分けは、(私の場合は)意識せずにできています)。※但し、車を運転される方にはお勧めできません。あと、人によっては気持ち悪くなるらしいのでご注意。
特に近視+老眼の人(ここには多そう?)にはお勧めです。
おまけ:距離センサ(or マニュアルスイッチ)で、跳ね上げ制御したいんですが、アクチュエータと電池をフレーム内に収めるのがかなり難しそう。
老眼が進行すると、二焦点じゃ不足します。実際、私は、読書時には裸眼(遠点20cm)、PC作業用(遠点40cm)、運転用(近点1m)の3種類を使い分けてます。
歪むのに慣れれば、連続可変型の方が便利そうに思えます。それから、今時のハードウェア作業だと、部品が小さ過ぎて、虫眼鏡無しじゃ作業出来ませんよね?
あと、一時期、左右の度数が不一致になっていた時期がありました。この状態だと、遠点が単眼視になるので、視力と距離感の両方が低下します。両眼の度数を合わせた眼鏡に換えた当初は、ハッキリ見え過ぎて違和感を生じました。
ちなみに、焦点距離不一致での単眼視状態だと、片目を閉じる事でモードの切り替えが出来ます。眠い時に片目を閉じると、脳が半分休んだ状態になった事を記憶してます。両眼視が普通になると、この「片目でモード切替」が出来なくなりました。
しかし、眼鏡等での矯正は近点ほどシビアなのに、近点視力に付いて気を払う人が少ないのは、困った物ですね。
視線のところでピントが合うメガネ作れないですかね
こういうの [glafas.com]?やっぱ無駄に大きいよね?と思ったが、フレームの上(下?)の部分は充電用のクレイドルのようだ。
カブキグラスが出てくるのかと思った
撮影してしまった後の静止画を見るんじゃなく、キャプチャーしているのをリアルタイムで見るなら、カメラに対してどこにフォーカスをあわせればいいかその場でフィードバックできるのだから、こんな仕組みなど使う必要はなく、オートフォーカスカメラ付きのHMDで済むだろう。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
ヘッドアップディスプレーにして (スコア:2)
最近、近視のメガネだと近くの本が読めないお年頃なんで^^;
そんなの使うと、さらに目が悪くなるんだろうな......
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惑星ケイロンまであと何マイル?
モニタ側が未着手 (スコア:2)
オフトピの方のスレッドが伸びてしまったが、現状では、「光線記録型カメラ」は存在しても、「光線再現モニタ」は全く未着手の状態。
一応研究はしてるみたいだが、実験レベルでもマトモなのは無かったかと。
記録は出来てても再生出来ないんじゃ、HUDでくっきり画像は遥かな夢物語なんだよね。
-- Buy It When You Found It --
Re: (スコア:0)
#2708411 [srad.jp]が考えているのは、目は定位置にある普通の液晶ディスプレイに焦点をあわせているだけで、
機器の方が視線を認識して、視線の先にある対象物にフォーカスの合った画像を液晶に映し出してほしい、という話だと思う。
で#2708498 [srad.jp]にあるように、リアルタイムでそういうことをするのに
Lytroのような撮像システムは必要ない。オートフォーカスカメラで済む話。
Re:モニタ側が未着手 (スコア:4, 興味深い)
んと、人間の視覚は、単焦点で機能している訳じゃないです。
視線を感知して、その部位に焦点を合わせる所までは良いけど、視差の分の補正(これは今の視差式3Dと同様)と、注視していない部分の焦点の外し(焦点が合ってない部分がぼやけて見えるのが普通の視覚)が必要です。
中~遠距離の立体視には隠蔽効果も重要ですが、これは視差式3Dで一応実現出来てるので、「見ていない部分を敢えてボカす」機能が必要ですね。
自然なボケを再現するには、複数焦点が必要かと。
あと、機械式オートフォーカスだと、視線移動速度に全然追随出来ません。
常時、焦点の合っている画像とボケた画像とを記録し、適宜再生する機能が必須です。
この部分は、今回のカメラで実現出来る訳ですが、見る方の視線追従式視差感応3Dディスプレイは、まだ存在しないかと。
ひょっとしたら、既存の視差式3D表示器に支援適応ボケを追加するだけでも済むかも知れませんが。
-- Buy It When You Found It --
Re: (スコア:0)
老眼で近くが見づらくなっているという元ACの要求が理解できていないと思われる。
見ようと思った対象に勝手に焦点が合ってくれるメガネが欲しいというだけで、3Dとかボケは全く関係ない。
極端な話、被写界深度が異様に深い、全距離に同時にピントが合うメガネが出来れば済む。
視力のいい人が老眼になったときも大変だが、強度の近視の人が老眼になったときも大変。
メガネを掛けると1m以上先が良く見えるように矯正してある場合、手に持った30cm先の本にはピントが合わない。
(若ければ問題ないが、老眼になると遠→近のピント移動ができなくなる)
メガネを外すと10cmくらいまでは良く見えるが、本全体が見えるように30cmくらい離すとやっぱり見えない。
結局、遠近両用メガネか、度の弱い、近くしか見えないメガネが別に必要になる。
Re: (スコア:0)
最近だとピンホールを埋め込んじゃう、みたいな方法もあるようですね。
自分の身に降りかかって初めて調べてみる。。。
Re: (スコア:0)
> ピンホールを埋め込んじゃう
それって攻殻機動隊のおっさんみたいな見た目になるんですか?
Re: (スコア:0)
注視していない部分の焦点の外し(焦点が合ってない部分がぼやけて見えるのが普通の視覚)が必要です。
別に必要ってわけじゃないよね。TVを見ているとき、人は定位置の画面を見続けていて、それで不具合は起きない。
言いだしっぺの人は、任意の対象物にフォーカスが合った画面を得られるTVのような視聴感覚を考えてると思うんだけど。
あと、機械式オートフォーカスだと、視線移動速度に全然追随出来ません。
最近の位相差オートフォーカスは、試行錯誤しないので速いよ。
Re:モニタ側が未着手 (スコア:1)
遅レスになったが、
>別に必要ってわけじゃないよね。TVを見ているとき、人は定位置の画面を見続けていて、それで不具合は起きない。
これは、既存のカメラだと撮影側でボケるのと、絵作りの一環としてボケを制御しているから不具合がないだけです。
常時全部に焦点が合った映像だと、下手な3DGCの様なのっぺりとした画面になり、遠近感を失うので日常での常用は危険だと思われます。
>最近の位相差オートフォーカスは、試行錯誤しないので速いよ。
人間の視覚は、視線移動と平行してピント調整を行うので、視線を検知してからのピント合わせじゃ間に合いません。
視線の移動先を見た時点で既にピントが合っている必要が在るのです。
-- Buy It When You Found It --
Re: (スコア:0)
銀塩時代に、じつはあった。
http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/film/data/1991-1995/1992_eos5_qd.html [canon.jp]
Re: (スコア:0)
こっちも。
http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/film/data/1996-2000/1998_eos-3.... [canon.jp]
Re: (スコア:0)
オフトピだが、遠近両用眼鏡の試用をお勧め。
私は裸眼なら本が読めるので使ってないが、使うなら、なるベル早い時期から慣れる方が好ましいらしい(眼科医談)。
但し、OA作業用の遠近両用眼鏡は、事実上存在しない。
広い画面全体に焦点にピントを合わせる必要があるので、他の焦点距離を設定する場所が空かない為。
(一応、フルカスタムで上方極一部と遠距離用に、下方少量を近距離用にするオプションも在るらしいが)
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複式眼鏡もお勧めです (スコア:2, 参考になる)
歪みの無い遠近対応なら、「複式眼鏡」という選択肢もあります。
…というか、ここ何年も使ってます。めっちゃ便利で、もう無しでは過ごせません(ステマじゃ無いです。まじ)。
複式眼鏡は、レンズが前後の2重(つまり4枚)入っていて、前の2枚は使わない時には蝶番で跳ね上げます。
#なので、「跳ね上げ眼鏡」とも言われます(跳ね上げ眼鏡には、レンズ2枚の「単式」もあります)。
通常、工作用の跳ね上げ眼鏡は、「手元を見る時に前(凸レンズ=老眼鏡相当)を下ろす」ような
使い方をすることが多いのですが、
これだと、普段の生活時間のほとんどを、跳ね上げた状態で過ごすことになり、はっきり言って見かけがアレです。
そこで逆に、「手元を見るときに前を上げる」ように調整(近視+老眼の場合、前後とも凹レンズになることが多い)すれば、
通常の生活(下ろした状態)では、ちょっと見には普通の眼鏡と変わりません。
メリット:
・遠近両用レンズのような歪みやスジが無い
・眼鏡を架け替える手間が無い(使ってない方を探すことも無くすことも無い)
デメリット:
・フレーム2枚、レンズ4枚なので、ちょっと重い
・跳ね上げた状態がちょっとアレ
ちなみに、乱視矯正成分は(常時使われる)後側のレンズに入っていますので、
近くでも遠くでも乱視矯正が行われます(前側のレンズは焦点距離調整のみ)。
応用編:
一部の眼鏡屋では、遠方の焦点距離を、左右の眼でわざと変える処方をしてくれます。
私の場合、
・右眼:遠方5m、近方50cm
・左眼:遠方1m、近方50cm
にしています。
これだと
・日常生活:右眼
・PC:左眼
・手元:跳ね上げて両眼
に対応可能です(左右の眼の使い分けは、(私の場合は)意識せずにできています)。
※但し、車を運転される方にはお勧めできません。あと、人によっては気持ち悪くなるらしいのでご注意。
特に近視+老眼の人(ここには多そう?)にはお勧めです。
おまけ:
距離センサ(or マニュアルスイッチ)で、跳ね上げ制御したいんですが、
アクチュエータと電池をフレーム内に収めるのがかなり難しそう。
二焦点じゃ足りない (スコア:2)
老眼が進行すると、二焦点じゃ不足します。
実際、私は、読書時には裸眼(遠点20cm)、PC作業用(遠点40cm)、運転用(近点1m)の3種類を使い分けてます。
歪むのに慣れれば、連続可変型の方が便利そうに思えます。
それから、今時のハードウェア作業だと、部品が小さ過ぎて、虫眼鏡無しじゃ作業出来ませんよね?
あと、一時期、左右の度数が不一致になっていた時期がありました。
この状態だと、遠点が単眼視になるので、視力と距離感の両方が低下します。
両眼の度数を合わせた眼鏡に換えた当初は、ハッキリ見え過ぎて違和感を生じました。
ちなみに、焦点距離不一致での単眼視状態だと、片目を閉じる事でモードの切り替えが出来ます。
眠い時に片目を閉じると、脳が半分休んだ状態になった事を記憶してます。
両眼視が普通になると、この「片目でモード切替」が出来なくなりました。
しかし、眼鏡等での矯正は近点ほどシビアなのに、近点視力に付いて気を払う人が少ないのは、困った物ですね。
-- Buy It When You Found It --
Re: (スコア:0)
視線のところでピントが合うメガネ作れないですかね
こういうの [glafas.com]?
やっぱ無駄に大きいよね?と思ったが、フレームの上(下?)の部分は充電用のクレイドルのようだ。
Re: (スコア:0)
カブキグラスが出てくるのかと思った
Re: (スコア:0)
撮影してしまった後の静止画を見るんじゃなく、キャプチャーしているのをリアルタイムで見るなら、
カメラに対してどこにフォーカスをあわせればいいかその場でフィードバックできるのだから、
こんな仕組みなど使う必要はなく、オートフォーカスカメラ付きのHMDで済むだろう。