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それならコスト無視のすごい案を嘘見積もりで出したもん勝ちだよな、真面目に費用見積もったとこはまさに正直ものは馬鹿を見たわけだ。
───────────────── だんだんと「談合」がなぜいけないのかわからなくなってきます。 全ての原凶は「競争入札」のような...。 確か東北新幹線の上野駅から東京駅までの延長工事の時に御徒町駅辺りのトンネル工事中に落盤事故があったと記憶していますが、ゼネコンのエンジニアの知人の話だと、あいいう工事は元請けのゼネコンが下請けを買いたたくので、下請けはセメントなどを節約するのだそうです。ゼネコンの設計者は下請けがどうせセメントを節約するのを見込んで、実際に必要以上の強度設計をするのだそうです。つまり必要以上のセメントを使うように指示します。下請けもそれを見込んでいて、さらにセメントを節約する...。で、御徒町の事故はゼネコンと下請けの互いの狸と狐の化かし合いが何らかの理由で狂ってしまったためだろうということでした。 公的機関が通訳を発注する時も今は競争入札になっています。「この通訳は超ベテランで優秀なので高い」とか「この通訳はまだ駆け出しなので安い」等の価格差が付けられなくなってしまっています。自動的に一番安い料金の通訳派遣会社が受注します。例えばベテランが8万円、中堅が5万円で受注していた通訳業務もどこかの業者が素人の通訳を雇って1万円で応札すると、それ以降、その業者しか落とせなくなります。国際会議がグジャグジャになろうが、それで1度失敗しようが、入札だと自動的に一番安い通訳に決まるので中堅もベテランも学生アルバイト並に料金を下げないと、生きて行けなくなってしまっています。 国賓を接待する皇居での宮中晩餐会も仕出し業者は競争入札ですので、「国賓に、多少高いけれども最高の料理」を味わってもらうことができなくなっているとのこと。京都迎賓館は指名入札が可能なので、今のところその心配はないとのことでした。 公共事業のダムとか橋とかの建設で本当に競争入札にしてしまうと、ゼネコンの実力なんて似たり寄ったりなんだろうから、本当に受注しようと思ったら、採算が取れない価格に設定するしかないわけで、それで受注したら、今度はどこかで手抜きをしなければ潰れてしまいますよね? 「談合」だと受注が決まっている業者は他社にも仕事を回して多少、高く付いても、安全な物が作られ、かつ誰も失業せず、金も回り、景気も良くなり、誰もがハッピーな気がします。競争入札で安くしても、手抜き工事で事故は起こるわ、景気は冷え込むわ、失業者は増えるわ...。なんか誰も幸せになってないような気がする...というのは、どこか、間違ってるのかなぁ...?
談合なら、「手抜き工事で事故は起こるわ、景気は冷え込むわ、失業者は増えるわ...。」ということがないと考えることが大間違い。担当者にも賄賂を送ってあるから安泰。苦情とか不具合とかあっても無視しておkだから手抜き工事するし、下請けには金を回さず懐にちょろまかす。談合に加わっていない同業者には良い仕事が回らず不景気になり失業者も増える。 現状の問題は競争入札が原因なのではなく、競争入札だから悪徳業者を厳しく取り締まらなくていいという考えが間違っている。必要な技術を持たない人間を安く送り込むような悪徳業者は廃業させるべき。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
これで誰にも責任取らないのがこの国のすごいところ (スコア:1)
それならコスト無視のすごい案を嘘見積もりで出したもん勝ちだよな、真面目に費用見積もったとこはまさに正直ものは馬鹿を見たわけだ。
だいたいこの新国立競技場に限らず公共事業は当初の見積もりが甘過ぎな事多すぎだろ、それで誰も責任取らねえんだから、まさにやったもん勝ちの世界。
Re:これで誰にも責任取らないのがこの国のすごいところ (スコア:2)
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だんだんと「談合」がなぜいけないのかわからなくなってきます。
全ての原凶は「競争入札」のような...。
確か東北新幹線の上野駅から東京駅までの延長工事の時に御徒町駅辺りのトンネル工事中に落盤事故があったと記憶していますが、ゼネコンのエンジニアの知人の話だと、あいいう工事は元請けのゼネコンが下請けを買いたたくので、下請けはセメントなどを節約するのだそうです。ゼネコンの設計者は下請けがどうせセメントを節約するのを見込んで、実際に必要以上の強度設計をするのだそうです。つまり必要以上のセメントを使うように指示します。下請けもそれを見込んでいて、さらにセメントを節約する...。で、御徒町の事故はゼネコンと下請けの互いの狸と狐の化かし合いが何らかの理由で狂ってしまったためだろうということでした。
公的機関が通訳を発注する時も今は競争入札になっています。「この通訳は超ベテランで優秀なので高い」とか「この通訳はまだ駆け出しなので安い」等の価格差が付けられなくなってしまっています。自動的に一番安い料金の通訳派遣会社が受注します。例えばベテランが8万円、中堅が5万円で受注していた通訳業務もどこかの業者が素人の通訳を雇って1万円で応札すると、それ以降、その業者しか落とせなくなります。国際会議がグジャグジャになろうが、それで1度失敗しようが、入札だと自動的に一番安い通訳に決まるので中堅もベテランも学生アルバイト並に料金を下げないと、生きて行けなくなってしまっています。
国賓を接待する皇居での宮中晩餐会も仕出し業者は競争入札ですので、「国賓に、多少高いけれども最高の料理」を味わってもらうことができなくなっているとのこと。京都迎賓館は指名入札が可能なので、今のところその心配はないとのことでした。
公共事業のダムとか橋とかの建設で本当に競争入札にしてしまうと、ゼネコンの実力なんて似たり寄ったりなんだろうから、本当に受注しようと思ったら、採算が取れない価格に設定するしかないわけで、それで受注したら、今度はどこかで手抜きをしなければ潰れてしまいますよね? 「談合」だと受注が決まっている業者は他社にも仕事を回して多少、高く付いても、安全な物が作られ、かつ誰も失業せず、金も回り、景気も良くなり、誰もがハッピーな気がします。競争入札で安くしても、手抜き工事で事故は起こるわ、景気は冷え込むわ、失業者は増えるわ...。なんか誰も幸せになってないような気がする...というのは、どこか、間違ってるのかなぁ...?
Re:これで誰にも責任取らないのがこの国のすごいところ (スコア:1)
談合なら、「手抜き工事で事故は起こるわ、景気は冷え込むわ、失業者は増えるわ...。」ということがない
と考えることが大間違い。
担当者にも賄賂を送ってあるから安泰。苦情とか不具合とかあっても無視しておkだから手抜き工事するし、下請けには金を回さず懐にちょろまかす。
談合に加わっていない同業者には良い仕事が回らず不景気になり失業者も増える。
現状の問題は競争入札が原因なのではなく、競争入札だから悪徳業者を厳しく取り締まらなくていいという考えが間違っている。
必要な技術を持たない人間を安く送り込むような悪徳業者は廃業させるべき。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
なんつーか競争入札より理想的な談合の方がマシってのは民主主義より理想的な独裁のがマシとかって主張と似てるわな……