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二酸化炭素の増加で栄養素が減るのは初耳だったけど、二酸化炭素の増加は地球の温暖化をもたらして、それは地理的に面積の大きい現在の寒冷地の食料生産の増加につながるから、地球上で産出する栄養の総量としてはプラスになるんじゃないの?
少なくとも、こういう文脈で、後者の影響に一言も触れないというのは、ニュースの信頼性を損ねてしまうと思うんだ。
高緯度帯の土地面積って小さいんですよ。メルカトル図法に慣れてると広大に見えちゃいますけど。温暖化で低緯度帯の収量が減るほうがダメージが大きい。
せっかくなので調べてみました。
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/stop2008/12-13.pdf [env.go.jp]http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/18/pdf/57-57_all.pdf [maff.go.jp]> 地域の平均気温の上昇幅が1~3°Cまででは増加する地域と減少する地域があり、全体としては増加する
今回の文脈では、低緯度地域に多い貧困層が問題ですから、温暖化はマイナス要因になりそうですね。だったらむしろ、「二酸化炭素による栄養素の減少」より、「二酸化炭素による温暖化による食料減産」の影響こそ、相対的に大きいんじゃないかと気になってしまいますが。
実際問題として気候がそこで安定すれば耕作適地は広くなったり狭くなったりするんだろうけど、今現在の環境に最適な作物が作られているとすると暖かくなろうが寒くなろうが降水量が増えようが減ろうが生産量は減るんだよなぁ道路や町の無いところが栽培適地になっても畑はすぐに作れないし、今まで作ってきた土が運べるわけでもない
ので「気候が変わっていく」というのは農業生産にはいい影響はないんじゃないかな
今回のは色んな前提知識を元にした記事だからな。タレコミのこの一文も、ソースからわざわざ翻訳している。その意図を読み取れないと拙いぞ。>さらにもう一つ大きな問題を追加する必要がある
・温暖化によって高緯度で増えるのは「潜在的」な農業生産高なので、開墾の手間を掛けないと増産できない。 当然ながら、放っておくと今作ってる作物が気候に合わなくなるから減産となる。・飢餓は食料減産による影響よりも流通ミスの影響がでかい 作物の生産場所が変わったり、特定の場所で農作物が出来ないとなれば当然流通ミスのリスクも増える。・「じゃあ増産体制とりましょう」と身構えたとしても、今度は作物の栄養に影響が出るかもしれんぞ!(今ここ)
> この問題の重要なのは、栄養価という見た目にわかりにくい変化だということという#3474448の指摘が非常に的を射ている。
この問題の重要なのは、栄養価という見た目にわかりにくい変化だということ耕作地の増減は確かに温暖化の影響としては栄養価よりも大きいけれど、収穫量が変化すれば、誰の目にも明らかで価格の変動も理解しやすいしかし、同じ量の野菜があって10年前は特に問題なかったけれど、最近は栄養失調で死ぬ子が多いとなっても、栄養価が低いから安くしろたくさん準備しろと言って対応できる社会は限られている
>> 地域の平均気温の上昇幅が1~3°Cまでということは,そう遠くない未来,夏はずっとこんな感じになるかもしれない?# 冬が大幅に暖かくなるのかもだが,蚊などの害虫が通年いるのも嫌だ
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
温暖化の影響は? (スコア:1)
二酸化炭素の増加で栄養素が減るのは初耳だったけど、二酸化炭素の増加は地球の温暖化をもたらして、それは地理的に面積の大きい現在の寒冷地の食料生産の増加につながるから、地球上で産出する栄養の総量としてはプラスになるんじゃないの?
少なくとも、こういう文脈で、後者の影響に一言も触れないというのは、ニュースの信頼性を損ねてしまうと思うんだ。
Re:温暖化の影響は? (スコア:0)
高緯度帯の土地面積って小さいんですよ。メルカトル図法に慣れてると広大に見えちゃいますけど。
温暖化で低緯度帯の収量が減るほうがダメージが大きい。
Re:温暖化の影響は? (スコア:1)
せっかくなので調べてみました。
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/stop2008/12-13.pdf [env.go.jp]
http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/18/pdf/57-57_all.pdf [maff.go.jp]
> 地域の平均気温の上昇幅が1~3°Cまででは増加する地域と減少する地域があり、全
体としては増加する
今回の文脈では、低緯度地域に多い貧困層が問題ですから、温暖化はマイナス要因になりそうですね。
だったらむしろ、「二酸化炭素による栄養素の減少」より、「二酸化炭素による温暖化による食料減産」の影響こそ、相対的に大きいんじゃないかと気になってしまいますが。
Re:温暖化の影響は? (スコア:2)
実際問題として気候がそこで安定すれば耕作適地は広くなったり狭くなったりするんだろうけど、
今現在の環境に最適な作物が作られているとすると暖かくなろうが寒くなろうが降水量が増えようが減ろうが生産量は減るんだよなぁ
道路や町の無いところが栽培適地になっても畑はすぐに作れないし、今まで作ってきた土が運べるわけでもない
ので「気候が変わっていく」というのは農業生産にはいい影響はないんじゃないかな
Re:温暖化の影響は? (スコア:1)
今回のは色んな前提知識を元にした記事だからな。
タレコミのこの一文も、ソースからわざわざ翻訳している。その意図を読み取れないと拙いぞ。
>さらにもう一つ大きな問題を追加する必要がある
・温暖化によって高緯度で増えるのは「潜在的」な農業生産高なので、開墾の手間を掛けないと増産できない。
当然ながら、放っておくと今作ってる作物が気候に合わなくなるから減産となる。
・飢餓は食料減産による影響よりも流通ミスの影響がでかい
作物の生産場所が変わったり、特定の場所で農作物が出来ないとなれば当然流通ミスのリスクも増える。
・「じゃあ増産体制とりましょう」と身構えたとしても、今度は作物の栄養に影響が出るかもしれんぞ!(今ここ)
> この問題の重要なのは、栄養価という見た目にわかりにくい変化だということ
という#3474448の指摘が非常に的を射ている。
Re: (スコア:0)
この問題の重要なのは、栄養価という見た目にわかりにくい変化だということ
耕作地の増減は確かに温暖化の影響としては栄養価よりも大きいけれど、
収穫量が変化すれば、誰の目にも明らかで価格の変動も理解しやすい
しかし、同じ量の野菜があって10年前は特に問題なかったけれど、最近は栄養失調で
死ぬ子が多いとなっても、栄養価が低いから安くしろたくさん準備しろと言って
対応できる社会は限られている
この夏の平均気温は平年+1℃だったとか(おふとぴ) (スコア:0)
>> 地域の平均気温の上昇幅が1~3°Cまで
ということは,そう遠くない未来,夏はずっとこんな感じになるかもしれない?
# 冬が大幅に暖かくなるのかもだが,蚊などの害虫が通年いるのも嫌だ