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※SFのスペースコロニーでは常識のアレ
コストがかかるから厳しいってことじゃね。
回転させるコストに回転に耐えれるよう強度を上げるコスト。回転中でもアンテナや太陽電池なんかは特定の方向に向け続けなきゃならんし、回転軸が故障すると大惨事。
対策費はいくらかかることか。
人間が入れるサイズではありませんでしたが、実は国際宇宙ステーション計画には人工重力実験を行うための大型の遠心分離機が含まれていました。
Centrifuge Accommodations Module [wikipedia.org]、通称セントリフュージといい、日本実験棟「きぼう」のスペースシャトルでの打ち上げの対価として宇宙開発事業団と三菱重工業が開発・製造していました。1990年代前半から設計が始まり、古い工程表を探すと2007年に打ち上げられる予定だったようです。構造としてはきぼうをただの缶に簡素化したようなもので、全体が回転するわけではなく、CBMから遠い底側に直径サイズの大きなプラットフォームが仕込まれる計画でした。
が、バブル崩壊とかソ連崩壊とかコロンビア号事故とかのあおりを受けISSも規模縮小や予算削減が繰り返されて放置モードが続き、最終的に計画中止となって残骸は筑波宇宙センターの駐車場に飾りとして置かれているそうです。
有人宇宙ステーションは微小重力といいながらも運用上の理由で度々加減速や姿勢変更がかかり、加速度がかからないという点を活かした化学実験ができないという話も見聞きしたことがあります。平成年間に三菱が製造する大型遠心分離機、と聞くとちょっと心躍りますが、実験の幅を狭めかねない振動モーターみたいなものは入れたくない、という声はもしかするとあったのかも。
いっそもっとアグレッシブに加減速して、前後に重力を発生させれば。
恒星間飛行をやるならいずれ必要になる技術だけど、現時点では1G加速するための推進力を得続ける目処すら立っていないのでは
「加減速」「前後」
ドラム式洗濯機を奥に深くしたような、ドラム式ベッドで寝るのはどうだろう。カプセルホテルみたいにドラムの中に入って寝るような感じで。これなら小型で済みそう。睡眠中だけでも遠心力をかけていればマシだろうし。
頚静脈血栓リスクとの天秤でしょうし、宇宙飛行士はモルモットか!とかとか、それによって死亡した場合の対処費用も影響するでしょうね。
若者の短期の宇宙滞在くらいなら、せいぜい血栓を溶かす薬を常用するくらいでなんとかなるんじゃね?という目論みもあるんでわ。それで駄目なくらいだったら、今までだってバンバン死んでるだろうし。
問題は今後長期にわたる宇宙旅行が実現したときだな。火星移住とか、木星船団とか。
居住性の問題もある。人工重力なしだと一人当たり必要な空間(容積)という考え方が、人工重力ありだと一人当たり必要な面積という風に変わる。
十分なスペースを確保するには大気の影響を受けてながら高度を維持しなければいけないISSのような低軌道の宇宙ステーションだと厳しいかも。
回転させるコストは別にISSに持ち込まなくてもできなくないかい?地球から光で帆?を受けさせて回転させてやればいいんじゃない(できるのかは知らん)ベッドルームはリボルバーのシリンダーみたくするか、柑橘類の房みたいなハンモックスタイルにするかは、好みによる。
きぼうのCBEFには人工重力発生装置が付いてました。当然ですが、人間が乗れるサイズではありませんが・・・
セントリフュージの回転の開始とメンテナンスにはキックモーター(Hughes 376通信衛星がスピン安定化に使用したものと似たもの)が使用される。
うーん……
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
回転型の人口重力環境はダメ? (スコア:0)
※SFのスペースコロニーでは常識のアレ
Re:回転型の人工重力環境はダメ? (スコア:1)
コストがかかるから厳しいってことじゃね。
回転させるコストに回転に耐えれるよう強度を上げるコスト。
回転中でもアンテナや太陽電池なんかは特定の方向に向け続けなきゃならんし、
回転軸が故障すると大惨事。
対策費はいくらかかることか。
Re:回転型の人工重力環境はダメ? (スコア:4, 興味深い)
人間が入れるサイズではありませんでしたが、実は国際宇宙ステーション計画には人工重力実験を行うための大型の遠心分離機が含まれていました。
Centrifuge Accommodations Module [wikipedia.org]、通称セントリフュージといい、日本実験棟「きぼう」のスペースシャトルでの打ち上げの対価として宇宙開発事業団と三菱重工業が開発・製造していました。1990年代前半から設計が始まり、古い工程表を探すと2007年に打ち上げられる予定だったようです。構造としてはきぼうをただの缶に簡素化したようなもので、全体が回転するわけではなく、CBMから遠い底側に直径サイズの大きなプラットフォームが仕込まれる計画でした。
が、バブル崩壊とかソ連崩壊とかコロンビア号事故とかのあおりを受けISSも規模縮小や予算削減が繰り返されて放置モードが続き、最終的に計画中止となって残骸は筑波宇宙センターの駐車場に飾りとして置かれているそうです。
有人宇宙ステーションは微小重力といいながらも運用上の理由で度々加減速や姿勢変更がかかり、加速度がかからないという点を活かした化学実験ができないという話も見聞きしたことがあります。平成年間に三菱が製造する大型遠心分離機、と聞くとちょっと心躍りますが、実験の幅を狭めかねない振動モーターみたいなものは入れたくない、という声はもしかするとあったのかも。
Re:回転型の人工重力環境はダメ? (スコア:2)
いっそもっとアグレッシブに加減速して、前後に重力を発生させれば。
Re: (スコア:0)
恒星間飛行をやるならいずれ必要になる技術だけど、現時点では1G加速するための推進力を得続ける目処すら立っていないのでは
Re:回転型の人工重力環境はダメ? (スコア:2)
「加減速」
「前後」
Re:回転型の人工重力環境はダメ? (スコア:2)
ドラム式洗濯機を奥に深くしたような、ドラム式ベッドで寝るのはどうだろう。
カプセルホテルみたいにドラムの中に入って寝るような感じで。
これなら小型で済みそう。
睡眠中だけでも遠心力をかけていればマシだろうし。
Re: (スコア:0)
頚静脈血栓リスクとの天秤でしょうし、宇宙飛行士はモルモットか!とかとか、それによって死亡した場合の対処費用も影響するでしょうね。
Re: (スコア:0)
若者の短期の宇宙滞在くらいなら、せいぜい血栓を溶かす薬を常用するくらいでなんとかなるんじゃね?
という目論みもあるんでわ。それで駄目なくらいだったら、今までだってバンバン死んでるだろうし。
問題は今後長期にわたる宇宙旅行が実現したときだな。
火星移住とか、木星船団とか。
Re: (スコア:0)
居住性の問題もある。
人工重力なしだと一人当たり必要な空間(容積)という考え方が、人工重力ありだと一人当たり必要な面積という風に変わる。
十分なスペースを確保するには大気の影響を受けてながら高度を維持しなければいけないISSのような低軌道の宇宙ステーションだと厳しいかも。
Re: (スコア:0)
回転させるコストは別にISSに持ち込まなくてもできなくないかい?
地球から光で帆?を受けさせて回転させてやればいいんじゃない(できるのかは知らん)
ベッドルームはリボルバーのシリンダーみたくするか、
柑橘類の房みたいなハンモックスタイルにするかは、好みによる。
Re: (スコア:0)
きぼうのCBEFには人工重力発生装置が付いてました。
当然ですが、人間が乗れるサイズではありませんが・・・
Re:回転型の人工重力環境はダメ? (スコア:2)
セントリフュージの回転の開始とメンテナンスにはキックモーター(Hughes 376通信衛星がスピン安定化に使用したものと似たもの)が使用される。
うーん……