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基本的に、本邦では検査陽性であった際には別の検体による再検査が行われ、それについても検査陽性であった場合に陽性者と判定しているので、提示されている偽陽性率を採用する場合、最終的に誤って陽性とされる確率は0.0064%です。
この場合、提示されている条件での偽陽性者はおよそ51人です。加えて、この「第一弾目でしかない検査」の後に、医師による診断や再検査、別方式による検査が入るため、最終的に治療・隔離の対象となる偽陽性者は0人になりますし、極めて早い段階で0人に収束していきます。(医療が逼迫している状況では、なおさらベッドや隔離施設を空けたいので、偽陽性・回復済の方を即座に判定したいわけですから、当然ですね。)これら再検査・診断によるリソース消費は、検査を行わないことで実際に増大し、実際の診療を必要とする発症者の数に応じて必要となるリソース消費に対して十分に小さいために合理的なものです。
「偽陽性によって医療その他のリソースが枯渇する」という論は、「検査陽性とされた対象者が再検査や他の方式による検査・診断を一切なされないまま、治療・隔離が数週間継続される」という、ありえない前提に立ったものであり、現実とは関係のないものです。
大規模PCR検査に問題がないわけではない(例えば、陰性と判定された人間の気が緩む恐れがあるなど)のですが、疑陽性者に関する懸念については、実運用上は問題とならないものです。
なお、このあたりの議論は、日本医師会の昨年8月時点の提言 https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3243 [covid19-jm...meeting.jp] において>有病率の低い集団に検査を拡大することで懸念される偽陽性に対しては、再検査や別の検査を組み合わせることで、結果の確認に努める。と簡単に整理されている通り、既出かつ対策済のものです。
検査結果が陽性の場合にもう一度再検査したり、(「別の検体で」という記載から)1人の患者から2つ以上の検体を採取するといった運用をしている例なんて聞いたことがないですね…。COVID-19病原体検査の指針 [mhlw.go.jp]や新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査法の運用についてのガイドライン [niid.go.jp]でも、陽性の場合は再検査しろとか一人の患者から2つ以上検体を採取しろとか書いてないですし。
リンク先はあくまで日本医師会のCOVID-19有識者会議の提言に過ぎないようですが、厚生労働省や国立感染症研究所で上記の運用を推奨しているという資料がありますか?
採取した検体を全て使って検査を行うなんてことは無い。2回以上検査できるようにするのが当たり前です。定期健診などで血液採取とか普通にありますが、検査を外注する場合は2セット分採取する。同じ場所で検査を行う場合はリカバリ出来るから1回ですがね。今回のような場合は採取場所で2セット作成なんじゃないかな。
臨床検査技師も検査機器もミス無しで運用できるなんて前提では動いてない。
>1人の患者から2つ以上の検体を採取するといった運用をしている例なんて聞いたことがないマニュアル https://www.niid.go.jp/niid/images/pathol/pdf/2019-nCoV_200210.pdf [niid.go.jp] においては、>【必要な検体】>現行の病原体検査(PCR)では下記の2検体を検査します。>下気道にウイルス量が多いことが報告されていますので、なるべく喀痰などの下気道由来検体の採取をお願いします。>痰が出ないなど、下気道由来検体の採取が難しい場合は咽頭ぬぐい液のみで構いません。ということで、採取が難しい場合以外は2検体を求められていました。
もっとも、最新のマニュアル
言いたいことはわかるけど、これは誤り。>最終的に誤って陽性とされる確率は0.0064%ですこの前提は2回の検査の偽陽性が数学的な意味で完全にランダムかつ独立であることだけど、それを示す根拠はない。
もちろん複数回検査が有効かつ現実的な手段なのは理解してるよ。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
〇〇派、のような話に与するつもりはありませんが (スコア:0)
基本的に、本邦では検査陽性であった際には別の検体による再検査が行われ、それについても検査陽性であった場合に陽性者と判定しているので、提示されている偽陽性率を採用する場合、最終的に誤って陽性とされる確率は0.0064%です。
この場合、提示されている条件での偽陽性者はおよそ51人です。
加えて、この「第一弾目でしかない検査」の後に、医師による診断や再検査、別方式による検査が入るため、最終的に治療・隔離の対象となる偽陽性者は0人になりますし、極めて早い段階で0人に収束していきます。
(医療が逼迫している状況では、なおさらベッドや隔離施設を空けたいので、偽陽性・回復済の方を即座に判定したいわけですから、当然ですね。)
これら再検査・診断によるリソース消費は、検査を行わないことで実際に増大し、実際の診療を必要とする発症者の数に応じて必要となるリソース消費に対して十分に小さいために合理的なものです。
「偽陽性によって医療その他のリソースが枯渇する」という論は、「検査陽性とされた対象者が再検査や他の方式による検査・診断を一切なされないまま、治療・隔離が数週間継続される」という、ありえない前提に立ったものであり、現実とは関係のないものです。
大規模PCR検査に問題がないわけではない(例えば、陰性と判定された人間の気が緩む恐れがあるなど)のですが、疑陽性者に関する懸念については、実運用上は問題とならないものです。
なお、このあたりの議論は、日本医師会の昨年8月時点の提言 https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3243 [covid19-jm...meeting.jp] において
>有病率の低い集団に検査を拡大することで懸念される偽陽性に対しては、再検査や別の検査を組み合わせることで、結果の確認に努める。
と簡単に整理されている通り、既出かつ対策済のものです。
Re:〇〇派、のような話に与するつもりはありませんが (スコア:1)
検査結果が陽性の場合にもう一度再検査したり、(「別の検体で」という記載から)1人の患者から2つ以上の検体を採取するといった運用をしている例なんて聞いたことがないですね…。
COVID-19病原体検査の指針 [mhlw.go.jp]や新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査法の運用についてのガイドライン [niid.go.jp]でも、陽性の場合は再検査しろとか一人の患者から2つ以上検体を採取しろとか書いてないですし。
リンク先はあくまで日本医師会のCOVID-19有識者会議の提言に過ぎないようですが、厚生労働省や国立感染症研究所で上記の運用を推奨しているという資料がありますか?
Re:〇〇派、のような話に与するつもりはありませんが (スコア:2)
採取した検体を全て使って検査を行うなんてことは無い。2回以上検査できるようにするのが当たり前です。
定期健診などで血液採取とか普通にありますが、検査を外注する場合は2セット分採取する。同じ場所で検査を行う場合はリカバリ出来るから1回ですがね。今回のような場合は採取場所で2セット作成なんじゃないかな。
臨床検査技師も検査機器もミス無しで運用できるなんて前提では動いてない。
Re: (スコア:0)
>1人の患者から2つ以上の検体を採取するといった運用をしている例なんて聞いたことがない
マニュアル https://www.niid.go.jp/niid/images/pathol/pdf/2019-nCoV_200210.pdf [niid.go.jp] においては、
>【必要な検体】
>現行の病原体検査(PCR)では下記の2検体を検査します。
>下気道にウイルス量が多いことが報告されていますので、なるべく喀痰などの下気道由来検体の採取をお願いします。
>痰が出ないなど、下気道由来検体の採取が難しい場合は咽頭ぬぐい液のみで構いません。
ということで、採取が難しい場合以外は2検体を求められていました。
もっとも、最新のマニュアル
Re: (スコア:0)
言いたいことはわかるけど、これは誤り。
>最終的に誤って陽性とされる確率は0.0064%です
この前提は2回の検査の偽陽性が数学的な意味で完全にランダムかつ独立であることだけど、それを示す根拠はない。
もちろん複数回検査が有効かつ現実的な手段なのは理解してるよ。