アカウント名:
パスワード:
責任の所在はともかくとして、装置の予測不可能な故障ではなく、明らかに人為的ミスが原因でも保険でカバーされるんでしょうか?
一般的な保険契約では、故意または重大な過失がないと免責(保険のカバー範囲から外れること)されません。「重大な過失」ってのは、故意と同一視し得るほどの怠慢を指していますから、今回の例は免責にはならないのではないでしょうか。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
よくある話なんですが (スコア:1, 興味深い)
2.それの検査を怠った側(ここでは「NASDA」)が悪い。
のどちらが悪いのか、というのは、あまりにも「使い古された」議論です。
なぜならば、宇宙ロケットのような複雑な技術では「人為的ミス」そのものは「ある」ことを前提として、製品の製造や検査というシステムが「何重にも」できあがっている、ということがあるべき姿だからです。この「システム」全体を見直さないと、今後も同じような事故は起きます。実際、これまでのシステムはそうなっていないはずがない。
普通、「訴訟を起こした側」は「はらを立てた」から、そうなった、ということで、「被害者」と見られがちですが、こういうものの製造に関しては上記の通り官、民混ざり合った複雑で大きな体制の中で行われているはずなので、100%どちらかが悪い、ということは通常ありえません。
ということは、今回の訴訟、そして前回の「不正アクセス」のNASDAがらみの問題は、なんらかの「意図的な」背景がある可能性が非常に高いと思います。その根拠は、
1.報道がNASDAの一方的主張のみであること
2.相手が「NEC東芝スペースシステム」のみであること
3.今までも同じようなことは大小含めあったはずなのに、今回だけ報道が大きい
という事実から、そう考えることができます。
きっと、予算を減らされる前に、担当役人のクビをつないでおくための、これは方便に使われた可能性も否定できません。私は内情を知っているわけではないけれども、経験上、そういうことは十分にかんがえられますね。
Re:よくある話なんですが (スコア:1)
か?
宇宙開発というプロジェクトの存続自体が危機的状況の現在、
以前なら
「しょうがねえなあ。失敗は避けられんし、あんたのとこが
抜けても困る。次はしっかりやってよね。」
というところで穏便に済ませていたところが、そのようなやり方
をする余裕がない、そして対外的な説明ができなくなったという
ことでは?
以前から言われていた情報の透明化が進んできた徴候かな、とも
思いますが。
#以前と同じような落としどころを考えていたところに、
#不正アクセスの件が発生して逆鱗に触れて切られたとかは
#あるかもしれませんけどね。
某社の陰謀もありえる (スコア:0)
Re:某社の陰謀もありえる (スコア:0)
Re:よくある話なんですが (スコア:0)
元記事のどこにも訴訟を「起こした」とは書いてないですけど?「損害賠償などを含めて対応を検討する」ですよね。宇宙開発関係で、本気で損害賠償を求めることはまず無いです。
1. ロケット飛ばすときには当然保険に入ってるので、言われているほど金銭的な被害が大きいわけではない(もちろん、直接的な金銭以外に沢山のものを失ってますけどね)
2. 打ち上げ失敗の金銭的な責任をメーカが負うのであれば、(リスクと予算を天秤にかけて)明らかに商売が成立しないので、現在宇宙開発事業に関わっている全国内企業が
Re:よくある話なんですが (スコア:0)
責任の所在はともかくとして、装置の予測不可能な故障ではなく、明らかに人為的ミスが原因でも保険でカバーされるんでしょうか?
Re:よくある話なんですが (スコア:1)
一般的な保険契約では、故意または重大な過失がないと免責(保険のカバー範囲から外れること)されません。「重大な過失」ってのは、故意と同一視し得るほどの怠慢を指していますから、今回の例は免責にはならないのではないでしょうか。
Re:よくある話なんですが (スコア:0)
Re:よくある話なんですが (スコア:0)
「本気で損害賠償を考える」ことを「報道発表」したことで、それと同等の社会的制裁は受けていると思うが。それも一方的な。
あと、5年くらい前の報道にそういうのがあった、ということを多くの人が忘れるくらい、まぁ、事業団は注目されていないのかな、と思いましたです。ハイ。