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ゲド戦記の原作を読んだことはないけど,原作に忠実かどうか,ストーリーとして破綻してないかどうか,という問題以前に,部分部分を張り合わせて作った映画にしか見えないんだけど.そもそも完成度が高ければ,面白くなかったって人もこんなに出て来ないだろうし,原作者だって,原案あろうがなんだろうが文句は言わないでしょ.
そもそも,見終わったあと,かなりショックが大きかったですよ.これがジブリ品質かと...知り合いの名前がスタッフロールにあって,ちょっと複雑な気分だった.
大体,伏線ってのは,ハウルだったら,街角の新聞でチラっと王子が行方不明みたいに,それとなくやるもんだと思うんだけど,そもそも今回の映画の場合,最初の海のシーン(特に風の名前がとかいう場面,これによって後ろの展開の理解が進むと言うよりは,後半の展開から,ここの意味があとでわかるっていう感じなので,ゲド戦記的には必要かもしれないけど,この映画には不要だよね)とか,二人で川を渡ったり歩いてるシーンなど,必要なのか疑問なところが多い.
それに草原で歌を歌うシーンも,世界観なのかもしれないけど,この映画だけを見たら,突然すぎる.それに,後半の説明でわかることだけど,この若い男の主人公の性格がころころ変わる説明には真面目に考えたらなってないよね.
そういうことを考えると,ジブリ映画「ゲド戦記」としての完成度の問題としか思えないんだけど.
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原作に忠実かどうかの問題なのかな (スコア:2, 興味深い)
ゲド戦記の原作を読んだことはないけど,原作に忠実かどうか,ストーリーとして破綻してないかどうか,という問題以前に,部分部分を張り合わせて作った映画にしか見えないんだけど.そもそも完成度が高ければ,面白くなかったって人もこんなに出て来ないだろうし,原作者だって,原案あろうがなんだろうが文句は言わないでしょ.
見てきて気になったのは,そもそも,見終わったあと,かなりショックが大きかったですよ.これがジブリ品質かと...知り合いの名前がスタッフロールにあって,ちょっと複雑な気分だった.
大体,伏線ってのは,ハウルだったら,街角の新聞でチラっと王子が行方不明みたいに,それとなくやるもんだと思うんだけど,そもそも今回の映画の場合,最初の海のシーン(特に風の名前がとかいう場面,これによって後ろの展開の理解が進むと言うよりは,後半の展開から,ここの意味があとでわかるっていう感じなので,ゲド戦記的には必要かもしれないけど,この映画には不要だよね)とか,二人で川を渡ったり歩いてるシーンなど,必要なのか疑問なところが多い.
それに草原で歌を歌うシーンも,世界観なのかもしれないけど,この映画だけを見たら,突然すぎる.それに,後半の説明でわかることだけど,この若い男の主人公の性格がころころ変わる説明には真面目に考えたらなってないよね.
そういうことを考えると,ジブリ映画「ゲド戦記」としての完成度の問題としか思えないんだけど.
Re:原作に忠実かどうかの問題なのかな (スコア:1)
# だってあんなにもぺったんこじゃないかぁっ。
それはさて措き「切り貼りした映画」であること自体には個人的には不満はありません。コラージュだって芸術作品になりえますから、上手に切り貼りしてくれりゃ何の文句もないんですよ……残念なことにアニメ「ゲド戦記」の切り貼りを芸術と呼ぶのはかなり難しいですが。
演出その他がアニメ映画としてダメという意見には強く同意しますが、広げた風呂敷をたたまないでエンディングになだれ込む物語のカタストロフィの方が個人的には気になりました。もっとも、この辺はどこに重点を置いて見るかという価値観の違いでしょうけどね。俺は原作を知っていたので「どうやって話を転がすのか」に主たる興味があったわけですが、アニメとしての完成度に重点を置いて見るのも良いと思います。
俺ももう1度見ればもっとアニメとしての完成度に注意して見れると思うけど、さすがにこんな作品を自腹で繰り返し見るのはヤだなぁ……。