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言論の自由って、別にのべつまくなしな放言を許容するわけじゃないんだけどなあ。
権利には義務が伴う。って言葉が結構好きなんですけど権利だけを主張する人は多いですよね…
#誰の言葉かは忘れた(^^ゞ
権利には義務はとくには伴わないかと。けど、自由には責任が伴うらしい。
ああ、法的な話はしてませんでした。もっとも素朴な概念レベルでの話です。現実の運用は法的根拠から導くのでしょうけど。
その自由を話題にする時に当該社会の成熟レベルが何処にあるかという前提条件の必要ない正義や尊厳レベルの自由の話を持ち出すのは素朴な概念レベルと断っても適切じゃないでしょう。
哲学者や法律家の思考実験ではなく、実際の公人の振る舞いに対する制約というケースから話の焦点がズレてしまうだけです。
~結論としてはここまで、以下根拠~
そもそも「自由の行使に対する責任」を社会の成熟度という物差しで見れば、・正義や尊厳(権利)としての自由は義務を果たさずとも誰にも与えられている・その権利を行使した事で他人の正義を侵害した場合には衝突が起きて代償が伴う<結果責任> ※一方的勝機を見出せば代償は限りなくゼロに縮小できるが…・前もって行使しても支障の無い範囲を論理的に規定した近代的な制約が法律 ※法律でなければ武力など他の交渉手段で決着することになる・効率的に自由を保障しあうために法律を守るのが義務<抑止責任>といった過程を経て同一線上にある概念と言えます。未熟な原始的社会であれば自由の行使直前には決まりごとが少ないが結果責任は発生する。(これが仰っている「責任が伴う」状態だと思いますが、ここまで遡った議論は具体的ケースに適用できない事は認識されているようですよね)そのままだと強者の論理で規定された自由になってしまい公平性のある自由ではなくなる。(法律は強者に都合が良く出来ているという皮肉は別の話)たとえば独裁社会における指導者に近いほど階級的に与えられた「自由」など。だから成熟した社会では一歩進んで行動する前の抑止責任としての義務(法律)の遵守が推奨されている。法定速度を遵守し続ければ免許が与えられるが破れば最悪剥奪される…ような「義務が先立つ」分野もある。具体的な運用の事例を最後に出してしまいましたが、成熟した社会において線引きすると自由に対する責任と義務は求められる順序が違うだけで因果関係を無視できない概念です。
そもそも「自由の行使に対する責任」を社会の成熟度という物差しで見れば、
・正義や尊厳(権利)としての自由は義務を果たさずとも誰にも与えられている・その権利を行使した事で他人の正義を侵害した場合には衝突が起きて代償が伴う<結果責任> ※一方的勝機を見出せば代償は限りなくゼロに縮小できるが…・前もって行使しても支障の無い範囲を論理的に規定した近代的な制約が法律 ※法律でなければ武力など他の交渉手段で決着することになる・効率的に自由を保障しあうために法律を守るのが義務<抑止責任>
といった過程を経て同一線上にある概念と言えます。
未熟な原始的社会であれば自由の行使直前には決まりごとが少ないが結果責任は発生する。(これが仰っている「責任が伴う」状態だと思いますが、ここまで遡った議論は具体的ケースに適用できない事は認識されているようですよね)
そのままだと強者の論理で規定された自由になってしまい公平性のある自由ではなくなる。(法律は強者に都合が良く出来ているという皮肉は別の話)たとえば独裁社会における指導者に近いほど階級的に与えられた「自由」など。
だから成熟した社会では一歩進んで行動する前の抑止責任としての義務(法律)の遵守が推奨されている。法定速度を遵守し続ければ免許が与えられるが破れば最悪剥奪される…ような「義務が先立つ」分野もある。
具体的な運用の事例を最後に出してしまいましたが、成熟した社会において線引きすると自由に対する責任と義務は求められる順序が違うだけで因果関係を無視できない概念です。
~ここから本題に戻る~
このストーリーでは、党の立場は(極端に言ってしまえば)「党利を侵害している」と見なして「党議員としての義務」を遵守できないならば…と言ってるだけ。成熟した社会の相互的な組織である党利を守ることよりも、表現の自由なりの原始的な自由を守る事に関心がある人は組織に参加して得られた立場を忘れないでね、と言ってるだけ。会社勤めのサラリーマンが9時5時の勤務シフトに対して労働の自由を持ち出さないように、こういう話題に言論・表現の自由を持ち出すべきじゃないでしょう。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
放言の自由? (スコア:1)
言論の自由って、別にのべつまくなしな放言を許容するわけじゃないんだけどなあ。
Re: (スコア:1)
Re: (スコア:2)
権利には義務が伴う。
って言葉が結構好きなんですけど権利だけを主張する人は多いですよね…
#誰の言葉かは忘れた(^^ゞ
Re: (スコア:2, 参考になる)
権利には義務はとくには伴わないかと。
けど、自由には責任が伴うらしい。
Re: (スコア:1)
自由⇒リスク⇒法(=社会的約束)⇒責任(=約束を守ること) です。
一緒くたに議論すると論点がぼけます。
Re: (スコア:0)
ああ、法的な話はしてませんでした。
もっとも素朴な概念レベルでの話です。
現実の運用は法的根拠から導くのでしょうけど。
Re:放言の自由? (スコア:0)
その自由を話題にする時に当該社会の成熟レベルが何処にあるかという前提条件の必要ない正義や尊厳レベルの自由の話を持ち出すのは素朴な概念レベルと断っても適切じゃないでしょう。
哲学者や法律家の思考実験ではなく、実際の公人の振る舞いに対する制約というケースから話の焦点がズレてしまうだけです。
~結論としてはここまで、以下根拠~
~ここから本題に戻る~
このストーリーでは、党の立場は(極端に言ってしまえば)「党利を侵害している」と見なして「党議員としての義務」を遵守できないならば…と言ってるだけ。
成熟した社会の相互的な組織である党利を守ることよりも、表現の自由なりの原始的な自由を守る事に関心がある人は組織に参加して得られた立場を忘れないでね、と言ってるだけ。
会社勤めのサラリーマンが9時5時の勤務シフトに対して労働の自由を持ち出さないように、こういう話題に言論・表現の自由を持ち出すべきじゃないでしょう。