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中は自らの反射音でめっちゃうるさそう(苦笑)
そういう意味で、うるさい音の遮断には使えても静かな環境を作るのには使えない感じですかね。
あ、GIGAZINの記事を見たら単純に反射するわけでもなさそう・・・・どういう仕組みなんだろう?ノイズキャンセリングっぽいいいかたをしてるけど、電力とかを使ってるわけでもなさそうだし。
>あ、GIGAZINの記事を見たら単純に反射するわけでもなさそう・・・・
いや,反射です.もともとの波とこの構造体による反射波が,通り抜け方向では打ち消すような重ね合わせになるよう設計することで,通り抜けが禁止されます.その分のエネルギーは当然音源側に跳ね返っていきますので,反射になります.#似たような現象は光とか電子系とかでもよくありますね.
また,波の干渉を使っているため,特定波長のみ反射します.例えば論文での数値計算では,400 Hzは透過するけど460 Hzだと共鳴条件に合って透過しないよ,というようなものが示されています.#微妙に(ちょうどよく)ズレた波長だと全透過になってむしろ透過率が増えたりします.
ってことは、MRIの筒の中の激音はむしろ増大される?
#あの中でも私は寝たんだが…
反射したら余計にうるさくなりそう。
(素人向けの簡易的な正しくないイメージ的な説明としては)バスレフのような物かあれは同相にして音の増強だが、これは逆相にして打ち消すと。
スピーカーの振動板の裏側は表の逆位相のはずですから、「反転させる」という意味では同じかもしれないですね。
干渉を使うなら、強めあうポイントも出てきそうなものだが。
著者も書いてるようにファノ共鳴とかABリングの二つの経路での干渉みたいなもんで、・リングをそのまま抜ける経路と・リングと相互作用し、位相が180度ずれて抜ける経路の二つが重ね合わせになって干渉する。このため抜けてった先のどこかで強め合う干渉が起きるわけではない。そのかわり、リングを通り抜けない経路(要するに反射して戻っていく経路)で強め合う反射が生じる。(つまり、リングを抜けるはずだった成分がそのまま反射されて戻ってくるのに対応)
実験装置が筒状なので、筒の軸の延長線上ではそらいつまでもきれいに干渉が整ったままだろう。だが音というのは広がるもの。軸から離れた位置では強めあう干渉点ができてしまうんではないかい?
局在状態と連続状態が混合してできる共鳴的なやつだから、単なる2波の干渉のようにものすごく強め合う点とものすごく弱めあう点が交互に出てくる系とは違う。もちろん波由来の振動は出るけれども、その絶対値が小さい。※もともとの透過してくる音よりもずっと小さいけどある程度音のある点と、さらに格段に弱い点、というような振動は出る。
局在波というのは文字通り局在しているんだから、干渉の効果が出る範囲も限られた範囲内での話ということ?
入力音で共振する構造を逆位相になる位置に連続して作ったとかかな?
写真 [bu.edu]を見ればわかると思うけど、中はらせん状に仕切られた通路が作られている。この中に迷い込んだ音は、長い迂回路を通る分だけ遅れる。この迂回路をちょうど半波長分の長さにしてやれば、ここを通った音は半波長分遅れて出てきて、通らなかった音と合流した時に干渉で打ち消されるというわけ。
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これで周りを囲ったら (スコア:0)
中は自らの反射音でめっちゃうるさそう(苦笑)
そういう意味で、うるさい音の遮断には使えても静かな環境を作るのには使えない感じですかね。
Re:これで周りを囲ったら (スコア:0)
あ、GIGAZINの記事を見たら単純に反射するわけでもなさそう・・・・
どういう仕組みなんだろう?
ノイズキャンセリングっぽいいいかたをしてるけど、電力とかを使ってるわけでもなさそうだし。
Re:これで周りを囲ったら (スコア:5, 参考になる)
>あ、GIGAZINの記事を見たら単純に反射するわけでもなさそう・・・・
いや,反射です.
もともとの波とこの構造体による反射波が,通り抜け方向では打ち消すような重ね合わせになるよう設計することで,通り抜けが禁止されます.
その分のエネルギーは当然音源側に跳ね返っていきますので,反射になります.
#似たような現象は光とか電子系とかでもよくありますね.
また,波の干渉を使っているため,特定波長のみ反射します.
例えば論文での数値計算では,400 Hzは透過するけど460 Hzだと共鳴条件に合って透過しないよ,というようなものが示されています.
#微妙に(ちょうどよく)ズレた波長だと全透過になってむしろ透過率が増えたりします.
Re:これで周りを囲ったら (スコア:2)
ってことは、MRIの筒の中の激音はむしろ増大される?
#あの中でも私は寝たんだが…
Re:これで周りを囲ったら (スコア:1)
反射したら余計にうるさくなりそう。
the.ACount
Re: (スコア:0)
(素人向けの簡易的な正しくないイメージ的な説明としては)
バスレフのような物か
あれは同相にして音の増強だが、これは逆相にして打ち消すと。
Re: (スコア:0)
スピーカーの振動板の裏側は表の逆位相のはずですから、
「反転させる」という意味では同じかもしれないですね。
Re: (スコア:0)
干渉を使うなら、強めあうポイントも出てきそうなものだが。
Re: (スコア:0)
著者も書いてるようにファノ共鳴とかABリングの二つの経路での干渉みたいなもんで、
・リングをそのまま抜ける経路
と
・リングと相互作用し、位相が180度ずれて抜ける経路
の二つが重ね合わせになって干渉する。このため抜けてった先のどこかで強め合う干渉が起きるわけではない。
そのかわり、リングを通り抜けない経路(要するに反射して戻っていく経路)で強め合う反射が生じる。
(つまり、リングを抜けるはずだった成分がそのまま反射されて戻ってくるのに対応)
Re: (スコア:0)
実験装置が筒状なので、筒の軸の延長線上ではそらいつまでもきれいに干渉が整ったままだろう。
だが音というのは広がるもの。軸から離れた位置では強めあう干渉点ができてしまうんではないかい?
Re: (スコア:0)
局在状態と連続状態が混合してできる共鳴的なやつだから、単なる2波の干渉のようにものすごく強め合う点とものすごく弱めあう点が交互に出てくる系とは違う。
もちろん波由来の振動は出るけれども、その絶対値が小さい。
※もともとの透過してくる音よりもずっと小さいけどある程度音のある点と、さらに格段に弱い点、というような振動は出る。
Re: (スコア:0)
局在波というのは文字通り局在しているんだから、干渉の効果が出る範囲も限られた範囲内での話ということ?
Re: (スコア:0)
入力音で共振する構造を逆位相になる位置に連続して作ったとかかな?
Re: (スコア:0)
写真 [bu.edu]を見ればわかると思うけど、中はらせん状に仕切られた通路が作られている。
この中に迷い込んだ音は、長い迂回路を通る分だけ遅れる。この迂回路をちょうど半波長分の長さにしてやれば、
ここを通った音は半波長分遅れて出てきて、通らなかった音と合流した時に干渉で打ち消されるというわけ。