D-fighter 曰く、

　セキュリティ強化を目的としたRFID活用が世の中の注目を浴びています(今更)。 我が社も多分漏れなく、実用に向けたプロジェクトというかR&Dに乗り出しました。キッカケはこれまた多分漏れなくジャパネ○トたかたや○BBが発症させた個人情報漏洩事件であります。 　それらの事件は、内通者がお金欲しさ(?)に情報を持ち出し、業者へ横流し→2次使用されることで発覚しているのですが、我が社の場合は事情が少し違います。 　我が社の場合、膨大な個人情報を扱っている関係上、いろいろな策を施してるので大きな問題はないのと思われるのですが、レガシーなシステムがこれまた多いため、情報保存する目的の『磁気テープ』が天文学的数量となっています。システム個別担当者であっても、その内容やサブシステム毎のハンドリング数が解らない始末。某役員が京都に出張に行った際、入ったすし屋で見つけたのが「RFID」。 これだ！とばかりに社内R&Dチームに話をつなげ、早々に実現するようご下命しました。要は「内容は何であるか？どこにあるのか？今どういう状態なのか？」をデジタルで瞬時に掴めれば、盗難や紛失、行方不明などの不都合がなくなり、それらによって生じる社会的信用失墜を無くすことが出来るという話です。 もちろん、これだけの施策では全てを防ぐこととは出来ないのですが・・・(＾＾；) 　さて、R&Dチームにそれとなく進捗を聞きましたところ、あまり芳しくないよう です。ICを貼り付ける場所や距離、同時に読み込む情報等の条件によって、膨大な量を捌く時間、工数がマチマチになって、時によっては「読み込んだ情報が信用おけない」とか。あとは天文学的膨大な磁気テープにICタグをどうやって貼るの？とか。(この辺は原始的だったりするｗ) 賢明な皆様、いかがですか？